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「鮮魚は料理屋で食べるべきだ」と言ってしまうと、「鮮魚が刺身以外の家庭料理に復刻することはないのだろうか?」という寂しさと疑問も飛んでしまうほどの料理攻めで悶絶した話。

1.男鹿市北浦漁港で今日獲れ鮮魚の仕入れから

秋田県男鹿市は、北浦漁港。
比較的、おだやかな海だけあり、この時期でも多種多様な魚が水揚げされています。

カレイ

今日は、夜の宴席(少人数)用に、仲卸をしている友人に良いものを選んでもらいました。

高級魚ハタとヒラメ
締めてもらいましたが、どちらも食べごろは翌日だとか。

2.行きつけの料理店で、最高の鮮魚が最高の料理になっていく

人気店の「だいどこ大」さんに持ち込み、料理してもらいました。
ただ新鮮だから刺身にする。というのではなく、食べごろ、組み合わせを瞬時に考えて出される料理に、ただただ感服して、満腹です。

①ヒラメのお刺身、卵の黄身醤油バージョン

一見、フグかという薄造りのヒラメ

ヒラメは、獲れ立てでは、まだ身が固く味もたんぱく。一晩寝かせて、またこぶ締めにしたりすることで、独特の甘みのある刺身に適した高級魚です。

しかし、今日食べなければならないので、新しいながらのコリコリ感を大事にすることで、この薄いお刺身。

濃厚な黄身にゴマと醤油というタレに浸ける。

②サクラマスのフライに「梅干しのタルタル」

タルタルの写真ないですが、酸味のタルタルが抜群に合います。

③アマダイの素揚げ ほうれん草とバターソース

ここまでくれば、もう言葉がありません。
もし自宅だったら、この皿舐めます。

アマダイは深い味のする魚です。京都ではグジと言って高級魚です。

④ハタの湯豆腐風しゃぶしゃぶ

鍋にタレをいれた茶碗を浮かべて、豆腐とハタをいっしょに食します。

3.自作麺の旨さは、自作しないとわからない。

私が自作したのではありませんが、今日の締めは自作麺のハマグリ出汁の中華そば。

麺が美味い。

悶絶です。
ハマグリがすごい出汁をだしてますが、マスターは先に食べた魚たちの頭や骨、ザッパから出汁をとってました。
それはもう、筆舌に尽くし難い。
汁一滴も残さず完食です。

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