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レーサーにもパイロットにもお花屋さんにも成れなかったとして、ただのオジサンやオバサンになるしかないんですか?絶対違いますよね。






自分の身内や小さいコミュニティの中だけで日常を繰り返していくとどんどん思想が凝り固まっていくんですよ。



いつまでも頭の中が20歳くらいのままの人、ほんと沢山いますから。

情報を得る手段がテレビとSNSだけとか。
本も読まないから、体系化された知識を注入する機会も無い。

宣伝まみれで食べやすく柔らかく煮た情報だけがゼリーのようにどろどろと流し込まれては吐き捨てられる。

それは知識として定着することも無いから、なにかの役に立つことも無い。


昨日見たTVや動画の話題、なにかひとつでも役に立ったってことあります?メモとか記録にのこしていますか?
その時間って、あなたの糧になりました?




会話する相手が、毎日親と同僚だけとかもそうですね。

身内と話すのって楽ですよね。考えなくて良いから。
でもパターン化された会話しか行われないから自分で思考する能力もどんどん失われていくんですよ。

アウトプットって本来ものすごくエネルギィを使うはずなんです。

情報が間違って伝わらないように丁寧に考えて話さなければいけないから。
でも間違っててもお互いが修正かけるからなんだかんだ伝わっちゃうんですよ。家族だと。


それを繰り返すと、どんどん独創性も客観性も失われていくんですよ。

「あいつがこんなことを考えるはずが無い」みたいなやつ。

変化や進化を阻害する思い込み。お互いにね。
思い当たる節ありませんか?
変装した敵と恋人を見分けるとき以外にはまったく害しかないのでやめたほうがいいですよ。





いま書いたようなことの何がいけないのって反発する人もいるんですよね。

成長しなかった子供のままだから、楽しかったとか楽だって知っていることだけを繰り返したいんですよ。
新しい食べ物を噛むのは疲れるんですよ。頑張っても得られるものなんて無いって思っているんですよ。

知的好奇心が枯渇してしまって、あとはだらだらと死ぬまで楽なことだけをしていきたい人。




或る程度年齢を重ねると、かつて共に歩んだ友人達ですら今更取り返しが付かないくらい見ている世界が変わっていたりしますね。

それが新しくて心地よい場合もあれば、とても辛く悲しいこともあります。



スロットや競馬で買ったとか負けたとか、もう15年も会ってない同級生がどうなったとか、どこどこで飲んだとか、風俗行ったとか。いつの間にそんな普通のオヤジになってしまったのだろうってくらい典型的オヤジになりつつある友人。


ドラマの主演の○○クンが結婚するらしいとか、インスタでこういうのが流行ってるとかアナウンサーの○○ちゃんがお勧めしてた店が渋谷に〜とか今度娘とディズニーランドへいくとか頭の中が中学三年生のまま20年ほど経ってオバサンになってる友人。



それって、あなたがこどもの頃に憧れた大人ですか?


ヒーローにもパイロットにもミュージシャンにも看護師にもお花屋さんにも成れなかったかも知れないけれど、その成れの果てってそんなあまりにも普通のオジサンオバサンになるしかないんですか?


絶対違いますよね。



もう面倒くさくなって進化や変化を諦めただけですよね。

そんな堕落した人生だめですよ。

悲しすぎます。



新しい知識や技術を吸収しましょうよ
特別な職業についていなくたって、特別な人間にはなれますよ。


最前線にいなくたって、世界は広がっているんですよ。大丈夫ですよ。


特別な、普通のオジサン/オバサンになりましょうよ。

一緒に行きましょう。





おしまい。

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