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妄想ファンレター

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本
ファンレターを書いたら、わりと好きがついて、わりと読まれていたので、シリーズ化しちゃったシリーズ。妄想ファンレターです。
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高橋悠真の心境。

高橋悠真の心境。

こちらの続きでした。
読まなくても楽しめます多分。

メールに気がついたのは、俊彦からの着信がきっかけだった。
忙しくてもメール見てよ、ファンレターだぜ、と茶化す俊彦に適当な相槌をうち、しばらく見ていなかったパソコンのメールボックスを開いて驚いた。
幸いにも仕事の案件はなく(稀にあるので気をつけなければ！)ホッとしたものの、俊彦からの簡素なメールの他に、いくつか懐かしい名前があった。

真由美だ。

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初恋を失った日。

初恋を失った日。

はじめてのルーブルは
なんてことは　なかったわ

そう歌った人のことを教えてくれた彼はもういない。
私はその事に愕然としながら、今夜眠りにつこうとしている。

あの頃のキミははカッコ良かった。
イキがった服装に、NIKEのサインの書かれた通学帽。黒いランドセルの中身には、無印良品のアルミのペンケースが入っている。
流行りのアイドルソングには目を向けず、その指向はR&Bか洋楽だった。
それはその時の

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あなたに宛てたファンレター3

あなたに宛てたファンレター3

かつての天才ピアニストだった、悠真へ。

メジャーデビューおめでとう。
とりあえずAmazonで注文しておいたよ。
俺は相変わらずメロン農家やってるよ😛
つーか、ベース弾けるなんてしらなかったんだけどww
俺のベースより絶対いいから、ベースやってもらえばよかったよマジで。

また地元帰ってきたら遊んでね。
ピアノも弾いてね。
また。

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あなたに宛てたファンレター

あなたに宛てたファンレター

お元気ですか。
高校で一緒だった真由美(偽名)です。
ずっとあなたのことが忘れられなくて、今日はライブに来てしまいました。
相変わらず変わらないあなたを見て、なんだか安心してしまいます。

あ、大丈夫ですからね。
私はもう結婚をしていて、子どももいます。
あなたを追っかけたりはしません。
でも一度でいいから、あなたの演奏を聴いてみたかったのです。
あの頃から変わらない夢を叶えて、この田舎から飛び出

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あなたに宛てたファンレター2

あなたに宛てたファンレター2

覚えていますか？
高橋くん(仮名)と何度か同じクラスになった、田中みゆきです。
大きな舞台でみる高橋くんは、もう全くの別人で、とても驚いています。
そして、あぁこんなにも時間が経ったのだな、というのが正直な感想です。
うまく言葉にできませんが、何とも不思議な感覚ですね。

覚えていますか？
高橋くんの初めての舞台。
実は私、しっかりと見ています！
中学校の学園祭の、体育館での演奏です。
徐々にテン

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