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ディープインパクト雑記

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ハードな雑記をお求めの方はこちら。ただの主婦のくせに感性が鈍く研ぎ澄まされているため、こうなります。責任はとりません。
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#夏

俺、多分ばいきんまん。

俺、多分ばいきんまん。

昨年くらいからひょんな事でカンジダに悩まされる事になった。
ある夏の日に突然、股が痛痒くなり、拭けば血が滲むありさまで、化繊のパンツが一切履けなくなったのだ。

ああ地獄。
地獄である。
去年からわたしは、綿のパンツを履くことしか許されなくなり、しかも医者から処方された塗り薬は痒みには効果が薄く、仕方なくわたしは1日数回は股を湯で洗い、綿のパンツを履き続けた。
それを絶え間なく続けた結果、かゆみは

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どこまでも果てしなく

どこまでも果てしなく

暑いなぁと思ってた。
外はひたすらに日がジリジリとてりつけ
暑い外を
ノロノロと歩き出す。

ずっとこのままでもいいのに
そう思うほど
夏は人を怠惰にする

あの子が白球を追いかけているあいだ
私は部屋で涼んでいる
外に出ると
もう夕方なのに
うだるように暑くて
私は驚いてしまう

ずっとこのままでもいいのに。
いつまでもお休みで。
いつまでも暑いままで。

ずっとこのままでもいいのに。
みなカラ

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7月の7分間。

7月の7分間。

先月、自販機でお茶を買ったら全部凍った状態で出てきてびっくりした。
時は7月のモロ炎天下。
もう死ぬほど暑くて、私は美容院までの徒歩7分の間に熱中症になりかけていた。

やたら固いペットボトルだなと思ったのは覚えてる。蓋を開けて飲もうとすると一滴もお茶が出てこなくて、私はそこそこの音量でそこそこの力を使ってシャウトしていた。

「これ飲めないじゃん!!!」

真夏に凍ったペットボトルを自販機から放

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怠惰で怠惰で怠惰で!G。

怠惰で怠惰で怠惰で!G。

たいだ、である。
朝から朝ドラの暢子(ちむどんどん)は盛大な新喜劇だし、子どもたちはEテレを見ながらダラダラと朝食を食べている。
まあ、食べないより食べた方がいいんだけど。

この写真自体は子どもたちが出払った昼間にとっているんだけど、朝から朝飯もつくらず寝ているダメな親っぽく見えて本気でやばい。
なんとなく痩せこけて見える足もやばい。
もはや病気で寝込んでる人にも見えるが、全くそんなことはなく、

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バーゲンの攻防

バーゲンの攻防

ブーブーをぶっ飛ばして30分。私はとある子ども服バーゲン会場に行っていた。
最近はすっかり近場しか運転しなくなったので、正直30分の運転ですら疲れてくる。
以前は通勤時間が30分で、その間思い切り歌いながら運転し結構楽しくやっていたのだが、いかんせん

外気温42度と表示された場所から移動するのは、車という文明の利器をもってしても、肉体的にキツかった。

車内にエアコンガンガンかけようが、途中給油

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ハーゲンダッツとは何か。

ハーゲンダッツとは何か。

ハーゲンダッツが好きだ。
スーパーの特売をみると必ず買いたくなる程には好きなのである。これは凡人的レベルな好きか。好きすぎて狂人じみた事はないが、とにかく好きだし愛してはいるのである。

愛を語るのは難しい。
そもそも愛と恋の違いはなんなのかと、ごくごくたまーに考える。
燃え上がるほどの情熱で恋をしたのは小学生の頃で、その情熱でもやされ内部が赤くなり、なかなか冷めない炭のように約8年間も同じ人物を

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場末の病院の夏は。

場末の病院の夏は。

その医師に会うのはいつも同じ用事であった。
決して清潔感があるとは言えない、かなり古くなった病院には、その病院と同じような時の流れを感じさせる病人が、いつもそれなりにいた。

待合室には何もない。
あるにはあるのだが、20年以上前の本と、3年前の雑誌、それから古ぼけてくたびれたウサギのぬいぐるみが雑然と置かれていて、誰もそれに触れようとしなかった。
加えて、受付と看護師は感じが良いとは言えず、保険

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