Jun Yamadera

A Monk among the Priests: A Real Rebel with…

Jun Yamadera

A Monk among the Priests: A Real Rebel with a Cause, Libertarian, Living in Fukushima, Stoned Ape. Chief Chaos Officer, Eyes, JAPAN

記事一覧

"火を興す者達「金継ぎ」~失敗を成長の触媒として取り入れる~"

あなたの最大の恐怖は何ですか?失敗=敗者だと思っていませんか?日本の田舎で、素晴らしい両親からたくさんの愛情を注がれて育った私は、町一番の高校に通っていたにもか…

Jun Yamadera
1年前
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"Kintsugi, the Makers of Fire" - Embracing Failure as a Catalyst for Growth

What is your greatest fear? Do you believe that failure equate to being a loser? Hi, I’m Jun. I was raised in rural Japan by wonderful parents who gave me a lo…

Jun Yamadera
1年前

地産地消チャレンジ (福島県会津編)

はじめに 9月4日に、秋田、大阪、会津の大学生の主催している未来の食を考えるNext Gastronomia主催の地産地消チャレンジに参加しました。 地産地消チャレンジ: https://…

Jun Yamadera
2年前
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挑戦者を讃える文化を

2015年の9月1日で会津大学初めてのベンチャー企業である自分の会社Eyes, JAPANを始めて20年になった。会津大学初代学長の國井先生の「会津にシリコンバレーをつくる」とい…

Jun Yamadera
3年前
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アイデアと移動距離

「アイデアと移動距離は比例する」とはフランスの哲学者のジャック・デリダの言葉である。自分はアントレプレーナー(起業家)である。起業家とは自分自身の努力で世界の全…

Jun Yamadera
3年前
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今を生きる

「人生は短い」というが、震災以降あらためて「生きる」ということの意味を考えることが多い。2012年3月には被災者のために会津鶴ヶ城で初めてのプロジェクションマッピン…

Jun Yamadera
3年前
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天才の殺し方

皆さんは「ユニコーン」を知っているだろうか?ユニコーンとは評価額が10億ドル以上の上場前の非公開企業でシリコンバレーには50近くあるとされている。UberやAirBnBはその…

Jun Yamadera
3年前
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幸福の輝かしき葬列

1990年代当初のインターネットの創成期にたまたま会津大学の職員として働く中で、インターネットに出会いその無限の可能性を信じて26歳で起業してから20年。習うより慣れろ…

Jun Yamadera
3年前
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金継ぎの精神を世界へ

私は福島で生まれ福島で育った。ただ、とても悲しいことに自分の愛する福島は東日本大震災によってバラバラに壊れたしまったように感じる。福島第一原発事故の廃炉作業だけ…

Jun Yamadera
3年前
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4,639,118,400秒(起業して147年)

【独り言】インターネット創世記の1995年に右も左も分からずにその当時の大学生2名とEyes, JAPAN(http://www.nowhere.co.jp/)という魔法と区別がつかない優れたテクノロ…

Jun Yamadera
3年前
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Proud to be Startup. “I don't suffer from insanity, I enjoy every minute of it.” -Edgar Allan Poe

2015年の9月で自分の会社であるEyes, JAPANを始めて20年になる。そもそも2人の学生と一緒に1995年に起業した時の初代の社長(というか代表か)は自分ではなく、会津大学の…

Jun Yamadera
3年前
"火を興す者達「金継ぎ」~失敗を成長の触媒として取り入れる~"

"火を興す者達「金継ぎ」~失敗を成長の触媒として取り入れる~"

あなたの最大の恐怖は何ですか?失敗=敗者だと思っていませんか?日本の田舎で、素晴らしい両親からたくさんの愛情を注がれて育った私は、町一番の高校に通っていたにもかかわらず、兄弟の中で唯一、大学に進学しませんでした。私は典型的な夢見がちな若者で、大都会東京で遊びたいだけの甘えん坊でした。その頃から、いい大学に行って大企業に就職するという日本社会の伝統的なエリートコースを歩むのではなく、誰も通ったことの

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"Kintsugi, the Makers of Fire" - Embracing Failure as a Catalyst for Growth

"Kintsugi, the Makers of Fire" - Embracing Failure as a Catalyst for Growth

What is your greatest fear? Do you believe that failure equate to being a loser? Hi, I’m Jun. I was raised in rural Japan by wonderful parents who gave me a lot of love, and even though I went to the

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地産地消チャレンジ (福島県会津編)

地産地消チャレンジ (福島県会津編)

はじめに
9月4日に、秋田、大阪、会津の大学生の主催している未来の食を考えるNext Gastronomia主催の地産地消チャレンジに参加しました。

地産地消チャレンジ:
https://note.com/tamachan_haruna/n/n05eae393e225

今回のルールは簡単に、『一品以上自分の住んでいる都道府県でとれたものだけを使って料理を作る!』というものでしたが、ふだんあまり

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挑戦者を讃える文化を

2015年の9月1日で会津大学初めてのベンチャー企業である自分の会社Eyes, JAPANを始めて20年になった。会津大学初代学長の國井先生の「会津にシリコンバレーをつくる」といった理念のもとに、1995年に会津大学のとても優秀な学生たちと右も左もわからずに会社を設立した。
起業したての頃は一日20時間働いても半年で6万円しか手元に残らなかった。もちろんお金が無いので親の家に居候し父の事務所を勝手

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アイデアと移動距離

「アイデアと移動距離は比例する」とはフランスの哲学者のジャック・デリダの言葉である。自分はアントレプレーナー(起業家)である。起業家とは自分自身の努力で世界の全てを変えることができると信じている究極のわがままな人種だと思っている。ただ唯一自分の意思だけで自由に変えられないのは国家そのものではないだろうか?もちろん民主主義では選挙で国政は変えられるが、自分の一票だけでは変えられない。資産家が自分の金

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今を生きる

「人生は短い」というが、震災以降あらためて「生きる」ということの意味を考えることが多い。2012年3月には被災者のために会津鶴ヶ城で初めてのプロジェクションマッピングをやらせて頂き、2013年以降、アメリカのオーステインで開催される世界最大の音楽、映画、インタラクティブの祭典であるSXSWに毎年出展し、今年も福島県の支援を頂き信州大学と共同研究している「人工知能を使った唾液による癌の早期発見システ

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天才の殺し方

皆さんは「ユニコーン」を知っているだろうか?ユニコーンとは評価額が10億ドル以上の上場前の非公開企業でシリコンバレーには50近くあるとされている。UberやAirBnBはその代表でもあり、Uberは創業からたったの5年で評価額は約7.7超円だ。名前の由来は神話から来ており、ユニコーン企業は既存の業界やエスタブリシュメントとも激しくぶつかりながら、その圧倒的な破壊的イノベーションで他を圧倒して決して

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幸福の輝かしき葬列

1990年代当初のインターネットの創成期にたまたま会津大学の職員として働く中で、インターネットに出会いその無限の可能性を信じて26歳で起業してから20年。習うより慣れろで右も左もわからず、数多くの失敗を繰り返しただがむしゃらに仕事をしてきた。起業志向が強かった訳でもなく、大学にも行っていないのでMBA(経営修士)などの学位は持っておらず、もっぱら周りにはManagement of Business

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金継ぎの精神を世界へ

私は福島で生まれ福島で育った。ただ、とても悲しいことに自分の愛する福島は東日本大震災によってバラバラに壊れたしまったように感じる。福島第一原発事故の廃炉作業だけではなく、本来、日本の20年30年先の未来の課題であった少子高齢化、様々な風評被害、過疎、限界集落から消滅集落へ、コミュニティの崩壊、政府への不信などが震災により時計の針が急速に進み、明日どうすればいい?といったような状態で日々噴出している

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4,639,118,400秒(起業して147年)

【独り言】インターネット創世記の1995年に右も左も分からずにその当時の大学生2名とEyes, JAPAN(http://www.nowhere.co.jp/)という魔法と区別がつかない優れたテクノロジーを創造する会社を26歳で起業してから、あと16日、2016年9月1日に21年目を迎える。あまり昔話をするのは好きじゃないけど、ちょっと今日はセンチメンタルな気分なので書いてみる。

若い頃は田舎が

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Proud to be Startup. “I don't suffer from insanity, I enjoy every minute of it.” -Edgar Allan Poe

2015年の9月で自分の会社であるEyes, JAPANを始めて20年になる。そもそも2人の学生と一緒に1995年に起業した時の初代の社長(というか代表か)は自分ではなく、会津大学のとても優秀な第1期の学生で、自分はあくまでも優秀な彼らを助ける役だった(その後に映画”Social Network”ばりの愛憎劇があった結果、1997年に法人化した時に誰もやらないのでしょうがなく自分が社長になった)

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