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[GENOVA]新規上場目論見書まとめ~時価総額・売上推移・ビジネスモデル~

▷はじめに

2022年12月29日に株式会社GENOVAが上場しました。GENOVAは、情報の信頼性が高いwebメディアを運営するメディカルプラットフォーム事業と、医療機関現場における診療行為以外の利便性向上や効率化につながるサービスの開発及び提供を行うスマートクリニック事業を行っている企業です。

今回株式会社GENOVAの上場における目論見書の要約を、誰でも3分で読める内容でまとめていきます。

この記事は以下の方にオススメです。

・株式投資に興味がある人
・就職・転職活動している人
・ファイナンスの勉強をしている人
・上場を目指す企業に所属されている人
・企業でマーケティングを担当している人

なお、今回の要約の元資料は以下です。
・新規上場申請のための有価証券報告書はこちら
・事業計画及び成長可能性に関する事項はこちら

それではまとめていきます。

▷時価総額・調達資金・資金使途

想定価格1,760円、発行株式数2,775,800株で算出すると時価総額は約49億円。

筆者作成

今回の上場における資金使途は人件費に使われる予定。

新規株式上場時に計画している公募増資による調達資金の使途につきましては、人材確保のための採用・教育・研修費用、人員拡大に伴うオフィス移転費用に充当する予定であります。しかしながら、経営環境の急激な変化等が生 じ、その変化に柔軟に対応していくため、調達資金の使途を現時点の計画以外の使途へ変更する可能性があります。 その場合は速やかに資金使途の変更について開示を行う予定であります。
目論見書

▷株主の状況

所有株式数TOP10は以下。
平瀬代表取締役社長はTOPで8,248,400株(48.21%)。


▷ビジネスモデル

GENOVAは、メディカルプラットフォームとスマートクリニック事業2つに分かれる。

メディカルプラットフォーム事業は、患者が正しい知識や自分の症状を治癒してくれるかつ家に近い歯科・医科を見つけられるMedical DOCを運営。医療機関から記事・動画制作費用などで売上を上げている。

スマートクリニック事業は、歯科・医科の清算や問い合わせ業務を人ではなくシステムで解決する事業。


事業計画及び成長可能性に関する事項
事業計画及び成長可能性に関する事項


事業計画及び成長可能性に関する事項


事業計画及び成長可能性に関する事項

▷市場規模・TAM

GENOVAが参入している市場の規模・TAMについて目論見書では記述がなかったですが、ターゲットとしている歯科・医科診療所と現状についての記述はありました。


事業計画及び成長可能性に関する事項

▷業績

上場年の2022年の売上は48.0憶円でYoYが27.7%。3カ年サマリーを見ると、売上成長をけん引しているのはメインの事業であるメディカルプラットフォーム事業。22年の売上YoYは60%。23年も引き続き成長する見込み。

なお、以下にまとめている業績の実績/見込みのサマリーは目論見書・ 事業計画及び成長可能性に関する事項より筆者が作成したものです。

売上・売上総利益・営業利益・経常利益


筆者作成

売上総利益率・営業利益率・経常利益率

筆者作成

売上YoY

筆者作成
事業計画及び成長可能性に関する事項

▷さいごに

以上、いかがでしたでしょうか?
今回はnoteについて記載しましたが、以降は2023年に上場した企業及び2022年に上場した企業の要約noteを作成していきます。

そして、みなさんにお願いです...!!!

企業のファイナンスの分析が得意なかたや、まとめがうまい記事を教えてください!

目論見書の要約だけでなく、分析に磨きをかけていきたいと思っておりファイナンス分析に長けている方から学んでいきたいと思っております。。

その他にも、まとめてほしい企業やまとめの観点など、リクエストあればぜひコメントください!


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