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1年前の僕へ。

ちょうど1年前、休職中の2020年12月5日。
初めての日記には、「1年後の僕は幸せですか?」との問いかけが。
不安で押しつぶされそうになっていた1年前の自分に、そしていつも支えてくださっているnoteの皆様に、本日はご報告があります。
かなり長くなりますが、お付き合い頂けましたらとても嬉しいです。

ご報告

昨日、2021年12月4日。
私は学生時代からお付き合いしている方にプロポーズを致しました。
お恥ずかしながら、花束とお手紙を手に、「結婚してください」とお伝えしたところ、彼女に「よろしくお願いします」と言っていただきました。
晴れて、正式に婚約ということになりました。

この場にて、いつも支えて下さる家族、友人、noteの皆様に深く御礼を申し上げます。
皆様のご支援があっての今の私でございます。
いつも、ありがとうございます。

このご報告が、1年前、真っ暗などん底に居た私自身への最高の返事になると思います。

「未来はその手の中にある」

今日はこのことを、過去の自分に宛てる形で書いてみたいと思います。

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1年前の僕へ。

お疲れ様。
あなたは今、暗い闘いの最中かと思います。
よく頑張っているね。
あなたがその後歩むことになる1年は、とても濃く、意義深いものになります。

振り返ってみると、思いもよらない出来事ばかり。
嬉しかったり辛かったり。
その一つ一つが、大きく心を揺さぶったりもしたけれど、なんだかんだと元気に生きてます。

1年前の、一寸先も見えない感覚は今も覚えています。
調子は上向くのか?
復職できるのか?
そもそも今の職場に戻るのか?
え、転職?
収入は?
これはいつまで続くのか?

ネガティブな思考が頭をグルグル回遊して、いくつもの難題が同時に突きつけられるような感覚。
もう全て投げ出したい。
そんな日々でした。

家族や友人、そして彼女の懸命な支えがあって、そして、あなた本来の素晴らしい回復力があって、状況は少しずつ良くなります。
決して劇的で素早いものでは無いけれど、ゆっくりと着実に、色んなものを吸収しながら。

紆余曲折あって、結局は元の職場に復職することを決めました。
しかし、復職後わずか2日で、心を病んだ部署と何も変わらない状況に絶望することになります。

そこであなたは、逃げなかった。

自分の口で「異動させてください」と交渉し、自分の足で上司や人事部に掛け合いました。
この時も先は全く見えなかったけれど、ただがむしゃらに、現状を打破しようと闘った。

その結果勝ち取ったのは、仕事内容も人間関係も良好な今の部署への異動。
会社の配慮や同僚の気遣い、上司の計らいなど周囲に非常に助けて頂いたけど、最後は自分で切り開いた。
本当によく闘いましたね。

なれない仕事を少しずつ覚えて、焦らず慌てず自分のペースで歩いていく日々。
いつの間にかnoteの毎日更新は210日を越え、多くの方との交流が日々を彩ってくれます。
復職後初の挑戦は、PRプランナーという資格取得。頑張って勉強して、無事1次試験に合格します。

一方、東京オリンピックが始まった頃くらいから、じいちゃんの状態が一気に悪くなって、行方不明になったじいちゃんを探しに深夜、タクシーに飛び乗ったりもしました。
そんなじいちゃんは今、病院に入院しています。

そんな、良いことも悪いこともあった1年。
その締めくくりに、彼女にプロポーズすることを決意します。
結果は、ご報告の通り。
最高の一日になりますよ。

長くなったけど、あなたは今は苦しいと思います。
経験したから分かります、「生きる意味を見失う」辛さは。

今だから言えることは、
「未来はその手の中にある」
ということ。

下を向いてもいいし、諦めたっていい。
一日中ベッドから出られない日も続きます。
それでいい。
ただ一つだけ、自分を信じてほしい。

あなたには素晴らしい味方が沢山いる。
みなさん、惜しみない愛を注いでくれます。
そして、あなたは強い。
数々の挫折を乗り越えてきたあなたなら、きっと立ち直れる。
自分を信じてさえいれば、時間はかかるけど、状況は少しずつ良くなりますよ。

1年後の私は、幸せですよ。

ゆっくりと、自分のペースで歩いてきてくださいね。

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終わりに

本日の記事は、自分の中で一生読み返す価値のあるものにしようと、普段以上に時間をかけて推敲しました。

過去の自分へのエールと、未来の自分への希望を伝えたくて。

あくまで自分に向けた、自分本位の記事ではありますが、もしかしたら、どこかの誰かの何かに届くかもしれない。
そうなれば、望外の喜びです。

人生は本当に色々あるけれど、山頂も谷底も見えるけど、
生きてさえいれば、未来はその手の中にある。
焦らずに、慌てずに、自分のペースで、ボチボチ歩んで行ければいいのです。

私はこれからも、皆様への感謝を忘れずに、自分を信じて、伴侶と共に、人生を歩んでいきたいと思います。

長くなりましたが、ここまでお付き合い下さいましてありがとうございました!
どうか暖かくして、ゆったりとお過ごしくださいませ。
それでは、ごきげんよう。

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