永松ひさこ

ジストニア患者さんに向けて、客観視の大切さを伝える活動をしています。 眼瞼けいれんから…

永松ひさこ

ジストニア患者さんに向けて、客観視の大切さを伝える活動をしています。 眼瞼けいれんから全身性ジストニアへと進行した私の症状。 しかし、回復し始めたのは、自分や病気を客観視するようになってから。 客観視も一つの治療法である。 そう広く受け入れてもらえるよう、発信をつづけていきます!

記事一覧

自分と向き合いたくても、できない気持ちがわかるから

私の眼瞼けいれんは、2006年の年末から始まりました。でもこの年を振り返ると、結構色々なところに遊びに行っていたようです。 3月 湯河原 4月 野球観戦 5月 USJ 8月 旅行…

永松ひさこ
2週間前
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笑顔を作るのが苦手なのは、身体に問題があったから

写真は2006年当時の私。社会人3年目。一緒に写る友だちと比べると、上体や首を傾けてポーズを取っているような。でも、まだジストニアは出ていません。と言っても、この年…

永松ひさこ
2週間前
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私のライフワークは、病気の経験を活かして人生と社会を豊かにすること

数年前、いよいよ体調が上向き始めた時、翻訳の仕事をしようと思い立ちました。だけど、心の電池が切れてしまいました。 ●働きたいのにストレスに負けてしまう 実を言う…

永松ひさこ
3週間前
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私が心の内を話せるようになったのは

私はジストニアになる前も、なってからも、心の内を人に話すことはほとんどなかったように思います。 ジストニアについては話せました。それに伴う悩みごとや困りごとも話…

永松ひさこ
3週間前
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焦点を当てるのはすべての経験〜今も過去も、心も身体も

●誰の役に立ちたい? これから社会に出て活動するなら、 まずは過去の自分に役立つ存在になりたい。 そこは最初からブレない考えでした。 じゃあ、どんな人がいたら …

永松ひさこ
4週間前
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ジストニア経験者として、全身を見る大切さを伝えたい

ジストニアが回復してきて、 その経験を今後に活かそうと思っています。 でも、病院探しのコツ。 生活習慣を見直すコツ。 症状を客観視するコツ。 そういうことは 目に見…

永松ひさこ
1か月前
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自分と向き合いたくても、できない気持ちがわかるから

自分と向き合いたくても、できない気持ちがわかるから

私の眼瞼けいれんは、2006年の年末から始まりました。でもこの年を振り返ると、結構色々なところに遊びに行っていたようです。

3月 湯河原
4月 野球観戦
5月 USJ
8月 旅行
9月 野球観戦
10月 サッカー観戦
11月 ズーラシア、旅行

この年の3月に転職したことが大きかったと思います。

退職の理由は、いつも体調不良

それまで勤めていた会社は、2社とも遅くまで残業があったんです。どち

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笑顔を作るのが苦手なのは、身体に問題があったから

笑顔を作るのが苦手なのは、身体に問題があったから

写真は2006年当時の私。社会人3年目。一緒に写る友だちと比べると、上体や首を傾けてポーズを取っているような。でも、まだジストニアは出ていません。と言っても、この年の年末から眼瞼けいれんが出始めるのですが。

笑顔って大変

私は昔から、笑顔を作るのが苦手でした。なんとなく、顔がゴムのように硬くて、自然な表情が作りづらかった。笑うためには全身に力を入れる必要があって、学校帰りはいつも疲れていました

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私のライフワークは、病気の経験を活かして人生と社会を豊かにすること

私のライフワークは、病気の経験を活かして人生と社会を豊かにすること

数年前、いよいよ体調が上向き始めた時、翻訳の仕事をしようと思い立ちました。だけど、心の電池が切れてしまいました。

●働きたいのにストレスに負けてしまう

実を言うと、働いていて心の電池が切れる経験をしたのは、これが初めてではないんです。ジストニアになる前から、そうだった。

新卒から発病するまでの2〜3年の間に、3つの会社を渡っています。いずれもストレスが原因で退職しました。

働くことへの興味

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私が心の内を話せるようになったのは

私が心の内を話せるようになったのは

私はジストニアになる前も、なってからも、心の内を人に話すことはほとんどなかったように思います。

ジストニアについては話せました。それに伴う悩みごとや困りごとも話せました。

でも、心の奥を明かすことはしませんでした。

なぜ話さなかったのだろう。

●幼い頃からの気持ち

私は幼い頃から、何となくいつも不安を覚えていました。不安と感じるか感じないかの、本当に居心地の悪い不安。何か変という感じです

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焦点を当てるのはすべての経験〜今も過去も、心も身体も

焦点を当てるのはすべての経験〜今も過去も、心も身体も



●誰の役に立ちたい?

これから社会に出て活動するなら、
まずは過去の自分に役立つ存在になりたい。

そこは最初からブレない考えでした。

じゃあ、どんな人がいたら
過去の私は救われただろう?

日記に、
いろいろな職業を挙げてみました。

カウンセラー? 違う
医者? 違う
コーチ? 違う
メンター? 違う
心と体を診てくれる人?
そう…かもしれない。

でも、もっと
こんな人!
と、ぴたっ

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ジストニア経験者として、全身を見る大切さを伝えたい

ジストニア経験者として、全身を見る大切さを伝えたい

ジストニアが回復してきて、
その経験を今後に活かそうと思っています。

でも、病院探しのコツ。
生活習慣を見直すコツ。
症状を客観視するコツ。

そういうことは
目に見える部分のアドバイス。

いわば、表面的。

それも大事だけど、
それだけではジストニアに太刀打ちできないと思っています。

目に見えない心の部分こそ大事。

見える問題と見えない問題の
繋がりが、私にとって
とても大事なテーマなの

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