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『育成年代の選手、指導者の自立的な活動をサポートするnote』スポーツ科学/スポーツ心…

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『育成年代の選手、指導者の自立的な活動をサポートするnote』スポーツ科学/スポーツ心理学/スポーツ哲学/ジャンルは問わず、心技体への複合的なアプローチ/トレーニングの基本原理を重視/走り込みは無意味/サッカーに特異的な指導論

マガジン

  • 【全編無料】0から始めるメンタルトレーニング

    メンタルトレーニングの概要から、実際の方法まで。

記事一覧

0から始める「メンタルトレーニング」⑧サイキングアップについて

前回のnoteでは「セルフモニタリング」の方法を紹介した。 ↓前回の記事↓ 今回は、リラクセーション技法と対となって、緊張をコントロールする重要なメンタルトレーニン…

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4年前
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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑦

前回のnoteでは、リラクセーション技法における「腹式呼吸」を紹介した。 ↓前回の記事↓ 今回は、リラクセーション技法のみならず、全てのメンタルトレーニングにおいて…

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4年前
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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑥

前回のnoteでは、「逆U字仮説」と、認知的不安について、「カタストロフィ・モデル」や「ヒステリシス現象」について紹介した。 ↓前回の記事↓ 今回は、実際の「リラク…

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4年前
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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑤

前回のnoteでは、「あがり」に対処するメンタルトレーニング「リラクセーション技法」と「サイキングアップ」を紹介し、それに併せて「逆U字仮説」についても簡単に触れた…

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4年前
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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」④

前回の記事では、アスリートが個人的にメンタルトレーニングを行う際に重要となる二つのことについて学んだ。とくに、「自己客観視(セルフモニタリング)」については、メ…

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4年前
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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」③

前回のnoteでは、フィードバックを中心としたメンタルトレーニングの概要と実施方法について学んだ。 ↓前回の記事↓ 今回は、アスリート個人がメンタルトレーニングを実…

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4年前
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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」②

前回のnoteでは、「メンタルトレーニングとは何か」について学んだ。 ↓前回の記事↓ 今回は、もう少し踏み込んだメンタルトレーニングの概要、実施方法を紹介する。 メ…

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4年前
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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」①

はじめに 今では聞きなじみのある「メンタルトレーニング」という言葉だが、実際にどのような手順・方法で行われるのか、またその効果というのは不透明で、中には「なんだ…

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4年前
3

【スグわかる!】「体力」とは何か?人間には2種類の体力がある―…

このnoteを読むと・・・ ・体力の概要がわかる。 ・持久力の概要がわかる。 ・トレーニング観が養われる。 ・トレーニング原則と体力の関係性がわかる。 ・体力向上を目的…

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4年前
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形骸化した学校教育「生への倦怠」

まえがき 40000字を超える本記事だが、内容にそぐわない水増しは一切行っていない。 本記事をすべてのスポーツ指導者が読み、道徳的諸観念及び教育学の領域に思索を巡ら…

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4年前
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「目標設定5原則」で、全ての挫折を回避する。

このnoteを読むと・・・ ・目標設定の意義がわかる。 ・原理原則の重要性がわかる。 ・目標設定技法の手順がわかる。 ・チームの「方向づけ」が出来る。 ・モチベーション…

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4年前
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【150部突破】「7つのトレーニング原則」で、全ての近代的スパルタ指導を破壊できる。

このnoteを読むと・・・ ・「サッカーの競技性理解」を促す。 ・「競技者の自立的な行動」を促す。 ・「原理原則」の重要性がわかる。 ・「トレーニング」とは何かわかる…

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5年前
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0から始める「メンタルトレーニング」⑧サイキングアップについて

0から始める「メンタルトレーニング」⑧サイキングアップについて

前回のnoteでは「セルフモニタリング」の方法を紹介した。

↓前回の記事↓

今回は、リラクセーション技法と対となって、緊張をコントロールする重要なメンタルトレーニングの方法「サイキングアップ」についてである。

サイキングアップ
サイキングアップとは、リラクセーション技法と対になる「緊張を高める」メンタルトレーニングの技法である。ここまでのnoteで再三述べてきたように、ここでいう緊張とは、大

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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑦

【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑦

前回のnoteでは、リラクセーション技法における「腹式呼吸」を紹介した。

↓前回の記事↓

今回は、リラクセーション技法のみならず、全てのメンタルトレーニングにおいて重要な要素の1つ「セルフモニタリング(自己客観視)」についてである。

セルフモニタリングの重要性は、再三このnoteのシリーズで述べてきたが、本noteでは、その具体的な方法を紹介する。

まずは、復習がてらセルフモニタリングとは

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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑥

【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑥

前回のnoteでは、「逆U字仮説」と、認知的不安について、「カタストロフィ・モデル」や「ヒステリシス現象」について紹介した。

↓前回の記事↓

今回は、実際の「リラクセーション技法」のメンタルトレーニング内容を紹介する。

リラクセーション技法には、「腹式呼吸」や「自律訓練法」「筋弛緩法」など様々なものがあるが、本noteでは「腹式呼吸」を紹介する。サイキングアップなど、それ以外のメンタルトレー

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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑤

【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」⑤

前回のnoteでは、「あがり」に対処するメンタルトレーニング「リラクセーション技法」と「サイキングアップ」を紹介し、それに併せて「逆U字仮説」についても簡単に触れた。

↓前回の記事↓

今回は、より踏み込んだ心理状態とパフォーマンスの関係性について考える。

メンタルトレーニングの実施に際した心理状態の基本的な概要については、前回紹介した「逆U字仮説」の知識で十分とも考えられるため、より深い包括

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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」④

【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」④

前回の記事では、アスリートが個人的にメンタルトレーニングを行う際に重要となる二つのことについて学んだ。とくに、「自己客観視(セルフモニタリング)」については、メンタルトレーニングを学ぶ上で頻出の語彙になるので、イマイチその概要をつかめていない場合は、適宜前回の記事を見直しながら、読み進めてほしい。

↓前回の記事↓

では、いよいよ実践的な内容に移る。紹介するメンタルトレーニングは「リラクセーショ

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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」③

【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」③

前回のnoteでは、フィードバックを中心としたメンタルトレーニングの概要と実施方法について学んだ。

↓前回の記事↓

今回は、アスリート個人がメンタルトレーニングを実施する際に、特に意識したい2点

・メンタルトレーニングの引き出しを増やすこと
・自己客観視(セルフモニタリング)の精度を高めること

について、考えていく。

メンタルトレーニングの引き出しを増やすこと、すなわち実施可能なメンタル

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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」②

【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」②

前回のnoteでは、「メンタルトレーニングとは何か」について学んだ。

↓前回の記事↓

今回は、もう少し踏み込んだメンタルトレーニングの概要、実施方法を紹介する。

メンタルトレーニングの概要
通常、メンタルトレーニングは「指導士」とアスリートの関係性の中で「教育的な」アプローチとして用いられる。トレーニングのフィードバックは、指導士が客観性をもって記録していくことが望ましいが、本noteではア

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【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」①

【自粛をチャンスに】0から始める「メンタルトレーニング」①

はじめに
今では聞きなじみのある「メンタルトレーニング」という言葉だが、実際にどのような手順・方法で行われるのか、またその効果というのは不透明で、中には「なんだか胡散臭い」という印象を抱く人もいるのではないだろうか。

それもそのはず、「メンタル」すなわち「心」というのは、実体を持たず、決して目に見えるような代物ではない(直接的には)。そのような観念的なものについて、それを鍛えようなんていうのは、

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【スグわかる!】「体力」とは何か?人間には2種類の体力がある―…

【スグわかる!】「体力」とは何か?人間には2種類の体力がある―…

このnoteを読むと・・・

・体力の概要がわかる。
・持久力の概要がわかる。
・トレーニング観が養われる。
・トレーニング原則と体力の関係性がわかる。
・体力向上を目的とする走り込みの非効率性がわかる。

まえがき
人間には、2種類の体力があるー

それは、「身体的要素」と「精神的要素」にわけられます。

既にこの図をご存知で、それぞれの要素について理解されている方は、本記事を読む必要はありませ

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形骸化した学校教育「生への倦怠」

形骸化した学校教育「生への倦怠」

まえがき

40000字を超える本記事だが、内容にそぐわない水増しは一切行っていない。

本記事をすべてのスポーツ指導者が読み、道徳的諸観念及び教育学の領域に思索を巡らせれば、それは荒廃しきった日本のスポーツ界・教育界の改革となり得る。

スポーツ指導者が教育者としての側面を持つ以上、「教育学」を学ぶことは、大変意義深いことである。特に、育成年代(ここでは便宜上育成年代という語彙を使用するが)を指

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「目標設定5原則」で、全ての挫折を回避する。

「目標設定5原則」で、全ての挫折を回避する。

このnoteを読むと・・・
・目標設定の意義がわかる。
・原理原則の重要性がわかる。
・目標設定技法の手順がわかる。
・チームの「方向づけ」が出来る。
・モチベーションの上げ方がわかる。
・一生涯使える目標設定の知識が身につく。
・勝利至上主義に対しての、抑止力になるかもしれない。
・「動機づけ」や「メンタルトレーニング」についての基礎知識が身につく。

このnoteの概要
・有料※
・約1500

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【150部突破】「7つのトレーニング原則」で、全ての近代的スパルタ指導を破壊できる。

【150部突破】「7つのトレーニング原則」で、全ての近代的スパルタ指導を破壊できる。

このnoteを読むと・・・

・「サッカーの競技性理解」を促す。
・「競技者の自立的な行動」を促す。
・「原理原則」の重要性がわかる。
・「トレーニング」とは何かわかる。
・「走り込み」などの非効率性がわかる。
・「7つのトレーニング原理原則」がわかる。
・「スポーツパフォーマンス」とは何かわかる。
・巷の様々なトレーニングの中から、取捨選択ができるようになる。

このnoteの概要

・途中まで

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