記事一覧
ジロリンタン備忘録220723
ギャンブラーが多すぎない?
やあ、お久しぶり!
きょうは何の日か知ってるかい?
残念でした。画像にある『ギャンブラーが多すぎる』の発売日ではないよ。
この近刊については、後でイヤほど説明しよう。
きょうはね、レイモンド・チャンドラーの134回目の誕生日なんだ。つまり、1888年7月23日生まれなのね。シカゴ生まれだったかな? だから、このnoteにやっと書く気力が出てきたわけだ。ありがと
ジロリンタン備忘録220330
オスカーと言っても、ワイルドのことじゃないよ
ごめん、ごめん。自分の野暮用で忙しくて、2週間ほど備忘録を書かなかったね。ただ今、書斎の大整理をしているので、面白いネタがないのだが、この17年ほど書斎の整理をしていないので、興味深い書籍が見つかっている。まるで、本のジャングルの奥地に分け入るような感じだ。
サイン本も思った以上にあるので、落ち着いたら、ネットで売ろうと考えている。エルモア・レナ
ジロリンタン備忘録220314
リーチャーって本当に正義のアウトローなの?
春になりましたな。でも、暦の上ではもう春だけど、ニューヨークでは昨日(12日の午後かな?)雪が降ったんだって、ニューヨーク/ニュージャージーのラジオ局WBGOのニュースで報じていた。
春に相応しい曲は何かなと考えると、一番先にペギー・リーの『春はまた来る』There'll Be Another Spring だろう。おれが1ヶ月ほど前に電子書籍で出
ジロリンタン備忘録220302
おのおのがた、再就職活動でござる
ドナルド・E・ウェストレイクの新作 Call Me a Cab については、先週お知らせしたね。その新作について検索しているときに、『斧』の映画がアマゾンのプライム・ヴィデオでストリームしていることに気がついた。
フランスで2004年か2005年に公開された『斧』(文春文庫絶版、2001年刊)のフランス映画版で、タイトルは Le Couperet (肉切り包
ジロリンタン備忘録220222
タクシーを呼んでちょうだい
2月22日は、ニャンニャンニャンと読めるから、猫の日らしい。
これから書くことは、猫とはニャンとも関係ない。amazon.comなどで調べてもらったらわかるが、ドナルド・ E・ウェストレイクの最後の未刊行小説とされる Call Me a Cab が Hard Case Crime から公式に刊行される日なのだ。
直訳では、「わたしにタクシーを呼んでちょうだい」と
ジロリンタン備忘録220214
早く殺される奴ほど早く死ぬ
なんてふざけたタイトルなんだ!
英語タイトルは The Sooner You Get Killed, the Sooner You Die というのを和訳しただけだ。この英語タイトルを先に思いついたから、責任はおれにあるんだけどね。
ニューヨークの私立探偵ジョー・ヴェニスものの新作短編で、2021年の夏にかいた。時代設定は2020年春で、この疫病感染が拡大し始め
ジロリンタン備忘録220207
中田耕治さんってどんな人?
やあ、なんとか2月になったね。2月というのは平年でも不景気な月なのに、この疫病のせいでさらに不景気になりやがる。
ちょっとマシなのは、リー・チャイルド著『キリング・フロアー』(講談社文庫、新装版あり)原作の「ジャック・リーチャー/正義のアウトロー」の映像版が2月4日からアマゾン・プァイムで始まったことぐらいかな。
そのほか、2月4日にはある芥川賞作家が54歳がタ
ジロリンタン備忘録220124
エドガー賞候補作が発表されたけど……
タイトルの話をする前に、1月23日にNHK-BSで観た『刑事コロンボ』で、ヴェラ・マイルズ扮する化粧品会社の社長が、「どくずたにかぶれた」とか何とか言ったのだが、「どくずた」って何なのかと考えていると、「毒づた」だとわかった。「す」に点々じゃなくて、「つ」に点々のほうだ。日本語の発音ではいちおう一緒とされているけど、英語では違うんだよね。「ず」は摩擦音(z
ジロリンタン備忘録220117
ロン・グーラートの邦訳書を捜して
日本時間の1月13日にアメリカの Crippen & Landru 出版社のジェフリー・マークスからメールが来て、明日(アメリカでは1月13日)はロン・グーラートの89歳の誕生日なので、みんなで祝いましょうと提案していた。その2日後、同じくマークスからのメールを読むと、グーラートが14日に亡くなったと訃報を伝えてきた。89歳の誕生日の一日後に亡くなったわけだ。
ジロリンタン備忘録220110
虎の色は黄色ではなく・・・
NHKの『ダーウィンが来た!』を観ていたら、虎の色は黄色ではなく、オレンジ色なんだって。黄色は明るすぎて、獲物の鹿にすぐ見つかるらしい。濃いオレンジ色なら、葉っぱの緑と同じ暗さなので、獲物に見つからないのだ。そうそう、獲物は色が区別できなくて、モノクロで見えるからなのだ。ちょうど、フットボールのシンシナティー・ベンガルズの色だ。
今年のタイガーのスケッチはあまりう
ジロリンタン備忘録220102
明けましておめでたい人もいる一方で……
年が明けると、そこは2022年の世界だった。新種のオミクロン株の感染拡大のせいで、疫病はまだ収束していない。
ニューヨークのタイムズ・スクウェアでの大晦日ボールドロップを見物に来た人たちのほとんどがマスクをつけていない。ロンドンの街を歩いている人たちのほとんどがマスクをつけていない。これでは、ウイルス新株が感染するのも無理はない。半年前は、ワクチンを2
ジロリンタン備忘録211226
メリー・クリスマスはもう終わったのかな?
いや、西洋ではクリスマスは12日続くらしいよ。ということは、1月6日のエピファニー(公現祭、顕現日って何のこっちゃ?)まで続いて、それからクリスマス・トリーやクリスマスの飾り物を仕舞うらしい。だから、日本の正月と重なる日があるんだよね。
これは2021年最後の書き込みになるので、真面目に書くように努めるよ。今年の7月下旬に始めた note の書き込み
ジロリンタン備忘録211219
甲子園ボウルを今年もテレビで観戦!
今年の甲子園ボウルは、西日本代表校の関西(かんせい)学院大学ファイターズと東日本代表校の法政大学オレンジ(かつてのトマホークスがアメリカインディアンに関係するニックネームだったのでオレンジに変えたらしい)。が対戦した。
先に結果を言うと、47対7で関学が大勝した。大差がついたが、法政は点数を反映するほど弱いチームではない。こんな時勢に関東から関係者を含め
ジロリンタン備忘録211213
コンセプチュアル・アートって何?
きのうの12月12日は何を書こうと考えていたけど、フランク・シナトラの誕生日の話をしたら長くなるし、12月13日にロス・マクドナルドの誕生日の話をしても長くなる。12日の夜にNHK総合の<日曜美術館>(俗に「ニチビ」と呼ばれている)を観ていたら、富山生まれの篁 牛人(たかむら・ぎゅうじん)の作品展の情報を知られていた。落語には「抜け雀」など放浪画家のネタが多い
ジロリンタン備忘録211206
『シーラ号の謎』の画像がどうして今頃話題になるの?
うん、どうして話題になるのかなあ? 最近、この映画に関係した人が亡くなったのかなあ? ……とここまで書くと、わかったかな? 最近亡くなった作家は、『青鉛筆の女』(創元推理文庫)のゴードン・マカルパイン(マッキャルパインのほうが英語発音に近いかな?)(11月29日没、62歳)とか、『手負いの森』(早川文庫)や『憤怒』(新潮文庫)のG・M・フォー