じゅんり

法政大学 長岡ゼミ

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記事一覧

用意しない

場をつくるとき、目的やらはあるけど、絶対に自分の好きな場をつくりたい。自分がとりつくろうことなく、そこにいるみんなが素でいられる場がいい。では素でいられるには..…

じゅんり
1年前
4

ここで主体的になって何が楽しい?

「実は主体性を発揮してほしいと思うことは、こちらのナラティブの中で都合よく能動的に動いてほしいと要求していることがほとんどです。」(p.124 l.13)受動的でいるより、…

じゅんり
1年前
7

対面かオンライン、どっちにしよう?

私は今年の春から1年生の「組織論入門」の授業アシスタントを行っていた。ハイフレックス形式(全14回のうち対面7回)で授業を展開していたのだが、対面の日に教室に来た…

じゅんり
1年前
5

ミュージカルを題材にワークショップを創る

音楽座ミュージカルの作品(SUNDAY)を題材として、学びの企画をつくるワークショップに参加した日のこと。考える内容は、オリジナリティと再現性のある半日〜1日の学習(研修…

じゅんり
1年前
9

損してる?

授業で女性活躍について扱った。その中で、女性を優遇することに対して、男性社員の一部が「女性の優遇や男女差を考慮した働き方に対する動きをマイナスに捉えている」とい…

じゅんり
1年前
5

相手の記憶にとどまりたいという欲

5月初め、バイト先のオーナー(60代の男性、じいじのような関係性)と休憩中に他愛のない雑談をいつものようにしていた。「僕は人間の社会的な欲の1番は、歴史に名を残すこと…

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1年前
8

新たな選択肢

ゼミと就活でばたばたしていたとき あぁ、今の自分が1番やらなきゃいけないこと、ってなんだろう? と冷静に考えたら 就活だ となった 就活に集中できなくなった時期と…

じゅんり
2年前
9

本をきっかけに。[F&N vol.20 no.6]

1月26日の19時ごろ、西国分寺駅に着いた。いつも出掛けるときは日中が多いから、外が薄暗い中、喫茶店に行くのは不思議な感覚だ。外観はこんな感じ。(もっと引きで撮ればよ…

じゅんり
2年前
6

unhappyなことでも、逃げずに向き合いたい

マイノリティの人は、マジョリティの人より生きにくい。だから、マイノリティの人を守る制度があったりする。 アファーマティブアクションの事例のひとつで、大学入試の合…

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2年前
7

美術館に行ってきました。

美術館の雰囲気久しく美術館に行っていなかった。静かな雰囲気と暖房のもあもあとした熱さに息がしずらかった。展示品をじっくりと見るのに、思った以上にエネルギーを使っ…

じゅんり
2年前
5

テーマに精通した人と素人。両者にとって居心地のよい場にしたい

自分の知らない場所に、足を踏み入れるとき、新しいことを知れる楽しみももちろんあるけど、でもやっぱりなんか不安だ。その場にいる人は、あるテーマについて熟知している…

じゅんり
2年前
11

惹かれる空間

私が最も印象に残った写真がこれだった。日比谷ミッドタウンB1階にあるフードコーナー。 よくあるショッピングモールのフードコーナーとはどこかが違っている。レストラン…

じゅんり
2年前
3

このためらいはマイナスなことではない

意見・アイデアを共有するときに、ためらうことって、ありませんか?ここでいう意見・アイデアを共有する場面は、友達同士のラフな会話ではなく、ゼミや複数人の前、会社な…

じゅんり
2年前
4

ながとも[F&N vol.19 no.6]

今回のF&Nでは、ながともを紹介したいと思います。私と同じタイミングで長岡ゼミに入った彼。対面で初めて会ったのは9月だけれど、授業のTwitterでやりとりをしたことがあ…

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2年前

新しさにわくわく。

9月。変化があった。 「長岡ゼミに入れた!!」 2年時にゼミ選考で落ち、私はゼミにも入れない人間なのかと落ち込んでいた。そんな中、長岡先生の授業を受けて、ワクワクし…

じゅんり
2年前
3
用意しない

用意しない

場をつくるとき、目的やらはあるけど、絶対に自分の好きな場をつくりたい。自分がとりつくろうことなく、そこにいるみんなが素でいられる場がいい。では素でいられるには...?私は用意をしすぎないこと、用意することを相手に求めないことが重要だと思う。用意=上手くやるための準備をすると、本当にやりたいこと・伝えたいことから逸れて、取り繕うきっかけをつくってしまうのではないのだろうか。用意していないものを出すこ

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ここで主体的になって何が楽しい?

ここで主体的になって何が楽しい?

「実は主体性を発揮してほしいと思うことは、こちらのナラティブの中で都合よく能動的に動いてほしいと要求していることがほとんどです。」(p.124 l.13)受動的でいるより、主体的でいるほうが圧倒的に楽しいはず。だが、「もっと主体的になろう!」と言われるとどこかがムズムズするのは、こういうことだったのか。”ここで主体的になって何が楽しいのだろう”と、心のどこかで感じていたのかもしれない。それは「もっ

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対面かオンライン、どっちにしよう?

対面かオンライン、どっちにしよう?

私は今年の春から1年生の「組織論入門」の授業アシスタントを行っていた。ハイフレックス形式(全14回のうち対面7回)で授業を展開していたのだが、対面の日に教室に来た学生は、全受講者のうち5%程が平均であった。私は3割ほどの学生は教室に来るのではないか?と期待していたが、想像より少なく、単純に授業の意欲が低いのかなと思ってしまった。だが最終回の授業アンケートの回答をみると、「選択肢(対面orオンライン

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ミュージカルを題材にワークショップを創る

ミュージカルを題材にワークショップを創る

音楽座ミュージカルの作品(SUNDAY)を題材として、学びの企画をつくるワークショップに参加した日のこと。考える内容は、オリジナリティと再現性のある半日〜1日の学習(研修)のワークショップ。各班の発表には、作品の視聴とその意見共有、切り取ったシーンをリメイクして演じる、シーンの要素を残しつつ、自分で考えたセリフを他者が言う(自分の想いを他人に演じてもらう)、振り返りを歌詞にして即興で歌うなどが出た

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損してる?

損してる?

授業で女性活躍について扱った。その中で、女性を優遇することに対して、男性社員の一部が「女性の優遇や男女差を考慮した働き方に対する動きをマイナスに捉えている」という現状を知った。男女差よりも、個人のパフォーマンスを上げるほうが企業にとって生産性・効率性向上のためによいのではないか?という意見だ。私は女性であるが、この意見に同意であった。
だが、今までの女性の社会的地位が男性に比べて低い中で、その地位

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相手の記憶にとどまりたいという欲

相手の記憶にとどまりたいという欲

5月初め、バイト先のオーナー(60代の男性、じいじのような関係性)と休憩中に他愛のない雑談をいつものようにしていた。「僕は人間の社会的な欲の1番は、歴史に名を残すことだと思う。」とオーナーが言った。オーナーが学生時代に教授に「最終的に目指すものは?」と聞いたときに「歴史に名を残すことかな」と答えたというエピソードがあった。それと政治家が在任期間が歴代で1番長いという歴史を残したり、自分の名前を含ん

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新たな選択肢

新たな選択肢

ゼミと就活でばたばたしていたとき
あぁ、今の自分が1番やらなきゃいけないこと、ってなんだろう?
と冷静に考えたら 就活だ となった
就活に集中できなくなった時期とゼミでのモヤモヤが重なり…、「やめる」か「続ける」で悩んでいた

今の気持ちのままだと、卒論きっとうまくいかないだろうなぁ、とか
まさに「自分で実現してしまう予言(ネガティブ)」の認知のゆがみが起こっていた。
こんなツイートしていたのに…

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本をきっかけに。[F&N vol.20 no.6]

本をきっかけに。[F&N vol.20 no.6]

1月26日の19時ごろ、西国分寺駅に着いた。いつも出掛けるときは日中が多いから、外が薄暗い中、喫茶店に行くのは不思議な感覚だ。外観はこんな感じ。(もっと引きで撮ればよかった

店内は薄暗く、本が沢山置いてあった。本棚は、お客様が持ち寄った本で構成されており、お客様といっしょにつくりあげていく喫茶店というコンセプトだそう。

今回は胡桃堂喫茶店で"夜のもちよりブックス"
というイベントに参加した。そ

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unhappyなことでも、逃げずに向き合いたい

unhappyなことでも、逃げずに向き合いたい

マイノリティの人は、マジョリティの人より生きにくい。だから、マイノリティの人を守る制度があったりする。

アファーマティブアクションの事例のひとつで、大学入試の合否判定の際に人種や民族を考慮するのは正しいかについて考えた。

私は、入試という実力主義の世界で、白人という理由だけで不合格になったという話を読んで、すぐにおかしいと思ってしまった。自分自身が大学受験で苦労した経験があったからか、試験の点

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美術館に行ってきました。

美術館に行ってきました。

美術館の雰囲気久しく美術館に行っていなかった。静かな雰囲気と暖房のもあもあとした熱さに息がしずらかった。展示品をじっくりと見るのに、思った以上にエネルギーを使った。
民藝の知識がなかったからか、説明文を読んでも大半が頭に入ってこなかった。陶芸品や椅子のデザインに惹かれたものの、素敵だな〜と感じるだけで、創作物・展示品の作り手がどのような感情を抱いて、作ったのだろうかまで上手く想像することができなか

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テーマに精通した人と素人。両者にとって居心地のよい場にしたい

テーマに精通した人と素人。両者にとって居心地のよい場にしたい

自分の知らない場所に、足を踏み入れるとき、新しいことを知れる楽しみももちろんあるけど、でもやっぱりなんか不安だ。その場にいる人は、あるテーマについて熟知している。素人である自分に一体何ができるんだろう?

素人である自分私は10月にNPO法人GEWEL主催のイベントに参加した。障害者の方にとって、よりよい社会とは何かについて、社会人と対話をした。その時、私は障害者の方に対して、偏見を持っていること

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惹かれる空間

惹かれる空間

私が最も印象に残った写真がこれだった。日比谷ミッドタウンB1階にあるフードコーナー。

よくあるショッピングモールのフードコーナーとはどこかが違っている。レストランが複数あるのに、一体感を感じた。レストラン同士の隔たりがない。各レストランには、席があるけれど、真ん中の通路にも何個か席がある。

複数でご飯を食べるときに、それぞれが食べたいものを注文して食べるというスタイルはフードコートもそうである

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このためらいはマイナスなことではない

このためらいはマイナスなことではない

意見・アイデアを共有するときに、ためらうことって、ありませんか?ここでいう意見・アイデアを共有する場面は、友達同士のラフな会話ではなく、ゼミや複数人の前、会社などでよりよいアイデアを出そうという場面です。

10月7日のワークショップを終えた後に、私はこんなつぶやきをしました。

上記①~③のフィルターが頭の中にかかって、意見を言うときにためらってしまう自分がいることに気づきました。ためらいながら

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ながとも[F&N vol.19 no.6]

ながとも[F&N vol.19 no.6]

今回のF&Nでは、ながともを紹介したいと思います。私と同じタイミングで長岡ゼミに入った彼。対面で初めて会ったのは9月だけれど、授業のTwitterでやりとりをしたことがあった。ながともはツイートに対して、よくリプライをくれるので、自然とどんな人だろうと感じていた。まだ出会って2ヶ月も経っていないけれど、私が感じた彼の素敵なところを書いていきます〜

彼のもつ時間の感覚彼は、時間というものに人一倍重

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新しさにわくわく。

9月。変化があった。
「長岡ゼミに入れた!!」
2年時にゼミ選考で落ち、私はゼミにも入れない人間なのかと落ち込んでいた。そんな中、長岡先生の授業を受けて、ワクワクした。何か楽しいことが始まる予感がした。

異変が起きたら、どうする?じゃ遅いのじゃ。異変が起きた時に、どうやって対処して、今の状態を改善するべきだろうかしか考えたことがなかった。異変とならないように予防するという考えが私には真新しく感じ

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