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ミュージカルを題材にワークショップを創る

音楽座ミュージカルの作品(SUNDAY)を題材として、学びの企画をつくるワークショップに参加した日のこと。考える内容は、オリジナリティと再現性のある半日〜1日の学習(研修)のワークショップ。各班の発表には、作品の視聴とその意見共有、切り取ったシーンをリメイクして演じる、シーンの要素を残しつつ、自分で考えたセリフを他者が言う(自分の想いを他人に演じてもらう)、振り返りを歌詞にして即興で歌うなどが出た。私は、"ミュージカルのどんな要素が学びの場をつくりえるのだろう"と疑問に思った。もちろん学びに必要なアップデートや見つめ直すといった要素が作品にあるから、SUNDAYを題材にして学びの場が成立しているが、作品自体ではなく、作品を表現するものがもつ要素は何なのかということだ。私が感じるに"(役としての)が生で届くことなんじゃないか"と。録音された声でもなく、ただの話し声でもなく、【ストーリーに意味づけされた、目の前の人が発している声や歌声】から感じとる感覚的なものに心が揺さぶられて、情報として見つめ直すのではなく五感で見つめ直すことができるのではないかと思う。

ワークショップ前に音楽座ミュージカルの方が歌ってくださいました。
ワークショップで使ったお助けチケット。チケットを発動するとチケットに書かれた方がアドバイスをしにきてくれました。

文章では具体的な内容を省いてしまいましたが、誰に向けて何をどうやって創るまで考えました。
例えば、社会人1年目とその上司たちに向けた離職率防止を目的にしたワークショップ、第2のキャリアを考えている人向け、企業に向けてなど、実際にビジネスとして成立するかの視点もありました。

音楽座ミュージカルの公式サイトもぜひのぞいてみてください!次回の公演は11月。

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