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#メンタルマネジメント
共に育つ、共育。 (2018/10/4)
「日々成長」
これは、毎日の生活の中で、そして、コーチを務めさせて頂いている中で、自分が大切にしていることである。
その日の活動が楽しければ、指導者との練習が楽しければ、生徒はきっと、また一緒に活動したいと思うはず。
では、スポーツをする中で「楽しい」という感覚は、どのような時に沸き上がってくるのか。
技術上達はもちろんのこと、
どんなスポーツも、自ら考え工夫するところに面白みがある。
プ
「無」によって生み出されるもの。
シェイクスピアの悲劇『リア王』の中で、リア王が、娘コーデリアに、こんなことを告げるシーンがある。
「無からは、何も生まれない」と。
リア王の言っていることは真であると、私は思う。
おそらく、誰しもが経験したことがあるだろう
“無の時間”。
つまらないな〜とか、やることないな〜とか、思いながらゴロゴロしたり、ボーッと壁を見つめたりとか、そういう時間。
ただ一方で、そんな“無”の部分が役に立
学校教育 と 哲学。
幸福でいるコツについて、元陸上選手の為末大さんが、このように書かれていた。
幸福でいるコツは自分の機嫌を良くすることで、機嫌を良くするコツは自分の気分のパターンを知ることだ。機嫌がいい人は、機嫌が良く生まれてきたわけではなく、機嫌が良くなるように努力している。
気分を扱う側になるのか、気分に扱われる側になるのかで、人生は大きく変わる。そして、扱う側になることは可能だと思う。
非常に哲学的な表
鮮やかな『今』を、見てみたい。
美しい心の状態のときには五感がフルで働き、いつもより感覚が研ぎ澄まされる。
最近読んだ本の一節に、そんなことが書いてあった。
たしかに、時々、私もそんな経験ができる。
いつもと同じ景色でも色が鮮やかに見えたり、それまで気にも留めなかった風の心地よさを感じたりする、あの感じだ。
この瞬間は、『将来』のことを悩むでもなく、『過去』を悔やむでもなく、ただ『今このとき』に集中しているのだろう。
大学スポーツと、石川祐希選手と、平凡な自分。
「4years.」 という、朝日新聞社が立ち上げた、大学スポーツにスポットを当てたウェブメディアがある。
全国には約20万人の大学生アスリートがいる、と言われているが、大学スポーツは、一部の競技を除き、あまりフォーカスされることはない。大学卒業後、プロや実業団で競技を続けられる人は、ほんの僅かしかおらず、多くの選手にとっては、大学の4年間は、スポーツで真剣勝負ができる最後の時間である。
そんな
見えない「根」 から みる生き方。
最近の天気は、春風が心地よい。夏の暑さを少しばかり含んだ、思わず、たくさん吸い込みたくなるような、そんな風が吹いている。
花粉に苦しめられてもいるが、新緑がまぶしいこの時期は、私が好きなシーズンの1つでもある。
そして、このシーズンになるといつも、ふと思い出す詩がある。
花を支える枝
枝を支える幹
幹を支える根
根はみえねんだなあ
これは、私の好きな詩人、相田みつをさんの作品の1つだ。
教える人が、できること。
大学生時代から今に至るまでの5年間、“コーチ”と名乗らせて頂きながら、中学生や大学生のソフトボール部の活動に携わらせてもらっている。
この2ヶ月間は、ほとんどコーチ活動をしていないが、せっかく余暇の時間がたくさんあるので、コーチの役割、すなわち、“教える”ということについて、考えてみた。
“教える”とは、なんなのか。
誰かに何かを教えたり、反対に、周りの方々から何かを教わったり。私たちの日常
大器晩成と現代社会。
「大器晩成」という言葉を辞書で調べると、「真に偉大な人物になる者は、完成するまでに時間が掛かるということ。」と載っていた。
「大器」とは並外れた才能あるいは大人物のことを指し、「晩成」とは普通より遅れて完成すること、または年をとってから成功することを言うようだ。
この言葉は、『老子』にある「大方無隅 大器晩成 大音希声 大象無形」に由来している、とされている。
大きな四角形は角が見えず、大き
『勝ち』と『負け』。
ゲームや試合、コンペやコンテスト…。社会では、様々なシーンにおいて、『勝ち』と『負け』が分かれる瞬間が訪れる。
『勝ち』がいい。『勝ち』が善。
『負け』がわるい。『負け』が悪。
とは、全く思わないし、結果が全てではない、と私は考える。
それでも確かなことがあるとするならば、勝てば嬉しいし、負けたら悔しい。
さて、ここで、考えてみたいことがある。
“私は、あるいは、私達は、どうすれば『勝