マガジンのカバー画像

本や読書

17
本の紹介や感想、読書について。
運営しているクリエイター

#本紹介

【本の紹介】「戦わなくていい。誰とも、自分とも。」 猫のお告げは樹の下で/青山美智子

【本の紹介】「戦わなくていい。誰とも、自分とも。」 猫のお告げは樹の下で/青山美智子

「心が病んでるって、一生懸命な人のことを
笑ったり、誰かが大切にしているものを平気で
踏みにじったりするやつのことだと思うんだ。」

今日は、青山美智子さんの作品を
4作品紹介しようと思います。
少し長くなるかもしれませんが、
最後まで読んで頂けると嬉しいです。

しんどい時、優しく背中をさすってくれるような
温かい作品ばかりで本当に大好きです。

はじめに紹介するのは
『猫のお告げは樹の下で』

もっとみる
【本の紹介】ぎょらん/町田そのこ「時に誰かの救いとなり、時に救われて、笑って生きて下さい。」

【本の紹介】ぎょらん/町田そのこ「時に誰かの救いとなり、時に救われて、笑って生きて下さい。」

つぶやきにも書きましたが、
猫の具合が悪く、朝から己の無力さに絶望し
こんなに泣いたのはいつぶりだろうと思うくらい
泣きじゃくった1日でしたが、
昨日今日全く寝ていなかったので2時間ほど仮眠し
すこし落ち着きました。
猫の方もよだれが止まり、落ち着いてきており
自分ですすんで少しだけお水を飲んでくれました。
明日の朝までは絶食で、その後朝ごはんを
食べてくれることを祈るしかなく、
何もしてあげられ

もっとみる
【本の紹介】あした咲く蕾/朱川湊人

【本の紹介】あした咲く蕾/朱川湊人

私は10代の頃から生きることに対して
ネガティヴな感情が強くあった。

そんなことが影響してか、
10代や20代の頃によく
長生きしたくないから
自分の残りの寿命を、残りの命の時間を、
好きな人や生きたいと命を求めている人に
分け与えることができたらいいのに、
と思っていたことがあった。

例えば家族や友人が病気になったり怪我をしたり
余命を宣告されるようなことがあった時、
自分の命を分け与えるこ

もっとみる