さけおにぎり

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  • 【シナリオ】ホロライブ事件簿【ホロぐら風】

    二次創作です。楽しんでいただければ幸いです。

  • 最強の体調術

    最強の体調を手に入れよう。

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    主にホロライブに関する考察記事です。

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【短編小説】猫語を話してみよう

俺は猫語が話せる。 そんなわけないって? 本当だぜ。披露してやるよ。 「にゃにゃんんにゃにゃむにゃ、にゃにゃななにゃにゃんにゃーんみゃん。みゃむにゃにゃにゃ~ん。にゃーにゃにゃにゃん、にゃにゃむにゃなにゃむにゃにゃ~んにゃ。にゃなにゃんにゃんみゃ?みゃんにゃんにゃーんにゃ~んみゃにゃにゃにゃ。にゃにゃみゃ。」 もし、君が猫を飼っているのなら今表示しているディスプレイを飼い猫に見せてやって欲しい。文字を読めない猫もいるので、猫思いの優しい君が代わりに音読してくれ。きっと君の

    • 【短編小説】お天気さん

      ぼくは夢を見ていた。 長い夢だと思う。 目が覚めても、動悸が激しく、なんだか体がぐたっりしていた。 でも、どういう夢だったのかぼくはまったく思い出せなかった 去年働いていたバイト先で「天気さん」という先輩がいた。ぼくの中でそう勝手に呼んでいた。天気さんは天気のことしか話さなかった。それ以外の話を振っても、苦笑いするだけで黙っていた。その顔を思い出すとなんだか悲しくなった。 彼の天気予報は世界一正確だった。 「今日はあたたかいね」 「うんでも、明日はすこし冷えるよ」 翌日本当

      • 【小説】異能者たちの最終決戦 【1】

        プロローグ 【叫び1・とある男子高校生の叫び】 俺は決して悪い人間ではない。 では、罪を犯したことがあるかって訊かれれば、イエスと断言できる。即答で。 雨の日に学校に置きっぱなしのビニール傘を頂いたり、見逃した深夜アニメを違法サイトでダウンロードしたり、タヌキ寝入りをしてお年寄りに席を譲らなかったこともある。おっと、昨日トイレの大を流し忘れたな。あの時は急いでいたんだ。ごめんよ掃除当番の菊池。気分を悪くさせて。 もちろん、こんな些細なことだけじゃない。俺は嘘もつくし、顔色

        • 【ホロライブ事件簿】第8話 ルーナの推理【脚本】

          晩餐会の夜編3 〇洋館正面玄関外 夜 正面玄関の脇でルーナとちょこが話している。 深刻な様子でルーナは語りだす。 ルーナ「ちょこ部長。ルーナは侵入者はいないと考えているのら」 ちょこは少し驚く。 ちょこ「いないってどういうこと?」 ルーナ「ルーナはここに来ることがよくあるから建物の間取りとかもよく知っているのら。今日みたいな厳重な警備の中で盗難目的で侵入するなんてありえないのら」 二人の目の前には洋館の前庭があり、そこかしこに警官がいる。 ちょこ「・・・確かにそうよねぇ。

        【短編小説】猫語を話してみよう

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        • 【シナリオ】ホロライブ事件簿【ホロぐら風】
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        記事

          【ホロライブ事件簿】第7話 メイドの悲鳴【脚本】

          晩餐会の夜編2 ◇洋館門前 夜 晩餐会も終わり、門から次々と帰宅する車が出ていく。 スバルとちょこは門の前に立ち、誰かを待っている。 ほとんどの出席者が帰った後、ルーナを乗せた高級車が門に近づいていく。 スバルらの姿に気づいたルーナは車の窓を下ろした。 ルーナ「えっスバル先輩とちょこ部長!なんでここにいるのら?」 スバル「いやいや、聞きたいのはこっちのほうだぜ」 ちょこ「そうよ。びっくりしたわー」 ルーナ「えっそんなこと言ってもいつものことなのらね。招待されたから来ただけな

          【ホロライブ事件簿】第7話 メイドの悲鳴【脚本】

          【ホロライブ事件簿】第6話ウーサ・ペコーラ王妃、来日【脚本】

          晩餐会の夜編1 ◇洋館の門前付近 夕方 各国の要人を歓待する大きな洋館。 建物から少し離れたところで、パトカーに乗って待機するスバルとちょこ。 門からの出入りがよく見える。 運転席のスバルはあんパンと牛乳を食しながら退屈そうにしている。 ちょこ「結局、私たちも駆り出されてしまったわーけ」 スバル「あのさぁ、俺らの手も借りたいなんてどんだけだよって思うわーけ。あーあ。」 あくびをするスバル。 ちょこ「いいじゃない。普段は血なまぐさい事件しか扱わないんだし」 と前向きに考えよ

          【ホロライブ事件簿】第6話ウーサ・ペコーラ王妃、来日【脚本】

          【ホロライブ事件簿】第5話 スバルの推理【脚本】

          兎田ぺこら○人事件5◇警察署前 夕方 出前のバイクが警察署の前に止まる ◇捜査本部 届いたばかりの湯気が立つカツ丼を食らいつくスバル。 スバル「やっぱこれよ。くぅー、ころもに染みたこの出汁のうまさよ」 ちょこ「で、なんで事故死なのよ」 スバル「なくなったニンジンとでっぷりと太ったネズミだよ」 ちょこ「ネズミがニンジンを食べたってこと?それが事故死と関係あるの?」 スバル「事件当時、兎田ぺこら氏は暗い事務所で何か人に知られたくないことをしていた。でもそれが何なのかは重要じ

          【ホロライブ事件簿】第5話 スバルの推理【脚本】

          【ホロライブ事件簿】第4話 A氏の新証言【脚本】

          兎田ぺこら○人事件編4◇捜査本部 マニキュアを塗り、爪に色っぽく息を吹きかけるちょこ部長。 隣で椅子に腰かけるルーナ。部屋には二人しかいない。 ちょこ「ふーん。それは不自然ねぇ」 ルーナ「でしょー。外の明かりが入るから真っ暗ではないけど。やっぱり変なのら」 ちょこ「スバルはなんか言ってた?」 ルーナ「それが都市伝説がどうのこうのってブツブツ言ってて」 ちょこ「都市伝説?そういう系の動画でもハマっているのかしら?」 マニキュアを塗り終え、ルーナに見せる。 ちょこ「ねえ、これど

          【ホロライブ事件簿】第4話 A氏の新証言【脚本】

          【ホロライブ事件簿】第3話 ラーメン屋の証言【脚本】

          兎田ぺこら○人事件編3昼間、様々なところで聞き込みをするスバルとルーナ。 夜になりホロライブ事務所前につく。 すると道路を挟んだ向かい側に屋台のラーメン屋が・・・。 スバル「やばい。めっちゃ腹減った。ルーナ、ラーメン食おうぜ!」 ルーナ「いいにおいするのらねぇ」 ◇ラーメン屋 麺屋ぼたん ぼたん「へいらっしゃい」 席に着くふたり。 屋台を見渡すスバル。店主の獅白ぼたんはにっこりと微笑む。 ぼたん「特製ラーメンはいかがすっか?」 スバル「じゃあ、それ2つで」 ルーナ「今日はも

          【ホロライブ事件簿】第3話 ラーメン屋の証言【脚本】

          【ホロライブ事件簿】第2話 密室〇人【脚本】

          兎田ぺこら○人事件編2◇警察署 とある会議室前 癒月ちょこ部長が部下と人の背丈ぐらいの看板を取り付けている。 ちょこ「ふぅ。どう?曲がってない?」 看板には毛筆で兎田ぺこら〇人事件捜査本部の文字。 書類を抱え、近づくルーナ。 ルーナ「部長おはようなのら。ずいぶん立派なのらねぇ。捜査員は何人なのら?」 ちょこ「今ね。とある要人の来日で警備に人取られてんのよ~。つ・ま・りあんたとスバルだけよ♡」 ルーナ「えっ・・・」 ちょこ「冗談よ!」 ルーナ「ほっ」 ちょこ「あと、わ・た・し♡

          【ホロライブ事件簿】第2話 密室〇人【脚本】

          【ホロライブ事件簿】第1話兎田ぺこら〇人事件【脚本】

          兎田ぺこら〇人事件編1◇ホロライブ事務所内 A氏がドアを開ける。 悲鳴。 ◇ホロライブ事務所前 サイレンを鳴らしながら数台のパトカーが勢いよく事務所ビル前に止まる。 車から出てきたのは、 大空スバル刑事と部下の姫森ルーナ。 眩しそうにビルを見上げるスバル。そこには窓に張られたHoliveの文字。 ◇ホロライブ事務所内 うつぶせに倒れている兎田ぺこら。 声を震わせながら、状況を説明するA氏。 A「はいそうなんです。朝来たらこの状態で・・・」 スバル「なるほど。ほかに変わった

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          ホロライブサマーはリアルイベント化するのかしないのか?どっちなんだい!

           2024年も6月に入った。もう夏になろうとしている。去年であったらホロライブシティ、5期生ライブ、ENライブの発表がなされていたことを思い出す。今のところ夏のイベントはAzkiソロライブとドジャースコラボのみ詳細が告知されている。 ホロライブサマーのリアルイベント化  筆者は去年のホロライブサマーが終わってから、何日もその感慨にふけりながらリアルイベント化して欲しいと願っていた。年に2回は箱全体のリアルイベントは欲しいよなぁと。特に夏はイベントの季節で、そこにカバー主催

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          超お勧めする最強の体調術:サプリ編

          現代人のほとんどは新型栄養失調  必要なカロリーは摂取しているのに、ビタミン、ミネラル、タンパク質など重要な栄養素が不足な状態、これを新型栄養失調と呼ぶ。現在、多くの人がこの状態に陥っている。巷には高カロリーで低栄養の食品があふれているためだ。こういった食品は「超加工食品」と呼ばれており、日本人の超加工食品からのエネルギー摂取量は、1日の総エネルギー摂取量の3~5割程度を占めていると言われている。  以上の研究により、日本人の栄養摂取状態はアンバランスなものと判明しました

          有料
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          ホロライブの下半期がワクワクが止まらなすぎる件について

          カバーの決算説明の質疑応答を読んでみて 5月28日、ログミーでカバーの決算説明の書き起こしがアップされた。業績予想は控えめなのであまり大きなプロジェクトは無いのかもなと想像していたが、質疑応答部分をじっくり読むとワクワクが止まらない内容だったのでここに書き連ねていきたい。 1.新人デビューネットの一部では「新規VTuberユニット」とは「NEGI☆U」のようなユニットのことを指し新人ではないという意見があるが、それは誤りだ。この質疑応答の冒頭で質問者が新人という意味で新規

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          ラプ様の生誕祭ライブがこれまでの活動の集大成だった件について

           5月25日に行われたラプラス・ダークネス氏の生誕祭ライブは異色のゲストのラインナップに私たちを驚かせた。彼女のこれまでの活動で関わってきたストリーマー界隈の配信者達、外部のVtuber、歌手のDAOKOとその交友の広さと信頼関係が見て取れる素晴らしい生誕祭だった。  ラプラス氏はこれまで自分の活動スタイルに悩みを抱えていたように私は感じていた。体調不良も重なりメンタルも追い込まれた時期もあった。その転換点というか決意の声明を発表したのが以下の配信である。配信日は2023年

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