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雑記

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たわいもないやつ
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#海外生活

喪失感の喪失/或る筈の激情という話

喪失感の喪失/或る筈の激情という話

届かない想いは置き去りになって、
ただいたずらに時は過ぎていく。
別れも告げられずそこに留まって、
ただひたすらに時が流れていく。

10月、母方の祖母が亡くなった。
昭和7年(1932年)に樺太は豊原町*1で生まれ、昭和20年(1945年)の終戦を期に本土*2へ引き上げを経験した。元は拓銀*3の電話交換手をしており、道警*4の事務職だった祖父と結婚し叔父と母が生まれた。元々身体が丈夫ではなく、幾

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やっぱり全て等価交換という話

やっぱり全て等価交換という話

それは紅い雫と光る鱗の練成物。
立ち塞がる困難に突破口を穿ち、
正解のない問題に糸口を見出す。

6月初頭、大型案件*1の受注が決まった。
現在の会社に入社してから1年3ヶ月……初めて自身の営業の成果によって勝ち取った、文字通りの快挙であった。

内容としては北部のとある製造業の工場増築工事に当たるのだが、最初に話をもらったのは昨年の12月頃。当時は通常の営業周り(特に新規開拓)を省略し、既に訪問

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水平線の彼方/whether or notという話

水平線の彼方/whether or notという話

正解なんて何処にもなく、有るはずもなく。
あるのは現実それひとつ。真実ただひとつ。

大分昔の夢を見た。
それはもう20年近く前にもなる。中学に上がると同時に一念発起して剣道部に入ったあの頃の……言うなれば、記憶の再上映みたいな内容だった。

未経験での入部だった私は、ひとまず"さぶなな"*1の竹刀と袴だけを購入して、最初のうちは基礎稽古に打ち込んでいた。なにせ、いきなり必要な道具一式を全て揃える

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湖の潮汐と心の水面という話

湖の潮汐と心の水面という話

それは抗いようのない引力、
されど抗う必要のない引力。

職場の引っ越しが決まった。
ハノイ西側、住宅(過剰)密集地のCauGiayと開発途上地域のMyDinhのちょうど境になる大通り沿いにあるビルで、予定は4月中旬だ。

一応(?)総合建設業の会社である。最初から最後まで全部自分達の手で納得いく事務所を造り上げるべく、その意気込みはちょうど年度末に引き渡し予定の大型案件に勝るとも劣らなかった。

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千の顔を持つ私という話

千の顔を持つ私という話

実体は唯一無二、個性は唯一無比。

つい先日、とある飲み会で知り合った人の会社を訪問した。
その方、大家さん(仮名)は比較的最近入国してきたばかりということだったので、まぁ仕事の話はともかくとして、まずは情報提供ついでにお茶の一杯でも頂きに行こうと思い至ったのだ。

月曜の午前、週次の社内打ち合わせも早々に切り上げて向かった初回訪問は通常よりもかなり肩の力が抜けていたと思う。
お互いの住んでいる場

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丁寧な暮らし/部屋と私と花瓶という話

丁寧な暮らし/部屋と私と花瓶という話

ささやかな贅沢にして精神の保養。
容れ物ひとつに頂く癒やしと活力。

この文章を書き始めた今日(3/8)は、国際女性デー(International Women’s Day)だ。概要……?まぁ、下記リンクでも開けばいいと思う(適当)。

確かに、ベトナム在住者はともかく日本では馴染みの無いものだと思う。
実際私もその一人で、この国に来て1年目の3/8当日に初めてその存在を知った。そう、この国際女性

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「いい場所にはいい人間しかいない」なんて何の根拠もなく都合のいい偏見という話

「いい場所にはいい人間しかいない」なんて何の根拠もなく都合のいい偏見という話

それは地理的に国際上の地域を指し、
あるいは同様に行政上の地域を指し。
もしくは物理的に施設または空間を指し。
もしくは社会的に団体または所属を指し。

今回の本題、私が参加しなくなって久しいハノイ北海道人会の話だよ。多分もう時効(何が?)だと思って、精一杯書き起こすぞ~!

ハノイ北海道人会。通称"酔羊亭"。
私はいつも"ようようてい"と口にしていたが、正直"ようようてい"なのか"すいようてい"

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手軽さと心地よさという話

手軽さと心地よさという話

それは日常の1パート、週末の1シーンから。

割と最近たまたま私が見た光景が、もう、「とてつもなく理想的だった~」という話をさせてほしい。一応これは取り立ててヤマもオチもないし、もしかするとごくありふれた話なのかもしれないけれど、それでも語りたい気分なのだ。

その日は日曜で、夕方にお友達とカフェしたあとに、近くで晩ご飯と買い物を済ませる事にした。たまたま麺類の気分だった私は、比較的近くにあった行

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これが私のノブレス・オブリージュという話

これが私のノブレス・オブリージュという話

そこは正門、正面にして最前線。
駆るは駿馬、掲げるは旗、吹くは角笛、開門を待ち望む。

気がつけばもう30代。
ついでに新年を迎え、ベトナム5年目に突入してしまった。

そう。色々と節目の(つもりでいる)年なのだ。
自分自身の将来設計とか何とか……大事なことだとあれこれ考えを巡らせながら、その一方で自分以外のことも考えていた。
まだハノイに来たばかりだったり、これから来る予定の人達のことだって、(

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走って繋いで、届けよその一投という話

それはある種のビハインドパス*1。
リスクは元より承知の上、感覚を頼りに軌道をなぞる。
繰り出すのは一瞬、身を翻すのも一瞬、決まるのも一瞬。

……まず最初に断っておくと、今回は別にバスケの話ではない。例によって今回の話題に私なりの比喩を通した様なものである。
ちなみに私にとってバスケといえば、(中の人の)高身長を勝手に期待されて勝手に、いや、ダメだ、マジで取り留めのないネタだからこの話は無しだ。

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真実の愛は週末日帰りで見つかるかという話・序

真実の愛は週末日帰りで見つかるかという話・序

静かな夜に空を仰ぎ見、
光を求めて手を伸ばす、
それは星を眺めるもの。

1. はじめに今回恐らくタイトルだけで、
「いやお前は一体何の話をし始めるんだ?サプリ*1 でチルったか?」とか、そんな感じのツッコミが来る事は既に想定済だ。概要と経緯について次で簡単にまとめたので、まずはそちらを確認してほしい。
話はそれからだっ!

2. 概要と経緯要するに「ベトナム・ハノイの旅コン(旅行×合コン)レポ」

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高揚と寒暖の揺らぎから立ち直る話

高揚と寒暖の揺らぎから立ち直る話

Made in India?
Made In...dia?

あれはちょうど1年前の出来事だったと思う。
当時勤めていた会社の忘年会でお酒をしこたま……特にこっち特有の自家製ベト焼酎*1やらを繰り出してきた地元のベテラン先輩に徹底抗戦を強いられつつ、なんとかマーライオン*2寸前で帰宅することができた。

無事に戻ってきた安心感。それまで平静を装っていた反動だろうか、急に込み上げて来た。ついでに悪寒

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ボーイがガールにミーツするにあたっての話

ボーイがガールにミーツするにあたっての話

それは一つの物語の始まり。
あなたが主演で、監督と撮影は私。
脚本は二人で書いて、演出は神様任せ。

よく「出会いを大事に」なんて言葉を聞くことがある。新しい職場や住居など、自分を取り巻く環境が変わったとき、あるいは「彼氏/彼女が欲しい!」と一念発起したとき。まぁ他にも色々あるかもしれないけど、今回はこれにフォーカスを当ててみたい。

※表題、別に逆でもいいんです。ガールがボーイにミーツしてもね。

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言葉を交わすのに理由なんて要らないという話

言葉を交わすのに理由なんて要らないという話

書きたいことと、話したいこと。
残したいことと、伝えたいこと。
それは、どちらがどうだからとかではなくて、もっと。

個人的には”精神的夏バテ”と呼んでいたのだが、ここしばらくnoteの更新頻度が下がっていた。
編集自体は多少なりともしていたが、どれもこれも完成に漕ぎ着けることなく下書きのままで止まっていて。しかもそれがいつの間にか徐々に増えていって。

そういう意味では、先般のニュースリリース配

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