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メンヘラ女とDV男の頭の中
医師という仕事には、患者さんの話の耳を傾けるという作業が含まれる。そして、それは時として私たちを精神的に削っていく。
私の受け持ちの患者さんが別病院へ転院することになった。最終日、私にもう診てもらえないことに涙を流していた。私のことを慕ってくれていたようだ。そのシーンだけを観たらほほえましい患者と医師だろう。
この患者さんは、精神的に弱かった。これ以上治療をしたくない。早く出してくれ。などの要
男嫌いが進行している
すっごい久しぶりにnoteを書く。
最近職場の同僚で、やたらと私を口説いてくる男がいる。鬱陶しい。
そういえばこの1年くらいコロナを理由に男の人との関わりを極力減らしてきた。
本当のことを言えばコロナのせいではない。
男に嫌気がさしたからだ。
家庭教師先の父親からはセクハラを受け、断ったら仕事を切られた。
たまに会う飲み仲間のお兄さんからは勝手に「俺の女」と吹聴され付き合ってあげてもいいと勘違
発達障害がわかれば人生が変わる
数年前に、元農水事務次官が自分の長男を殺害するという事件が起こった。
この被害者は、長く引きこもりだったという。人間関係がうまくいかず、学生時代からいじめにあい、就職するものの、会社でうまくいかず、引きこもりになったという。アスペルガー症候群が診断されていたらしいが、この診断は引きこもりになってかなり経ってからだという。
こういった患者さんは精神科で見ることがあった。うつ病や統合失調症などの病
発達障害の自分の付き合いかた
大学時代の友達と話しをしたとき、彼女の職場の先輩にアスペルガー症候群を疑うような人がいたそうだ。彼女のいとこがアスペルガー症候群だったためにアスペルガー症候群であることがわかり、そして、扱い方を知っていたので、信頼され、べったりと付きまとわれたという。それとなく、精神科に行くことを勧めてみたら精神科にいき、アスペルガー症候群と診断されたという。
だが、その先輩は、診断され治療を開始したものの、ま
Twitterが医療現場を救った話
みんな、知り合いでリストカットした人を一人くらい知っているだろう。
以前、精神科の先生と話していた時、この10年くらいでリストカットがとても減ったという話を聞いた。10年ほど前は、夜間救急で来る人の多くが、リストカットの人であり、とても対応しきれず、本当に緊急性のある患者を診きれなかったという。
ではなぜ、ここ10年でリストカットが劇的に減ったのか。それはTwitterの台頭だと先生は続けた。
発達障害が悪いのではない
職業柄、発達障害についてなど勉強をしたことがある。
厚生労働省のホームページには
発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。
発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活
コミュニケーション能力の低さ×権力=セクハラ
セクハラをする人がよく言うセリフが、「嫌ならそうと言ってくれればよかったのに」この発言こそがセクハラおじさんの性質をよく表していると思う。
セクハラ被害者は嫌だと言えないから困り、セクハラにあったと訴えるのだ。断れないから悩み、苦しんでいるのだ。それがわからないから、この発言が出るのだろう。それがわからない人たちなのだ。
立場が同等の人からセクハラ的な言動をされら拒否する人ができても、立場が上
問題なおじさんレポート⑩ メダル噛みおじさん
最近世間を騒がせているおじさんがいる。金メダルを取ったオリンピアがその報告をしに来た際に、見せてもらった金メダルを噛んだ市長をしているおじさん。
話題になっているので映像を確認すると噛んでいる。しかも相手に噛んでいいかを聞いていない(聞いていても問題)。しかも噛んだとき、周りの人たちは苦笑している。全然面白くない。ただ、本人はこの面白く無さに気づいていない。世間と感覚がずれている。
さらに問題
問題なおじさんレポート⑨ 余計アドバイスおじさん
私が学生の時、飲み屋で知り合ったおじさんと大学の女友達で飲んだ。友達とおじさんも連絡先を交換していた。私とそのおじさんは普通にたまに飲みに行くくらいでそのおじさんに関しては、特に嫌なことをされるわけでもなく、またいい思いをさせてもらうわけでもなく、ただの飲み友達だった。
ある日友達から、例のおじさんから変なラインが来ると相談を受けた。私には思い当たるようなラインは来たことがないので、友達に見せて
問題な青年レポート① ストーカー君
コミュニケーション能力に問題を抱えているのはおじさんだけではない。若い人だってコミュニケーション能力に問題がありそうな人に遭遇する。
大学受験に失敗し、予備校に通い浪人をしていた時のことだ。同じクラスで、志望の医学部と同じ、通学に使う路線も同じという男の子がいた。きっかけは忘れたが、顔見知りになり、向こうが物理や数学の質問をして来たり、ともに自習室で最後まで残っているので帰る時間も自然と一緒にな
問題なおじさんレポート⑧ セクハラおじさん
毎回問題なおじさん達をレポートしているが、本当はこのおじさんへの不快感を書きたかったのかもしれない。ただ書いたからといって問題なおじさんレポートをやめることもない気がする。
学生時代に家庭教師をやっていた、個人契約のため、親御さんとの連絡も自分で取る。そして、親御さんの相談にものる。受験に関することであれば、お金ももらい相談にのる。仕事として。自分よりも年上の人がわざわざお金を払い、自分の話を聞
問題なおじさんレポート⑦ 教えてあげるおじさん
学生時代、家庭教師をやっていた。自分で広告を出し、自分で契約、授業料の請求を行う、個人契約の家庭教師をオンライン上でやっていた。
親御さんとの連絡はご家庭により違い、メールの人もいれば、LINE、iMessageの人もいた。
とあるお父さん、この人は今後どこかで書くが、セクハラおやじと化すトンデモおじさんとは、LINEでのやり取りをしていた。ある時、LINEの機能について質問がされたので、教え
問題なおじさんレポート⑥ コメントおじさん
私が某ブログサイトでブログをやっていた時、ある時から記事をあげるたびにおじさん(プロフィールでおじさんであることは確認ずみ)から、コメントが来た。もちろん、知らないおじさん。
正直、コメントが来るのは嬉しい。自分の文章をちゃんと読んで考えを持ってくれる人がいる。励みになる。
そのおじさんは、コメント欄で質問をしてくる。書いていることに関して更に深い内容を求める質問。私は当時学生であり、医学部の