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発達障害の自分の付き合いかた

大学時代の友達と話しをしたとき、彼女の職場の先輩にアスペルガー症候群を疑うような人がいたそうだ。彼女のいとこがアスペルガー症候群だったためにアスペルガー症候群であることがわかり、そして、扱い方を知っていたので、信頼され、べったりと付きまとわれたという。それとなく、精神科に行くことを勧めてみたら精神科にいき、アスペルガー症候群と診断されたという。

だが、その先輩は、診断され治療を開始したものの、まだ、治療して日が浅いために、アスペルガー症候群の自分との付き合い方がわかっていないという。一方、彼女のいとこは幼い時から、アスペルガー症候群の診断を受け、アスペルガー症候群の自分とうまく付き合っているという。そのことで本人も周りもうまくいっているらしい。

極端な例になるが、知り合いが血を吐いていたら、病院に行くことを勧める。だが、発達障害に関しては、相手に指摘すること自体が失礼に当たると考えるひとがいる。発達障害を指摘することは人格批判のような気がするからだろう。

早いうちから発達障害を指摘されて付き合い方を覚えることで、そうしなかった人よりも問題に遭遇することがすくなくなる。今回、友達が話してくれた先輩は、自分がアスペルガー症候群だと知らずに、人から嫌われしまい、かつ、親からも幼い時からののしられるなど、つらい体験をしてきたそうだ。小学校や中学校で、視力検査などがあるように、発達障害を疑われる子にはそういった指摘をし、小さいうちから理解を促すのがいいのではないか。


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