アークトゥールス、カフェアートに感動

毎日が同じマンネリの日々。はたしてこれでよいかと思い、noteデビュー。プログラミング…

アークトゥールス、カフェアートに感動

毎日が同じマンネリの日々。はたしてこれでよいかと思い、noteデビュー。プログラミング好き、COBOL、C、Pythonなど。Javaは中退。カメラ、OM-5。男の料理。カフェアートに感動。

記事一覧

いにしえのプログラミング 14 コンピューターは計算が苦手か

(続く)コンピューターは計算が苦手と書くと、「そんなバカな」と言うかもしれません。多くの人は「コンピューターは電子計算機と言うのではないか」という反応かもしれま…

いにしえのプログラミング 13 オーディオとメイド

(続き)あれは秋葉原がオーディオの街だったころです。今は、街角でメイドを見かける街になり、びっくりしました。まさかメイド喫茶が流行するとは思いませんでした。確か…

いにしえのプログラミング 12 データの入れ物

(続き)前回は、COBOLとC言語を比べて、COBOLは記号のようなものがなく、中学校英語で記述できる言語であると書きました。  ただし、プログラミングを実際にやっている人…

いにしえのプログラミング 11 古語と古代語

(続き)若者から見れば、C言語も古語に感じるでしょう。COBOLになると「古代語」でしょうか。しかし、「古代語」であっても、求人は多いのです。今も金融機関を中心に広く…

いにしえのプログラミング 10 昔との違い

(続き)昔は、COBOLという言語が業界標準でした。その後、C言語、C++と移り変わっていきますが、このように書くと、COBOLが廃れてしまったように思われるでしょうが、実は、…

いにしえのプログラミング 9 MS-DOSとLinux

(続き)まずは、「Linux」から書きましょう。今のLinuxは、「Ubuntu」などのディストリビューションが充実していて、マウスによるウィンドウ操作なので、「Windows」のよ…

いにしえのプログラミング 8 変数の幅

(続き)昔、C言語の勉強を始めた時に不思議に思ったのは、変数の宣言です。つまり、変数を宣言することによって、コンピューターのメモリにデータを格納する領域を確保し…

いにしえのプログラミング 7 番地って必要?

(続き)土地には、番地がついています。たとえば、○○市本町〇-〇-〇ような感じでしょう。もし、番地がないと、その土地がどこにあるかわかりません。番地さえあれば、…

いにしえのプログラミング 6 データの入れ物の箱

(続き)プログラミングを始めると、最初につまづきやすいのが「変数」でしょう。普通は、文字の意味からすると「変わる数」と思うのが自然です。数学的に発想しても、やはり…

いにしえのプログラミング 5 プログラムの名前

(続き)昔、C言語の勉強を始めた時に少し違和感を感じたのです。 私は、COBOLという言語を習得していましたので、 COBOLとC言語を比較して、不思議に思ったのです。  C言…

いにしえのプログラミング 4 コンパイル

(続き)実は、コンピューターはプログラミング言語を理解できません。コンピューターが理解できるのは、0と1という二進法だけです。つまり電流がオフの時が0であり、オンの…

いにしえのプログラミング 3 エクセルがなかった時代

(続き)表計算ソフトがなかった時代を連想してください。そうすれば、COBOLの仕事が見えてきます。昔は、エクセルがなかったのです。もっと詳しく書けば、エクセルの前には…

いにしえのプログラミング 2 英語学習

(続き)当時は、業務用はCOBOL、個人用や趣味はBasicという言語でした。私はBasicが好きになれませんでした。Basicの文法は、いきなり命令文を書き出すのです。このほうが…

いにしえのプログラミング 1 当時を振り返って 厚紙と紙テープ

(続き)私は、COBOL全盛の時代、日立製作所のHI-TACという汎用コンピューターでプログラミングをしていました。この時代は、パソコンは一般的でなく、一部の愛好家のもの…

ユリの花には、なぜか力強さがあります。

エビフライのキーホルダーです。もちろん食べられません。

いにしえのプログラミング 14 コンピューターは計算が苦手か

いにしえのプログラミング 14 コンピューターは計算が苦手か

(続く)コンピューターは計算が苦手と書くと、「そんなバカな」と言うかもしれません。多くの人は「コンピューターは電子計算機と言うのではないか」という反応かもしれません。しかし、コンピューターは「0」と「1」の二進法です。つまり、123×123を計算する時は、01111011×01111011となります。これが整数同士の掛け算ならば特に問題ないかもしれませんが、小数点がある計算になると、やっかいなこと

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いにしえのプログラミング 13 オーディオとメイド

いにしえのプログラミング 13 オーディオとメイド

(続き)あれは秋葉原がオーディオの街だったころです。今は、街角でメイドを見かける街になり、びっくりしました。まさかメイド喫茶が流行するとは思いませんでした。確かに、昔も純喫茶に行くと、白いエプロンをつけたウェイトレスがいたと思いますが、格式の高い喫茶店だったと思います。もちろん、秋葉原がメイド喫茶になる下地はあったと思います。いつからかアニメや漫画が流行していたと思います。AKB48も秋葉原が発祥

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いにしえのプログラミング 12 データの入れ物

いにしえのプログラミング 12 データの入れ物

(続き)前回は、COBOLとC言語を比べて、COBOLは記号のようなものがなく、中学校英語で記述できる言語であると書きました。
 ただし、プログラミングを実際にやっている人からみれば、「データの入れ物である変数は、どうなっているのか」と思ったでしょう。
 そういうわけで、変数を書きますが、COBOLについては、変数というよりは、「領域の確保」という感じです。データの入れ物である変数は、「KOKUG

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いにしえのプログラミング 11 古語と古代語

いにしえのプログラミング 11 古語と古代語

(続き)若者から見れば、C言語も古語に感じるでしょう。COBOLになると「古代語」でしょうか。しかし、「古代語」であっても、求人は多いのです。今も金融機関を中心に広く使われているからです。一方で、COBOLが全盛だった時代は、今の60代や70代だと思いますので、もう引退しているでしょう。しかし、COBOLは引退していないので、技術者の人手不足になっていると思います。だから求人が多いという状況になっ

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いにしえのプログラミング 10 昔との違い

いにしえのプログラミング 10 昔との違い

(続き)昔は、COBOLという言語が業界標準でした。その後、C言語、C++と移り変わっていきますが、このように書くと、COBOLが廃れてしまったように思われるでしょうが、実は、今でも金融業界では、COBOLが多いです。もちろん、Javaに移行したという話を聞きますが、相変わらず、COBOLで運用していると思います。

 私がC言語を学んだ時、COBOLと大きく違うと感じたのは、C言語では、関数の宣

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いにしえのプログラミング 9 MS-DOSとLinux

いにしえのプログラミング 9 MS-DOSとLinux

(続き)まずは、「Linux」から書きましょう。今のLinuxは、「Ubuntu」などのディストリビューションが充実していて、マウスによるウィンドウ操作なので、「Windows」のように操作できます。しかし、コマンドラインからも操作できます。たとえば、シンプルな画面に「$」マークが出ていて、入力を待っている状態があるのです。Windowsでも、コマンドプロンプトが同じような画面です。Linuxでは

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いにしえのプログラミング 8 変数の幅

いにしえのプログラミング 8 変数の幅

(続き)昔、C言語の勉強を始めた時に不思議に思ったのは、変数の宣言です。つまり、変数を宣言することによって、コンピューターのメモリにデータを格納する領域を確保したということであると説明が書いてありました。たとえば、C言語で書くと、以下のようになるでしょう。

int kensu;
kensu = 1;

 これは、「kensu」というデータの入れ物をメモリ上に確保したことであり、データは整数である

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いにしえのプログラミング 7 番地って必要?

いにしえのプログラミング 7 番地って必要?

(続き)土地には、番地がついています。たとえば、○○市本町〇-〇-〇ような感じでしょう。もし、番地がないと、その土地がどこにあるかわかりません。番地さえあれば、見知らぬ土地でも、その土地がどこにあるか見当がつくでしょう。

 実は、表計算ソフトのエクセルにも番地があります。横がAから始まり、縦が1から始まります。たとえば、ボールペンの1月の売上件数を「A1」番地に入れます。蛍光ペンの2月の売上件数

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いにしえのプログラミング 6 データの入れ物の箱

いにしえのプログラミング 6 データの入れ物の箱

(続き)プログラミングを始めると、最初につまづきやすいのが「変数」でしょう。普通は、文字の意味からすると「変わる数」と思うのが自然です。数学的に発想しても、やはり、変わる数を連想するのが普通でしょう。だから、理科系でもプログラミングが苦手な人がいます。

 プログラミングの世界では、変数とは、データの入れ物のことです。データを入れたり出したりする箱です。みなさんも机の引き出しに、えんぴつやペンや消

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いにしえのプログラミング 5 プログラムの名前

(続き)昔、C言語の勉強を始めた時に少し違和感を感じたのです。
私は、COBOLという言語を習得していましたので、
COBOLとC言語を比較して、不思議に思ったのです。
 C言語の入門書には、
以下のようなソースコードが多いでしょう。 #include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello World");
return 0;
}
 これは、

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いにしえのプログラミング 4 コンパイル

(続き)実は、コンピューターはプログラミング言語を理解できません。コンピューターが理解できるのは、0と1という二進法だけです。つまり電流がオフの時が0であり、オンの時が1です。しかし、人間が0と1だけでプログラミングするのはつらいので、いろいろなプログラミング言語ができたのです。1980年代は、業務用として、COBOL 、FORTRAN というプログラミング言語がありました。個人用としてはBasi

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いにしえのプログラミング 3 エクセルがなかった時代

いにしえのプログラミング 3 エクセルがなかった時代

(続き)表計算ソフトがなかった時代を連想してください。そうすれば、COBOLの仕事が見えてきます。昔は、エクセルがなかったのです。もっと詳しく書けば、エクセルの前には、「Lotus 123」という表計算ソフトがありました。Lotusは、Windows3.1時代は、全盛を誇りましたが、Windows95に対応するのが遅れて、衰退しました。一説によると、Microsoft社がWindows95の情報を

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いにしえのプログラミング 2 英語学習

いにしえのプログラミング 2 英語学習

(続き)当時は、業務用はCOBOL、個人用や趣味はBasicという言語でした。私はBasicが好きになれませんでした。Basicの文法は、いきなり命令文を書き出すのです。このほうが初心者にやさしく、メモリを消費しないからでしょう。また、Go To命令を多用するのも好きになれませんでした。それでも当時は大人気の言語でした。PythonにはGo To命令はありませんが、PythonとBasicは似てい

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いにしえのプログラミング 1 当時を振り返って 厚紙と紙テープ

いにしえのプログラミング 1 当時を振り返って 厚紙と紙テープ

(続き)私は、COBOL全盛の時代、日立製作所のHI-TACという汎用コンピューターでプログラミングをしていました。この時代は、パソコンは一般的でなく、一部の愛好家のものでした。NECのPC-9801VMやVXがありましたが、パソコン本体が30万円、ブラウン管ディスプレイが20万円という時代だったので、一般の人には高根の花だったのです。CPUは、NECが独自開発したV30でした。これはインテルの8

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