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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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2022年10月の記事一覧

自信があっても、自信がなくても、みんな今を生きている。

自信があっても、自信がなくても、みんな今を生きている。

とある日のこと。
テレビを見ていたら急に息子さんが話し出した。

「僕、自信のある人が嫌いなんだよ」

「自信のある人が嫌いなの?」

「うん。僕、自信がないから、他の自信のない人と力を合わせてやっていきたい。そうすればできるんだよ」

「そうだね。みんなで力を合わせればできることもあるよね」

「そうなんだよ。ひとりでできなくてもみんなでやりたい」

そう、急に彼は自分には自信がないと言い出した

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息子さんは時々、とても難問をぶつけてくる。
「人はどうして死ぬんだろう?どうしてずっと生きていられないんだろう?」
生きている理由ではなく、死んでしまうことへの疑問。
「どうしてだろうね?」深く考えるわたしをよそに遊んでいる息子さん。
いつか、自分なりの答えを見つけるのだろう。

『ドクターX』の再放送を時々、観ている。
「大門未知子って、たまにお茶目だよね」と言うので大門未知子が好きなのか訊いてみたら「いや、タイプじゃないよ。話が面白いんだよ」とのこと。どうやら今のところ『スパイファミリー』のアーニャが好きらしい。

手洗いしたくなく「僕は発想が豊かなんだけど、考えが甘いんだよ」と自己分析の結果を熱弁。
遊んだあとに手が汚れていてもバイ菌はついていないから手を洗わないと言う理屈なのだろうけれど、その考えが甘くて風邪を引くのだと言われ手を洗う息子さん。言い返しては来るもののまだまだ素直な子。

毎朝、ラスト小学生(その日、遅く登校してしまうこと)にならないよう、小学生たちをごぼう抜きして学校に向かう息子さん。必ず、誰かと競争になる。
抜かされると闘争心に火がつくのだろう。静かなバトルが繰り広げられている。けっこう負けず嫌いな子が多いよななんて駆け引きを後ろから見送る。

毎週、学校でその週の目標を決めてくる。偏食の息子さんはだいたい「給食を一口食べてみる」なのだけれど、いつも食べてこない。しかし、最近、匂いを嗅いでみた。口をつけてみたということが1日くらいはある。偏食、全く進捗がないようでほんの少し、前進中。
ここはもうとにかく信じて待つ!

「僕なりに頑張れば、一番じゃなくても、お母さんはうれしい?」運動会前日に質問された一言。わたしの気持ちまで考えて、頑張ろうと思ってるなんてそれだけで、もう、君は世界一だよ。とは言わず、どんなことだって頑張ることが大切だし、そんな姿を見られるのは最高にうれしいよ。と抱き締めてみた。