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ヤドカリ放浪記2014〜大洲城-砥部路編〜

2月25日
AM7:14
道の駅瀬戸農業公園

農業活性化センターで目覚めた朝
高台にある道の駅なので景色は最高
清々しい朝を迎えた放浪二日目
時間が勿体無いから身支度が出来たら出発しようと思ったらスタッフが居たので八時前に道の駅スタンプを捺せた
さぁ〜出発だ!今、陽が昇る♪
AM8:03
佐田岬メロディー道路
国道197号の佐田岬メロディーライン上にある四国初のメロディー道路
愛媛らしく、みかんの花咲く丘が流れる
他の道路ならメロディーラインで通るのに既に国道197号線をメロディーラインと名付けてるからメロディー道路と呼ばなきゃならない煩わしさw
AM8:12
道の駅伊方きらら館

原子力発電所バーチャル体験・伊方ビジターズハウスに併設している道の駅
九時開店なので少し待てば道の駅スタンプが捺せると思い日向ぼっこしながら待つ
したら八時半過ぎにスタッフが来られたので交渉したら快く開店前に入れてくれて無事道の駅スタンプGET♪
好調だな〜
さて先に進みますか(*´ω`*)
AM8:57
保内

明治時代の町並みが点在するハイカラな町らしい
産業で賑わいを見せた町並みは歩いているとどこか懐かしい風景に出会いらしい
アンティークな香り漂う擬洋風建築に赤レンガ塀…
俺的には今一よく解らなかったので町並みの中をヤドカリを走らせてお仕舞い
AM9:01
ENEOS保内SS
燃料がそこを尽きそうなので仕方なく給油
レギュラーリッター166円…orz
別府より高いんじゃないか💦
ちなみに水曜日は10円引きらしい…
で給油を終え、レシート見たら159円…
微妙過ぎて素直に喜べない(^ω^;
AM9:42
止善書院明倫堂跡

市指定史跡
大洲藩五代藩主加藤泰温は中江藤樹の陽明学から学びとった教えを直ちに治政の精神とし政教一致体制の確立を目指した
そこで自ら陽明学者三輪執斉に教えを受け1732年その門人・川田雄琴を江戸より招く
1744年雄琴の教えが藩内に広まり、道義の高まりをみた藩主は自ら節約につとめ、藩臣や郷民に呼びかけ、学堂の建立に努力し、六代藩主泰衛の1746年に完成
学堂は祠堂をそのまま明倫堂とし書院は大学綱領から取って止善書院と名付けた
以来、明治五年九月の学制発布により廃止されるまで地方文化発展の根源として教学の実を挙げたとの事
そんな跡地
現在は第一観光駐車場で無料駐車場♪
AM9:47
櫓下御門跡

日本百名城の一つ大洲城の二の丸大手門にあたる櫓門
門前の石垣で囲まれた部分だけでは無く掘に架かる土橋の先まで塀で囲った桝形を持つ門
東向の門の上には渡櫓がのり、門の南側と北側の石垣上にもそれぞれ櫓が建っていた
現在も石垣の一部が残っているし風情ある民家が並んでいる♪
AM9:52
俳人松根東洋城大洲旧居

正岡子規没後の日本俳壇の中で高浜虚子・河東碧梧桐と並ぶ俳人
本名松根豊次郎
1890年に父が大洲区裁判所判事として大洲に赴任するにあたって東洋城も大洲尋常高等小学校に転校
当時この屋敷が裁判官判事の宿舎で1898年に権六が退官するまで約八年間この地で過す
この家屋は1869年に大洲城二の丸金櫓跡に建てられたもので江戸時代末期の武家屋敷の遺構が一部残されているとの事…
普通の一軒家に見えるのは俺だけ(´・ω・`)?
AM9:55
二の丸御殿跡

城主が政治を執り行う表御殿と城主の住まいにあたる奥御殿に分かれていた御殿跡
下の曲輪が表御殿で上の曲輪が奥御殿があったらしい
AM9:59
御門番長屋

曲輪内の仕切り塀の門に附属する長屋跡
門番が詰めていた建物があった
現在は広場に整備され、藤棚や近江聖人中江藤樹の銅像が建っている
AM10:03
井戸丸と石垣の修復

大洲城の本丸は上段と下段とに分かれ井戸のある下段の曲輪を井戸丸と称する
井戸丸の西側には本丸下段の門とそれに付属する多聞櫓が建っていた
更に南側には独立した二層の櫓が一棟
此処の井戸は本丸にある唯一の井戸で直径約3.8m
国内でも最大級の本丸井戸として知られている
天守台の石垣の内側に更にもう一列石垣が検出されており、現存する天守台の複雑な築造過程の一端が明らかになった
天守解体後に天守台上部の石が取り除かれており、2014年現在の復元工事に合わせて石垣を部分的に修復し元の高さまで積み直している
この修復のせいで井戸が見れなかった…
AM10:04
かま櫓跡
本丸南にある櫓
井戸丸にある唯一の二層櫓
AM10:06
暗り門跡

天守に至る最後の城門
城内で最も大きな櫓門
かつては門の正面に石垣が立ちはだかり、左に折れて石段を登ると台所櫓の前に出る様になっていた
通常の櫓門と異なり、折れ曲がり部分の上に渡櫓が覆い被さり、内部は暗がりになっていたのが名の由来
AM10:10
大洲城

鎌倉時代末期、伊予国の守護・宇都宮豊房の築いた地蔵ヶ岳城が始まり
激動の戦国時代を経て小早川隆景が伊予を平定した後、戸田勝隆・藤堂高虎・脇坂安治らが相次いで城主となるが4層4階の天守を中心とした本格的な近世城郭には整備されてなかったらしい
1617年、米子から加藤貞泰が入城
以後明治維新を迎えるまで加藤貞泰が6万石の城主としてこの地を治めた
明治維新後、幕藩体制が崩壊し1888年には天守も取り壊された
しかし4棟の櫓は解体を免れ、いずれも国の重要文化財に指定されている
4層4階の天守は明治期の写真や天守雛形と呼ばれる江戸期の木組み模型等の資料を基に2004年に復元されたものである
入場に500円取られるのは癪に立つので外観を楽しむ
どうせ中は資料館みたいなもんだろうしね
(´・ω・`)
AM10:26
鉄砲櫓跡

二の丸北東隅にあった櫓跡
付櫓を伴う二層の櫓であった
川越しの攻撃に備えた櫓で鉄砲等を格納していた櫓
AM10:36
三の丸南隅櫓

国指定重要文化財
大洲城の三の丸に位置する櫓
1766年に再建されたものだが大洲城に現存される最古の建造物
現在はお殿様公園として開放している
また同敷地内には旧加藤家住宅主家がある
此方は国登録有形文化財
ちなみに男はつらいよ寅次郎と殿様のロケ地である♪
寅さんファンの俺にとっちゃ最高の観光スポットだ(*´ω`*)
AM10:55
龍護山曹渓院

大洲藩主加藤家の菩提寺
加藤光泰霊廟と加藤家墓所は市指定史跡
学問・芸術・技能成就に御利益あるらしい
AM10:59
山本尚徳邸跡

山本尚徳は1826年現大洲市大洲に生を受ける
大洲藩馬廻りを勤め郡奉行
次いで家老に就任
1870年には大参事となり明治維新に伴う混乱期の大洲県政を担当
しかし相次ぐ政府の諸改革に対する農民の反発や「旧藩主加藤泰秋の東京移転は大参事である尚徳の陰謀である」との誤解を招き翌年、大洲騒動と呼ばれる農民一揆が起きた
事態の収拾を図るべく旧藩主加藤泰秋が鎮撫に出向くが説得に失敗
尚徳は騒動の責任を一身に負い自邸で自刃した
そんな大洲が誇る偉人が住んでいた旧居跡
大洲南中学校横に頌徳碑が建つ
市指定史跡である
AM11:06
大洲まちの駅あさもや

大洲観光総合案内所がある特産品売り場
観光客用の無料駐車場完備
敷地内には四季の窓なるカフェが併設している
AM11:15
大洲神社

神楽山に鎮座し、大洲藩代々の崇敬を集めてきた由緒ある神社
1331年に大洲城が築城された際にこの地の総鎮守として建てられ鎌倉時代から現在まで当地を見守り続けてきた
昭和天皇即位を記念して1928年に建てられた大洲神社の象徴の一つ巨大な昭和燈を見上げて参道の階段を上がると事代主命の石像が境内に建つ
事代主命とは七福神の一人恵比寿様
大國主命と共に大洲神社の御祭神として祀られている
またドラマや映画のロケ地として数々の作品にも登場している神社らしい
かの名作東京ラブストーリーの最終回のロケにも使われてたらしい
AM11:23
臥龍山荘

河内寅次郎なる人物が構想十年・施工四年の歳月を掛けて1907年に完成
臥龍院・不老庵・知止庵の建造物と借景庭園が広がり、冨士山・肱川の風景を望む事が出来る山荘庭園
1956年に市指定文化財を受け1985年には県指定有形文化財に指定された
また2011年にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの一つ星を獲得した
AM11:30
旧塩屋町通りの道

大洲城の城下町の石張舗装の道
此処の一画に東京ラブストーリーでリカが別れの手紙を出したポストが佇む
記憶にないや(´・ω・`)
AM11:34
おはなはん通り

朝ドラおはなはんのロケが行われたスポット
江戸時代の町並の幅員・家並等が忠実に残されており、当時の庶民の生活の一端を知ることができる
北側の蔵は商屋のもので南側は武家屋敷が並ぶ
そんな武家屋敷の一軒が吉元邸として郷土料理を振る舞っている
贅沢になるから食べないけど…
AM11:38
大洲歴史探訪館

蔵を利用した資料館
1939年頃まで木蝋の精製が行われた
木蝋の材料となるハゼが貯蔵されドイツ等欧州にも輸出されていた
肱川の水害から蔵の中身を守る為、扉が高い位置にあるのは大洲ならではの造り
ひじかわの詩と臥龍山荘写真展が開催
また坂本龍馬の絵が展示されていた
AM11:46
ポコペン横丁

昔懐かしい空間
ホーロー看板等が至るところに掲げられている
日曜日には屋台も出ているらしい
敷地内には思ひ出館があったが有料だったのでパス
AM11:50

ひじかわ遊覧乗降船場
その昔、坂本龍馬が脱藩時に立ち寄ったと伝わる港
シーズンには川下りを楽しめる様だ
肱川きれい♪
AM11:54
油屋
旧油屋旅館
作家の司馬遼太郎が泊まった宿らしい
現在は大洲炉端屋
AM11:56
おおず赤煉瓦館

1901年に大洲商業銀行として建築された
イギリス積みの赤煉瓦構造で屋根には和瓦を葺いた和洋折衷の造りとなっており、明治後期のレンガ造り銀行としては南予唯一の施設
売店と休憩所になってないる
又れんが資料館やなつかし映画コレクション等が館内にある
此処を最後に大洲城と城下町の散策を終え、次の目的地へ向かう
PM0:24
十夜ヶ橋

弘法大師が野宿修行した橋の下
修行場所として四国霊場唯一の野宿修行道場として野宿を許可されたスポット
橋の下には弘法大師が横になっている像とともに御詠歌碑が建っている

対岸には霊場十夜ヶ橋なる寺・永徳寺がある
ちなみに2014年は四国霊場開創1200年を記念して秘蔵の大師堂弘法大師像を特別開帳している
PM0:54
道の駅内子フレッシュパークからり

清流小田川沿いに建つ長閑な道の駅
施設も充実しており何か癒される
流れる川の水がホンマ綺麗

内子豚もろみ焼バーガーが気になる
PM1:30
道の駅小田の郷せせらぎ
国道380号線沿いにある小さな道の駅
少し売店物色
付近を撮影
東屋で寛ぐ
PM1:52
小番食堂

小田名物たらいうどんの店
たらいうどん550円
箸で掬い上げるとプチッと千切れる腰の無いうどん
出汁は手作りみたいで摺りゴマと椎茸と豆が入っている
葱・生姜・柚子を薬味にお好みで頂く
うん…イマイチ…(´・ω・`)
名物に旨い物なしか…
中華そばにすれば良かった…orz
PM2:49
久万山高原水
国道33号線沿い落合に湧く湧水
ペットボトルに汲む
意外と湧水多いよね愛媛♪
PM3:03
笛ヶ滝公園
馬頭池に月見堂のある憩いの公園
しかし滝が無い
滝と付くからてっきり滝があるもんだとばかり思っていたが滝がない
無駄足を踏んだ(。´Д⊂)
PM3:20
大宝寺

久し振りの四国霊場巡り
再開は四国霊場第44番礼所から
四国八十八ヶ所の真ん中からへそ寺と呼ばれる寺
本尊は十一面観世音菩薩
山門には巨大ワラジが祀られている
PM4:00
遅越の滝

皿ヶ嶺山系に源を発する滝
県道209号線から150mの距離にある思いの外に見応えのある滝だった♪
PM4:17
古岩屋

四国カルスト県立自然公園に属する国指定名勝
直瀬川の岸に円錐状の峰が連なっている結晶片岩を基盤とした第三期の礫岩峰
無数の穴が空いているのが特徴の名勝♪
PM4:27
岩屋寺

四国霊場第45番礼所
駐車場から二十分掛かる霊場
しかし途中には無数の石仏や地蔵が佇んでいる
この光景は圧巻である
また本堂は古岩屋と同じく水の浸食作用によって岩が剥き出しとなり無数の穴が空いている岩肌に囲まれている光景も圧巻である
本堂横にある法華仙人堂跡なる岩肌の窪みの聖域はお詣り応えがある
穴禅定等もあり実にお詣り甲斐のある寺だ
PM5:14
道の駅みかわ

国道33号、面河川と久万川が合流して仁淀川となる畔に位置する道の駅
此処もまた小さな道の駅である
スタンプを捺すだけで先に進む
PM6:13
道の駅ひろた
砥部の里めぐり陶街道五十三次の27番目
峡の郷とも呼ばれている火曜定休日の道の駅
朝八時から開店なのでP泊して翌朝に道の駅スタンプを捺そうと思ったら外に設置されていた
こういう道の駅は嬉しいね〜(*´ω`*)
スタンプを捺せたので先に進む
PM6:52
銚子ダム公園

緑が広がる銚子ダムに隣接する無料キャンプ場
外灯が無くて真っ暗な場所
今宵のP泊スポット
静か過ぎて少々不気味だ
そんな無人な夜
そんな久し振りの観光で自分らしい一日
やっぱり俺は旅人が一番合ってるわ(*´ω`*)

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