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SAIKAI@MIYUKI・第5話「お互いの気持ち…」
こんな事があるのか?
考えていなかったことが もしかしたら…という思いに変わり、さらにそのわずかな期待がまさか現実となるとは……
これぞまさに「驚愕」という言葉を使わざるを得ない、これ以上の言葉は他にない今の俺の心境だった。
と同時に思ったのは「どうして?」ということだった。まさか俺と同じように美幸も俺の事が忘れられなくて……そんなはずなどないだろう。実は女性のほうが恋愛に関しては前向きに進める
SAIKAI@MIYUKI・第3話「お互い……。」
ヒロちゃん、ありがとう!(●´ー`●)
お互い、連絡の取れない時間があって私もいろいろあって結局そのままヒロちゃんとは
連絡することなく離れ離れになっちゃったこと
今もずっと悔やんでいて…もしかしたらあの時、連絡してくれていたのかな?ってずっと思ってたの!訳があって小樽を離れたんだよね……連絡くれていたら…ごめんなさい……まずはそのことを謝りたかったの。
訳あって……とても気になる言葉だった
SAIKAI@MIYUKI・第2話「空白の一年」
メッセージを開ける前に…今の彼女の情報は
ないのか、もう一度彼女のプロフィールを確認した。
立花 美幸
北海道 釧路市出身
愛知県 名古屋市 在住
プロフィールの表示はそれだけだった。顔だけで判断してしまって実は違う人間だったら…という冷静さがあったのは幸いだった。
そしてやっとの思いで重く感じたメッセージのマークをタップした。
荒木ヒロユキさん
いや、ヒロちゃん。私のこと覚えています
SAIKAI@MIYUKI・第1話「君を見つけた朝」
ずっと一緒に いられると そう思っていた…。
俺は荒木ヒロユキ、50を4つほど過ぎたいわるおっさん、高校時代の恋愛をこの歳までずっと引きずっている情けないおっさん、この歳になるまで俺は一度も結婚をしたことのないひとり身のおっさん。
もちろんその後、恋愛をしなかったわけではないが生涯を人生を共に歩んでいこう、という女性に巡り合わなかっただけ。最もそれはとても都合の良い言い方で、自分でそう正当化し
My Love ~高校生編・第13話「愛はかげろう」
それからというもの裕華と僕の距離はぐっと縮まっていった。それからの1ヶ月、学校ではいつも隣の席で、休み時間や放課後は男の友達よりも多くの時間を楽しく過ごした。
そして…1ヶ月が過ぎ…2人に別れが訪れる。
2ヶ月ごとというクラスの決まりで席替えになり、2人は離れ離れになるのだった。「なんだ、そんな事かー!」と言われそうだが僕にとってみれば彼女と一緒の時間が剥ぎ取られるような辛い事だった。でも……