プロとして生きる | 内田和成先生最終講義
早稲田大学ビジネススクール(WBS)の内田和成先生の最終講義を受講しました。笑いもあり、大変楽しめました。
過去に早稲田大学ビジネススクールのMBA Essentialsを受講していたので、メールでYouTubeライブの案内があったのです。本講義では、
先生の人生観
が語られました。
ライブ配信のみで後から視聴はできないため、「この場限り」のお話もありました。その辺は除き、私が気になったほんの一部分を紹介します。
キーワードは
「努力」「やりたいこと」「スキ」
一緒に学びましょう!💪
内田先生って?
内田和成先生。私は、早稲田大学ビジネススクールのMBA Essentialsを受講するまでまったく知らない存在でした。超簡単に紹介すると、
つまり、超プロのコンサルが先生をやっていたのです。
著書に『仮説思考』があり、私もアウトプットしました。
前例がない?
私が勤める会社は前例大好きでして…。みなさんの職場ではどうですか?
前例がなかったら、どうするか?先生なら、
「だったら自分が前例になる」
いや~、しびれますね。私もお客さんの前で言ってみたいです。
プロは結果がすべて
コンサルなんて、まさにそうですよね。
プロには2種類あると先生は言います。
①天才型
②努力型
「プロ」と聞いて、あなたなら誰を思い浮かべますか?その人は、天才型ですか?努力型ですか?
先生は、プロ野球選手に例えて話していました。長嶋は天才型、王は努力型、のように。
先生ご自身は、自分を努力型だと思われているそうです。
努力はしたいですか?
「努力」ってどんなイメージですか?
めんどくさかったり、しんどそうなイメージだったりしませんか?
プロには2種類しかなく、天才型でないのであれば、努力するしかないと先生は言います。
「え~、努力なんかしたくない。ラクしたいな~」
って思っちゃうかもしれません。でも、こんな風に問われたらどうでしょう?
努力してでもやりたいことは何か?
プロだって努力が必要です。
サッカーの神様と呼ばれるジーコでも、1,000通りのシチュエーションごとに100回の練習をしていた。なんて話や、
日本人で初めてフェラーリをデザインしたトップデザイナーの奥山さんでも、毎日100通りデザインする。なんて話がありました。
スキなことを仕事にする
先生の結論はこれです。
先生の場合は、スキなことがコンサルだったのですね。
「スキだけじゃ仕事にならない」なんて話をよく聞きます。たしかに強みや価値観の一致も必要でしょう。
でも、「自分のスキをどれだけ信じられるか」ということもすごく大事なんだなと、この講義で感じました。
やりたいことは、はやく見つける
自分のやりたいことと、会社が求めていることが重なっていれば、それはとでも幸せなことですね。
だからこそ、「はやく見つけよう」と先生もおっしゃっていました。この点は私も同意します。
ただ、私が最近思うのは、自分がやりたいことをやっている会社って実はあまりないのでは?ということです。
ごじつけて自分を納得させていないか?と考えてしまうのです。私、迷走中なのです。みなさんは、会社で自分のやりたいことが実現できていますか?
3つの宝
先生には3つの宝があるそうです。
①クライアント
②答えのないテーマ
③優秀な仲間
答えのないテーマは先生の大好物だったようですね。これにチャレンジするのが楽しくてしょうがなかったそうです。
優秀な仲間もいいですね。そんな仲間がいれば、お互いに成長し合うことができます。
私も、会社の外ではありますが、そんな仲間を見つけて成長しています。
人生100年時代に向けて
先生からこんな提案がありました。
100歳までの予定を立ててはどうか?
いやいや、そんな先のことなんて考えられませんよ。
と、思っていたところ、
短い計画しか立てられない人は、「作業」を「仕事」だと勘違いしている。
なんて、心を読んだかのように言ってくるのだから、グサっときますね。
イノベーションとは
先生が考えるイノベーションとは、
人の行動を変えること
だそうです。なるほどたしかに、人が動かなければ、良い商品も良いしくみも意味はないかもしれません。
でも、人の行動を変える前に自分の行動を変えることが大事かなと思いました。
まとめ
「努力」「やりたいこと」「スキ」というキーワードを中心に、講義のほんの一部をアウトプットしました。
この3つキーワード。別々のことを言っているわけではなくて、実は一緒のことなんじゃないか、と思いました。
60、70、80になって、のんびり人生を過ごす…。そんな人生を否定はしませんが、「私はそんな人生はつまらない」と生涯現役をかかげる内田先生。
今後は「寺子屋」をやりたいのだそうです。授業料は、結構お高いらしいですよ(笑)。
本日の学びはここまで。また来てください。👋
2022年3月12日 13:00~ YouTubeライブにて視聴
この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。