見出し画像

詩110 光の玉✴

指先から ひり出す 光の玉。

生み出された言葉 排出された感情


牛のように 何度も何度も

思い出を 反芻する。


青い性は 罪の香り。


見境の無い、一方通行な 愛。

届かぬ思いは、  別次元で果てるべきなのか。。


溜まりにたまった 光の玉は

皆、 似たような顔をして

上目遣いに 僕を 嘲笑してくる。


少しばかりの恥ずかしさを胸に、

循環を

繰り返す 
繰り返す
繰り返す
繰り返す
繰り返す……

この記事が参加している募集

猫のいるしあわせ

今日の短歌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?