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リベンジではなくリハビリ 21.11.29

旅行その②から無事帰ってきた。
いま、自分の部屋で、タブレットに向き合いながら、この文章を書いている。
目一杯楽しむ「リベンジ旅行」というよりは、行き慣れた場所を中心に訪れる「リハビリ旅行」に近い。
ひたすらに眠い。
できれば、旅行その①から間を開けたかったのだが、諸事情により翌々日に出発。

宿泊込みの旅行は、ほぼ二年ぶり。


一頃に比べて、ころなかはだいぶ落ち着いたものの、それは日本に限った話であり、他国の例を見ても、リバウンドがいつ起こってもおかしくはない。
このような状況で「旅行に行ってきました」と、大きな声ではなかなか言いづらい面もあるが、

自分がワクチンを二回打ち
世の中の七割以上も接種し
感染者数が低く抑えられている

今だからこそ行くことができて、やっとストレスが解消された感はある。

そもそも旅行とは、自分で金を払って、自分が好きな場所に行ったり、美味しいものを食べたりするので楽しくないわけがない。
これまではただ楽しいだけのものだと思っていたのだが、ここ二年ほど行動が制限され、ステイホームが続いた。
その時に気づいたのだが、旅行は、単なる楽しみ以上の意味があるのではないだろうか。

いつもとは違う環境で、非日常の体験をすることで、

心がととのう?

とでも言おうか、日常の良さを改めて思い出し、「明日からまたがんばろう」という気持ちになれるというか。
そういう人はきっと多いだろう。


いよいよ、来年辺りから本格的に経済活動が再開できるか――と希望を持った矢先に、またまたあらたな変異株が見つかって、世界規模で警戒が強まっている。

やっと終わりが見えてきたと思ったら絶望に突き落とされるという地獄ループが延々と繰り返されているが、そんな中でも、というより、そんな中だからこそ楽しみを見つけるのは大事だと思う。


僕は、しばらくの間なら、またステイホームも我慢できそうだが、来年には旅行好きの虫がうずき出すだろう。
僕にとってマジで旅行は人生のリハビリ。

その時まで、そして、それ以降もこの低水準が続いてほしい

――が、今さっき、変異株の感染者が初確認されたというニュースを見て、またもや心がざわめいてしまう。



物事にはいつか終わりが来る。
それを信じるしかない。

迷ったときは基本に帰る。






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