マガジンのカバー画像

シングルパパ起業家はがんばらない

66
三姉妹のシングルパパ。株式会社トーフラボ代表。心の健康とつきあいながら、がんばらないで自由に生きていく。
運営しているクリエイター

#メンタルヘルス

電子書籍「シングルパパ起業家はがんばらない」を出版しました

電子書籍「シングルパパ起業家はがんばらない」を出版しました

明けましておめでとうございます。

昨年のクリスマスに電子書籍を出版しました。
プロの編集者さんとデザイナーさんに参加してもらって仕上げました。

このnoteに書いていた文章を加筆修正して、さらに編集者さんと一緒に直しを入れて、より分かりやすくなっていると思います。

Amazonの紹介文を載せておきますね。

「生きてるだけで致命傷」

《軽快な文章で綴る、みんなにやさしい人生の攻略本》

3

もっとみる

ひとり親の消耗、決断疲れについて

とくになにもしていないのに頭が働かなくなることがある。なんなのだろうと思っていたところ、「決断疲れ」というものがあることを知った。意思決定を長時間繰り返すと決定の質が低下してしまうそうだ。決断疲れにより決断をまったくしない状態になってしまうこともある。疲れるほどの決断をしていないという人もいるかもしれないが、これは人生を左右するような大きな意思決定だけではない。パンにバターを塗るかジャムを塗るか。

もっとみる

心の病のカミングアウト

心の病については気軽に公言するようにしている。僕の場合は現在病気ではないからだろうか。別に隠すことでもないしとも思うし、不利な立場に立たされることはないだろうと楽観的に考えているところもある。むしろメンタルの不調と付き合いながらうまくコントロールしている僕のやり方を公開することで、それが役に立つ人もたくさんいるのではないかという期待もあったりする。

カミングアウトというと最近ではセクシャルマイノ

もっとみる

心の一病息災、不調との向き合い方について

体調を崩してはじめて体のことが気になりだす。そんな経験がある人は多いんじゃないだろうか。誰でも病気をするのは嫌だし、体調を崩すだけでも嫌になってしまう。だから体調管理をしようとするのだろうけど、その第一歩は普段の体調を観察することだと思う。調子が悪いときではなくて、普段の体調を観察する。

「一病息災」という言葉がある。無病息災ではなくて一病息災。無病の人よりも病気を持っている人のほうが自分の体に

もっとみる

うつと闘わないシングルファーザーのメンタル術

ひさしぶりに買い物に出かける。なにを買おうとしていたのかは覚えていない。休日の街は人が多い。うつむきながら歩く。通りすぎる人々の声がノイズとなって耳に入ってくる。言葉としては認識できない。一瞬だけ顔を上げる。まわりの動きがスローモーションのように感じる。何人かこちらを見ている気がする。この中に他人の心を読む能力者がいる。心を閉ざしふたたび顔をふせて歩きだす。立ち止まろうとする足を無理やり前に出し続

もっとみる