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シングルパパ起業家はがんばらない

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三姉妹のシングルパパ。株式会社トーフラボ代表。心の健康とつきあいながら、がんばらないで自由に生きていく。
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#メンタル

心のモヤモヤを解消する「カエラメソッド」

モヤモヤするのは頭なのだろうか心なのだろうか。頭がうまくまわらなくて、心がモヤモヤするような気もする。頭がまわっていないというのは、思考がループしている状態なのだと思う。どうしよう。さて、どうしよう。ここから先に進めない。考えているようで、思考が表面上をすべっていく感じ。僕は自分が強い人間ではないことを自覚しているから、自分の心を観察するようにしている。あ、いまモヤモヤしているなと気がつく。そうし

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ひとり親の消耗、決断疲れについて

とくになにもしていないのに頭が働かなくなることがある。なんなのだろうと思っていたところ、「決断疲れ」というものがあることを知った。意思決定を長時間繰り返すと決定の質が低下してしまうそうだ。決断疲れにより決断をまったくしない状態になってしまうこともある。疲れるほどの決断をしていないという人もいるかもしれないが、これは人生を左右するような大きな意思決定だけではない。パンにバターを塗るかジャムを塗るか。

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心の病のカミングアウト

心の病については気軽に公言するようにしている。僕の場合は現在病気ではないからだろうか。別に隠すことでもないしとも思うし、不利な立場に立たされることはないだろうと楽観的に考えているところもある。むしろメンタルの不調と付き合いながらうまくコントロールしている僕のやり方を公開することで、それが役に立つ人もたくさんいるのではないかという期待もあったりする。

カミングアウトというと最近ではセクシャルマイノ

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自分に負荷をかけない、子育てのストレス回避について

ひとり親だからこそ、とにかく折れないということを心がけている。そのためには自分で自分に負荷をかけないということが肝心だ。

子どもたちにダメと言わないというのにも通じるのだけど、言葉を口に出すかどうかということに気を使っている。子どもたちが部屋を散らかしているとストレスがたまる。そこで「片付けなさい」と口にする。当然子どもたちはそうかんたんには片付けをしてくれない。そうすると自分が言ったことに対し

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心の一病息災、不調との向き合い方について

体調を崩してはじめて体のことが気になりだす。そんな経験がある人は多いんじゃないだろうか。誰でも病気をするのは嫌だし、体調を崩すだけでも嫌になってしまう。だから体調管理をしようとするのだろうけど、その第一歩は普段の体調を観察することだと思う。調子が悪いときではなくて、普段の体調を観察する。

「一病息災」という言葉がある。無病息災ではなくて一病息災。無病の人よりも病気を持っている人のほうが自分の体に

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子育て中でもそうでなくても「しなくていいリスト」

生きることに意味などない。生物学的に考えるとそうなる。それに気がついてずいぶんと楽になった気がする。だから生きていても意味がないということではない。生きる意味は探さなくとも自分で自由に決めることができるということだ。そしてそれは人生のステージによって変わってもいい。子ども3人をひとりで育てているいまの僕の目標は生き残ること。折れることなく生きること。

目標が低すぎるだろうか。みんなが成功者になら

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うつと闘わないシングルファーザーのメンタル術

ひさしぶりに買い物に出かける。なにを買おうとしていたのかは覚えていない。休日の街は人が多い。うつむきながら歩く。通りすぎる人々の声がノイズとなって耳に入ってくる。言葉としては認識できない。一瞬だけ顔を上げる。まわりの動きがスローモーションのように感じる。何人かこちらを見ている気がする。この中に他人の心を読む能力者がいる。心を閉ざしふたたび顔をふせて歩きだす。立ち止まろうとする足を無理やり前に出し続

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