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効果的な言葉・ニューロロジカルレベル④

こんにちわ。 心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

私はですね。 家にいる時たまにパソコンとかしてて疲れてくると、ただただベッドの布団に、掛け布団にですね、ドサッと倒れ込んで、 その布団の感触だけを感じて癒されるっていうことをしたりしてるんですね。

布団に包まれる柔らかさ。みたいな癒しですよね。あとは肌触り。結構ですね、この肌触りっていうのが重要でして 。

私昔、ベッドカバーを変えた時に突然眠れなくなってしまったりしたんですね。

その肌触りがカサカサするというのがどうしても気になってしまって。

ベットカバーを変えてみたりするだけでも違うんだなぁて、その時自分の敏感な部分とかに気付いたりしたんですね。

不思議ですよね。パジャマとかも最初は着心地がいまいちだった服も、半年もすると肌に馴染んできて自分の皮膚の様に着心地が良くなるし、そうならない服もあったり。それぞれの個性に合う肌感覚がありますよね。

今日はそんなことを考えていました(^^)

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今日のテーマですが今日は【効果的な言葉・ニューロロジカルレベル④】についてお話ししていきたいと思います。

1.NLP

NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。

元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。

彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。

これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。

NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。

N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています

NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。

これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。

NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。


2.効果的な言葉・ニューロロジカルレベル④


【ニューロロジカルレベル】
①自己認識(アイデンティティー)
②信念・価値観
③能力
④行動
⑤環境


この五つのレベルのことを言います。

例えばですね、ここに「私は幼稚園の先生です」という方が一人いるとしますよね。

• ①自己認識レベル=「幼稚園の先生です」

• ②価値観レベル=「先生として園児に幼児教育の豊かさを提供できる」「園児にのびのびとした園生活を送ってもらうことができる」

• ③能力レベル=「先生としておはようおかえりの歌を歌ってピアノが弾ける」「先生として園児同士の衝突の仲裁をすることができる」

• ④行動レベル=「ピアノが弾ける」「工作用の用具を使うことができる」「日誌を書くことができる」

• ⑤環境レベル=「幼稚園の先生として働く幼稚園という場所がある」

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さらに、この五つのレベルと疑問詞の関係があります。

【5W1Hとニューロロジカルレベル】

①自己認識(アイデンティティー)=「だれ?(Who)」
②価値観レベル=「なぜ?(Why)」
③能力レベル=「どのように?(How)」
④行動レベル=「何を?(What)」
⑤環境レベル=「どこで(Were)」「いつ?(When)」

ニューロロジカルレベルについて気になった方は過去の記事の【ニューロロジカルレベル①~③】を読んでいただけると嬉しいです(^0_0^)

意識のレベル・ニューロロジカルレベル①

価値観が行動に影響を与える・ニューロロジカルレベル②

五つの意識と質問(5W1H)の関係・ニューロロジカルレベル③

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それでは今回の【効果的な言葉・ニューロロジカルレベル④】についてお話ししていきたいと思います。

例えばあなたが会社に勤めていたとします。

そしてこんな場面に出くわしたと少しイメージをして聴いてみていてください。

あなたは会社の会議に出席していました。そこで会議の始まりの時間は18時からでしたが、それを20時と聞き間違えて、一人遅れてきた人がいたとします。

この時に上司がその遅れてきた人に「なんてお前はバカなんだ】と頭ごなしに言って険悪な雰囲気になってしまった。

という場面を想像してみてください。

これは実際に私もしてしまったことがあることです。

 その時は私は上司にため息をつかれました。

先ほどの例で「なんてお前はバカなんだ」というこの言葉はニューロロジカルレベルでは一体どのレベルで叱ったということになるんでしょうか。

ここでは本来、行動レベル能力レベルでの言葉が当てはまるので、 行動レベル(what)では、何?(what)を使って、例えば「何が悪かったのかな?」とか聴いてあげたり。

能力レベル(How)では、どのよう?(How)にを使って、例えば「どのようにすればよかったかなぁ?」とか聴いてあげるのが適切だということになるんですね。

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しかし、先ほどのように「なんで君はバカなんだ」と、冷たい態度で言ったり、私の時のようにため息をつくなどの態度をされたら、 どのレベルにどのように影響を与えているんでしょうか。

これは、自己認知アイデンティティーレベルを決めつけてしまうということになって、人間の一番深い人を傷つけてしまうことになります。

否定的なセルフイメージが作られてしまうことになるかもしれません。

アイデンティティーそのものが否定されると、心理的に痛みを感じてしまうので、その場から逃げ出したくなったりしてしまいます 。

「18時を20時と聞き間違った」と、本人には答えるべき要因があったとしても、アイデンティティーを傷つけられてしまったとなっては、その旨を伝える気にもならなくなります。

私自身もため息をつかれてしまって実際に周りの人にも笑われてしまったりして、その後は何も話せなくなってしまったという経験もあります。

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このことから適切な言葉は「何が悪かったのかな?」と聞いてあげたり「次回はどのようにすれば良いと思う?」と聞いてあげる。

自分の在り方
、またはアイデンティティーや大切な価値観といった深い部分が責められているのでなくて、行動や能力の使い方といった自分の中のどちらかと言うと、表面的な部分が適切でないだけだと感じられるはずです。

そして大事な部分が安全だからこそ、素直に「何が悪かったのかな?」とか「どのように次回はすればよかったんだろうか?」客観的に自分の行動振り返ることができるはずです。

「失敗=自分」「自分=ダメ」のように単純化して捉えてしまうのではなくて、「自分」と「間違った行動」を切り離して冷静に考えることができることになります。

このように心理的ダメージがない時、適切に人は失敗から学ぶことができるようになります。

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コミュニケーションは言葉で主に行われていますが、仮に 上司が正しいことを言ったとしても、部下がその言葉を受け入れなかったとすれば、 効果的な影響を与えるのは難しいです。

コミュニケーションの目的はお互い良い関係を築いて、豊かさを実感することですよね。

アイデンティティーレベルや人間性を傷つけるんでなくて、行動どうすれば良かったのかなどの能力レベルについて声かけすることが大切なんですね。

このように、知らず知らずのうちに無意識に相手の深い部分を認識したり、傷つけたりしているのかもしれません。

このことからニューロロジカルレベルを理解してこれらを少し意識してみると、普段から適切な言葉を使っていくことができるかもしれませんよね。

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今回は【効果的な言葉ニューロロジカルレベル④】についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたお逢いしましょう (^^)

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