「死者の奢り・飼育」大江健三郎 文学エリートによるフランス文学臭を漂わせた、ノーベル文学賞受賞者の若き日の作品群。 コロナ禍によって世界中に死臭が蔓延する時、生の意味を問いただすために再読する価値がある。 #大江健三郎 #死者の奢り #ノーベル文学賞 #読書 #小説
残された人にとっては関係性の解消という面から死は、扱える。手に負えない問題というのは他に、もっと、有る。生きてる人の過剰から大抵生まれる。終えられないから、始めて続けて、そこから起きる。登頂もわるいなら山は、なんなのか。辿り着いて生の全部の工程を終えてわるいワケはなく。