石川知史(イシカワサトシ)

横浜にある会社の経営者、出張料理人、書評、音楽諸々やってます。

石川知史(イシカワサトシ)

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マガジン

  • 宅飲み料理人の頭の中

    ・レシピサイト通りに作ったのに料理が上手くなったと感じない、、 ・旦那の友人が飲みにきた場合、めちゃくちゃ困る、、 ・料理するときって会話に入れないから寂しい、、 ・複数品作る時どうやって買い出しすればいいの、、 1年間で約300品をフルコースで提供する宅飲み特化型の料理人が、「料理が振る舞い方」徹底解説。 普段は経営者・マーケティング業をやっている知見を生かしつつ、メニュー開発はもちろんのこと、仕入れ方法、値決め、コース内容、提供時間、提供する順番、立ち振る舞いなど、細かい検証ナレッジをどんどん解説していきます。

  • WEBマーケター、小説を売る。

    イシカワ サトシです。 このマガジンは『小説の価値を上げる。』をテーマに着目した一風変わった読書ブログです。

最近の記事

  • 固定された記事

【社内外共有用】これを読んだら石川知史(イシカワサトシ)が大体わかる!自己紹介ver2.0

お初にお目にかかる方は始めまして! 株式会社インディゲンス関係者の方々、いつもありがとうございます、、 そして普段一緒に飲んでくれている皆さん、いつもありがとう^ ^ 自己紹介noteを更新してみました!(ver2.0です。笑) 制作した背景は、、 関わる方が増えてきて、自己紹介タイミングが急増したから 「ところで何やっている人なの?笑」って言われるケースが増えたから という感じです。 ただver1.0を作ったのは約2年前の話。1~2年経ったら自己紹介したい内容

    • 【社内外共有用】これを読んだら石川知史(イシカワサトシ)が大体わかる!自己紹介ver1.0

      お初にお目にかかる方は始めまして! 株式会社インディゲンスとお取り組みのある関係者の方々、いつもありがとうございます、、 そして普段一緒に飲んでくれている皆さん、弊社メンバー、、いつもありがとう^ ^ 社内外共有用として自己紹介note作りました。 なぜこのタイミングで記事制作に踏み切ったかというと、、 仕事の関係上、関わる方が増えてきて、自己紹介のタイミングが急増したから プライベートで「ところで何やっている人なの?笑」って言われるケースが増えたから そろそろ自

      • 【ワタは最高の調味料】「スルメイカのトマト煮」の作り方を解説します。

        お腹を空かせた皆さん、こんばんは。 宅飲み料理人エッセイ第二弾!! 第二弾は「スルメイカのトマト煮」の活用方法について解説していきたいと思います。 実際に作ったときに写真はこちら。 こちらはイタリアンをやるときは毎回作っているメニューです。 なぜ毎回スルメイカのトマト煮を作っているかというと、他のレシピに応用が効くんですよ。例えば、残りのトマトソースでパスタ、リゾットをやっても美味しいですし、焼き魚のソースに活用することもできます。 そしてスルメイカの旨味を最大限

        • 【四川料理の基礎】中華料理でパーティーするとき、なぜ「よだれ鶏」が便利なのかを解説します。

          お腹を空かせた皆さん、こんばんは。 宅飲み料理人エッセイの記念すべき第一弾!! 正直一番最初なので、「買い出し」「値決め」などのハウツー系、「振る舞う上で大切なこと」などの思想系、などを執筆しようと思いましたが、まずは親近感持ってもらいやすい項目の方が良いかと思い、レシピから数本執筆していきます。 ということで第一弾は「よだれ鶏」の活用方法!! 何回も試行錯誤しているメニューです。笑 実際に作った時の写真はこちら。 ※大学の友達に振る舞った時のよだれ鶏。 ※前職の

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        【社内外共有用】これを読んだら石川知史(イシカワサトシ)が大体わかる!自己紹介ver2.0

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        • 宅飲み料理人の頭の中
          3本
        • WEBマーケター、小説を売る。
          14本

        記事

          【料理エッセイ始めました】これまで振る舞い続けてきた「宅飲み料理人の頭の中」を全部伝えます。

          このnoteを初めて知った方々、初めまして。 前から私のことを知っている方々、お久しぶりです。 いつも私の料理を食べてくれている方々、いつもありがとうございます。笑 私の料理を食べている方にはよくお伝えしていたのですが、とうとう料理エッセイをスタートします! タイトルは、、「宅飲み料理人の頭の中」!!!! 初めての方がほとんどかと思いますので、簡単に自己紹介しましょう。 普段は経営者・マーケ業をやっている料理人です。 初めまして。石川知史(イシカワサトシ)と申します。

          【料理エッセイ始めました】これまで振る舞い続けてきた「宅飲み料理人の頭の中」を全部伝えます。

          【考察】村上春樹『ノルウェイの森』はなぜ売れて、なぜ難しいのか、そしていつ読むべきなのか。

          ・『ノルウェイの森』って有名だけど本当に面白いの? ・そもそも『ノルウェイの森』ってなんで有名なの? ・実際のところどんなタイミングで読むべきなの? 村上春樹作品の中で最も売れた小説、そして最も有名な小説である『ノルウェイの森』を紹介していきます。 この『ノルウェイの森』という小説は、村上春樹の中で最も売れた小説として認知されていますが、その人気も災いし、村上春樹のイメージをちょっと悪くしかねない悪名高い小説と捉える人も少なくないでしょう。そうなんです、この小説は日本でも

          【考察】村上春樹『ノルウェイの森』はなぜ売れて、なぜ難しいのか、そしていつ読むべきなのか。

          【考察】私が『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、村上春樹の入門小説として推す理由

          ・村上春樹の小説を読んでみようと思うけど、何から読めば良いのかわからない。 ・小説は読まないけど、村上春樹は有名なので読んでみたい。 ・一番有名な『ノルウェイの森』を読んでみたけど、読んでも何が良いのかわからない。 日本はもちろんのこと、世界でも相当有名な作家、村上春樹。 一番売れたであろう『ノルウェイの森』や『1Q84』、最近発売された『騎士団長殺し』など、ニュースでも取り上げられることが多いため、タイトル名は聞いたことはあるかもしれません。 ただ、実は村上春樹の小説

          【考察】私が『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、村上春樹の入門小説として推す理由

          【考察】バルガス=リョサ「楽園への道」で苦難な選択を考える

          ・周りから反対されているのに、どうしてもやりたい事が出来てしまった。 ・家庭や世の中のイメージを捨ててまで成し遂げたい事が出来てしまった。 ・絶対に苦しい選択なのに、なんでこの職についちゃったんだろう。 こんな事を考えたことがある人は、「楽園への道」を読んでみると、人生が変わるかもしれないです。 何故ならこの小説は、世の中の敵になり、苦難な選択だとわかりつつも、それでもその選択を選ばずにはいられない、不器用に自分の意思を貫いた人のための小説。 人間誰もが、自分がやりたいこ

          【考察】バルガス=リョサ「楽園への道」で苦難な選択を考える

          文学レビューを10本書き終わったので反省していこうと思う。

          ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログです。 はじめに:ようやく10本書き終えました。いつもなら小説を解説するのですが、ようやく10本書き終わったのでエッセイみたいな感じで、感想文を挟みたいと思います。note然り、文学レビュアーさんは世の中にたくさんいますが、少しずつその大変さ・面白さに気づいてきた次第でございます。 そこで今回は、文学レビューやって思った事、大変だった事、

          文学レビューを10本書き終わったので反省していこうと思う。

          池澤夏樹『知の仕事術』で「本を読む意味」を考える

          はじめに:『スティル・ライフ』を読んだ時の衝撃ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログです。 第九弾は池澤夏樹『知の仕事術』 当マガジン初のエッセイ紹介でございます!本来第九弾では、池澤夏樹の『スティル・ライフ』をやりたかったのですが、池澤夏樹を調べていく過程で、『知の仕事術』に出会いまして。基本的に小説だけを扱う予定でしたが、当ブログの目的である、『小説の価値を上げる』に適し

          池澤夏樹『知の仕事術』で「本を読む意味」を考える

          【後編】リフティングを6,700回落とさずやり続け、学んだことを書こうと思う。

          はじめに:リフティングってどうやって数えるの? ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 私は普段、WEBマーケターとして働く傍ら、趣味で小説やアニメのブログを執筆しています。 しかし、フィクションにたくさん触れることで、自身の経験談をどこかで執筆したいなと思ったのです。振り返るとネタになりそうな経験をたくさんしましたので。 今回はその第二弾。 リフティングにまつわるお話、後編です。予めお伝えしますが、基本的に実話を元に話を構成しています。しかしプ

          【後編】リフティングを6,700回落とさずやり続け、学んだことを書こうと思う。

          【考察】安部公房『砂の女』でブラック企業を考える

          はじめに:日本が誇る天才作家『安部公房』ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログです。 第八弾は『砂の女』 ノーベル文学賞にもっとも近い作家とまで言われた天才作家、安部公房。私も色々な作家が大好きですが、『天才という言葉が最も似合う日本人作家は誰?』と言われたら、おそらく安部公房が一番最初に浮かぶと思います。もちろん、他にもぶっ飛んでる作家はたくさんいますが。 受賞歴もかなり

          【考察】安部公房『砂の女』でブラック企業を考える

          【考察】村上春樹『海辺のカフカ』は、大切な人を「失いそうな瞬間」に読むべき小説、なのかもしれない

          はじめに:世界で高評価だが意味不明な小説の定番『海辺のカフカ』ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログです。 第七弾は『海辺のカフカ』 日本はもちろんのこと、世界でもおそらく一番知名度の高い日本人作家、村上春樹。世界中に村上春樹ファンがいます。毎回、ノーベル賞受賞式のタイミングでニュースに出てくる人ですね。笑 今回紹介する『海辺のカフカ』は、2002年に発行された村上春樹の1

          【考察】村上春樹『海辺のカフカ』は、大切な人を「失いそうな瞬間」に読むべき小説、なのかもしれない

          【前編】リフティングを6,700回落とさずやり続け、学んだことを書こうと思う。

          はじめに:リフティングやったことあります?ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 私は普段、WEBマーケターとして働く傍ら、趣味で小説やアニメのブログを執筆しています。 ただフィクションにたくさん触れるにつれて、私自身の経験談をどこかで執筆したいなと思ったのです。私自身を振り返るとネタになりそうな経験をたくさんしていましたので。 今回はその第一弾。 最初はリフティングのお話。しかも前編・後編書く予定です! これは私が小学生の頃の経験談。タイトル

          【前編】リフティングを6,700回落とさずやり続け、学んだことを書こうと思う。

          【考察】『限りなく透明に近いブルー』のタイトルの意味とは

          はじめに:最も売れている芥川賞受賞作品ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログ。 第六弾は村上龍の『限りなく透明に近いブルー』 村上龍のデビュー作であり、代表作。第19回群像新人文学賞受賞、第75回芥川賞を受賞した、文壇においても非常に評価の高い作品です。 しかしですよ、この作品。その過激すぎるストーリー、暴力的な表現によって、芥川賞選考会では賛否が分かれ、2時間にわたる論戦が

          【考察】『限りなく透明に近いブルー』のタイトルの意味とは

          【考察】伊藤計劃『ハーモニー』で理想的な職場環境を考える

          はじめに:夭折の天才SF作家・伊藤計劃ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。 このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログです。 第五弾は伊藤計劃の『ハーモニー』 34歳で惜しくも亡くなった、日本が世界に誇る天才SF作家、伊藤計劃。活動期間はわずか2年ほど。伊藤計劃が執筆したオリジナル長編は『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』の3作だけですが、非常にクオリティが高く、日本SF史において絶大な影響力を持つ作家です。

          【考察】伊藤計劃『ハーモニー』で理想的な職場環境を考える