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【前編】リフティングを6,700回落とさずやり続け、学んだことを書こうと思う。

はじめに:リフティングやったことあります?

ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。
私は普段、WEBマーケターとして働く傍ら、趣味で小説やアニメのブログを執筆しています。

ただフィクションにたくさん触れるにつれて、私自身の経験談をどこかで執筆したいなと思ったのです。私自身を振り返るとネタになりそうな経験をたくさんしていましたので。

今回はその第一弾。
最初はリフティングのお話。しかも前編・後編書く予定です!

これは私が小学生の頃の経験談。タイトル通り、サッカーのリフティングの経験談です。ところでみなさん、リフティングってやったことあります?プロサッカー選手やサッカー部の人達がよくやっているアレです。知らない人のために一応下記添付しておきますね。

自慢で恐縮ですが、私は小学校の頃から、リフティングが大得意でした。小学校の頃から、軽い足技はもちろんのこと、ボールを頭に載せて移動することや、肩でリフティングとかやってました。元々凝り性な性格なので、リフティングが自分の性格に合っていたのでしょう。

中でも得意だったのは、とにかくずっと続けること。私は小学校の時、とあるサッカーチームに入ったのですが、大体3ヶ月に1回くらいの周期で、リフティングを落とすまで永遠にやる時間を設けてくれていました。

そして小学校6年生の頃です。
リフティング6,700回を達成したのです!!

リフティングの回数を信じてもらうのが一番困難だった

ただ、このままでは「お前どうやって数えたんだ!?」というご指摘が飛んできそうです。私も他の人に言われたらそう思いますよ。正直な話、リフティングは自分でコツコツ数えるしかありません。隣のグラウンドで練習している友達に数えてもらう訳にはいきませんから。。

確かに数では間違えている可能性はあるでしょう。しかしです。他にも覚えている定量的なデータがあります。それは時間です。私の持論ですが、「落とさずに何分間リフティングできたのか?」の方が、実は信憑性の高いデータかと思います。

ではどれくらいやっていたのか。
なんと1時間半(90分間)落とさずリフティングしていましたw

というのも非常に苦い経験がありまして。。私は小学校5年生の頃、自分で数え3,000回到達したことがあるのですが、友達になかなか信じてもらえなかったのですよ。。「お前本当にちゃんと数えたのか」って。。

なので当時の私が考えたのが、ちゃんと信じてもらうために「何時から始めて、何時に落としてしまったのか」をコーチと確認したのです。エビデンスこそ正義です!!

もっと具体的にお伝えしましょう。当時入っていたサッカーチームの練習開始時間は16:30。ランニング+体操を行い、リフティングがスタートしたのが17:00でした。そこからリフティングを続け、落としてしまったのが18:30。少し休憩を挟み、19:00くらいまでミニゲームをして、19:30に解散をした感じです。もう当時の私は信じて欲しくて、今でも鮮明に覚えていますw

ここまで言ったら、流石にコーチや友達も信じてくれました。

当時の私を信じたくて、youtubeを漁った。

ただ大人になり、ふとこう思ったのです。

「あの頃の俺は、本当にリフティングで6,700回やったのだろうか?」

確かに当時のことは鮮明に覚えています。ただ今後、せっかく自慢するのであれば、自信を持って自慢をしたいのです。当時の自分を、「ちゃんと正しいぞ」と肯定してあげたいのです。笑

そこで。世の中にはyoutubeで永遠にリフティングしている人がいるかもしれない!と思ったところ、、なんと永遠にリフティングしている人がいたのです!!

その動画がこちら。

もうこのYoutuberさんには感謝しかありません!本当にこんな無茶をやってくれてありがとうございます!

では彼らが1時間半で何回やったのか。

見てみたところ7,000回でした!

私の場合は1時間半(90分)で6,700回。結構ニアピンだと思いませんか!また、このYoutuberさんの場合、早く10,000回終わらせるために、片足だけで細かくリフティングしています。私の場合、両足で腰より高く蹴り上げるスタイルでリフティングをしていたので、このyoutuberさんよりもペースが若干ですが遅いことが想定できます。またyoutube内では休憩もしていますし、相当近しい数値だと思っています。

この動画を見つけて、回数を照らし合わせ、数が間違っていなかった時の感動が忘れられません。正直ちょっと涙が出ました。また当時の僕に言ってやりたいです。「お前は間違っていなかったよ!ちゃんと自慢していいよ!嘘をついていなかったんだよ」と。

6,700回リフティングして、学んだこと

読者の方もやっと信じてくれましたでしょうか?信じてくれた読者の方、本当にありがとうございます。物凄く勇気が出ます。笑

ではリフティングを6,700回やって何を学んだのか。書くこととしては下記の3点です。

●リフティングの重要性
●モチベーションを保ち続ける秘訣
●ボールを落とした時の心境

●リフティングの重要性
これは持論なのですが、「リフティングがうまい」と「サッカーができる」はそこまで比例しません。確かにボールをうまく扱う技術を磨く手段として、リフティングが有効なのは認めます。

しかし、ボールをうまく扱えることと、サッカーの試合に勝てることは全くの別問題。サッカーは他にも『身体能力』・『サッカーIQ』・『絶対勝つというメンタル』など、他にも必要な要素がたくさんあります。

私の場合、ボールを扱う技術に関してはかなり自信がありました。また小学校の頃、世田谷区の選抜選手でもありました。しかしです。中学校・高校では『サッカーができる選手』にはなれなかったのです。なぜかというと、圧倒的に『身体能力』『絶対勝つというメンタル』が足りなかったのです。サッカーをしてても正直、勝ち負けなんてどうでも良かったタイプの人間でした。

なのでリフティングをしまくっているサッカー選手の卵に言いたい!『他にももっと磨くところがあるぞ!』『試合中にリフティングする場面なんてある?』と。

●モチベーションを保ち続ける秘訣
リフティングを1,000回以上目指している、サッカー選手の卵に言いたいのは、一番大事なのはモチベーション管理だ!ということ。確かに私は、リフティングが大得意でした。とはいえ、みんなが違う練習をしているのにも関わらず、ずっとリフティングをし続けるのは、並大抵の集中力・モチベーションでは挑めません。

では私の場合、どうモチベーションを保ったのか。前述したように「信じて欲しかった」からです。前回以上の時間を超えることによって、ちゃんと時間を計測することによって、私は間違っていない、ということを信じて欲しかった。これが私のモチベーションでした。

このリフティングの経験は、実は今にも生きています。正直な話、私は人よりも、集中力を一定的に持続させるのが得意です。例えば、ずっと読書していようと思ったら、ずっと読書し続けるのは相当得意です。また大学の頃にやったスポーツもフルマラソンです。

ずっと集中するためにはモチベーションをうまく管理しないといけません。具体的にいうと、『目的』や『なんで頑張るのか』が何よりも重要です。リフティングで例えると、『なんで落とさずに〇〇回やるのか?』という考え方。これは社会人にも言える話だと思います。

●ボールを落とした時に起こったこと
とはいえ、いつかはリフティングは終わるもの。終わった瞬間は突然訪れました。今でもその状況は鮮明に覚えているのですが、リフティングしている最中、足がカクッとしたのです。

そして、ボールを落とした途端、その場で歩けなくなりました。考えてみてください。90分間、全く水も飲まず、ひたすらリフティングしているのです。何も考えずにただずっと集中し続ける、ある意味、ランナーズハイ状態になっていたのでしょう。

フルマラソンをやったことあるので、ランナーズハイの経験がありますが、その経験に似ているかもしれません。やっている最中はそんなに疲れていないのです。後から立てなくなるくらい疲れるのです。人間の体って不思議。

おわりに:後編はもっと残酷な話をしようを思う

以上、私とリフティングにまつわるお話でした。ここまで読んでくれた読者の方々、ありがとうございました。まさか前編で3,500字を超えるとは思いませんでした。笑

冒頭にお話ししたように、このリフティングのお話は、前編・後編で執筆する予定です。前編はリフティングを通して学んだこと、を執筆しました。しかしこのリフティングの話には続きがあるのです。

後編は、私がリフティングで6700回を超えた後の、後輩にまつわるお話。

それではお楽しみに〜。


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