ABCで出会った本

きっと「心の距離」が近いから

おはようございます!!! 書評行きます!!!

梨の子ペリーナ (世界のむかしばなし絵本シリーズ)
ビーエル出版 2020年出版 
イタロ・カルヴィーノ著 関口英子 (翻訳) 酒井駒子 (イラスト) 40P

(以下は読書メーターのアカウント https://bookmeter.com/users/49241 に書いたレビューです)

今月の絵本。元々はイタリアの民話だったのをカルヴィーノが再話し

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日本でいちばん本が好きです!!
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本のできごころ 〜浅生鴨・選「喜びも哀しみも日常の中に」5冊セット

毎週末書店に行くのがほぼ習慣になっていました。小さい書店でも1時間ぐらい、大きな書店だと3〜4時間はぶらぶらしちゃう。

その時間でもっと本が読めている気がしないでもないですが。

実際に手にとって惚れこんだりとか、ふと目に止まった帯文に惹かれたりとか、書店での出会いがいいんですよね。正直、通販じゃ物足りないと思っていました。

ところが最近はなかなか外出しづらい状況になり、書店自体も休業を余儀な

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ワーオォ!
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SNSで出会い、リアルで背中を押される本が増えている

「どうしてその本を読みたくなったのか?」を書く「読者前感想文」。12月〜2月までに出会った本の読者前感想文を書きました。

1.橋口幸生著『言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術』

インフルエンサーでありライターでもある5歳さんに紹介されたのがきっかけです。「Twitterの真髄が詰まっている一冊」。実はもともとこの本はSNSを中心に「どうやら良いらしい」と聞いていました。

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今月面白かった本です。何度読んでも気付きがあります。
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猫が『退屈をあげる』と話しかけてきた - ABCで出会った本

犬が好き、いつかまた犬を飼うんだと言い続けていた私が猫を飼い始めたのが去年の6月。思いがけず、猫との暮らしが始まった。

それまでは猫動画も見たことがないし、SNSでスター猫をフォローしたこともないし、猫カフェに行ったこともなかった。触ったことも、路地裏で野良猫を見つけてしゃがみこんだこともない。「モフりたい」と言ったこともない(これは未だにない)。

私は猫について調べ始めた。段ボールがあると入

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読書前感想文を書いてみた。どうして、その本を手に取った?

「読書前感想文、読んでみたいよね」

そんな話が出たのは、青山ブックセンターで展開中の選書フェア「あたたかい椎茸おだしを飲みながら読んでほしい本」の記念トークイベント「食と本」の会場でした。

青山ブックセンター店長 山下さん
読書感想文で本を嫌いになる人も多い。
逆に読書前感想文とかどう?
書評とか読む後はあるけど、読む前のことを知りたいひといると思う。
それに、書評って、いまあまり効果ないです

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今月面白かった本です。何度読んでも気付きがあります。
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拝啓 だれかさん

この手紙は、ほかでもないあなたのために書いたものです。一冊の本と出会った喜びを、本を愛するあなたと分かちあいたく、遅筆を執っています。

夏葉社という出版社をご存知ですか。島田潤一郎さんによるひとり出版社で、絶版本の復刊などを手掛けておられます。島田さんは編集経験がない中で事業を立ち上げ、書店への営業もお一人でやってこられたとのこと。そんな彼の苦悩と哲学の詰まった本が「古くてあたらしい仕事」(新潮

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奇想の漫画家panpanyaが推し過ぎる。ハマると止まらない魅力とおすすめ19話を紹介

何度読んでも面白い本には、そう出会えません。

最初の新鮮さ、二回目の新発見、少し時間をおき読み直したときの変わった視点。私にとって、そんな魅力を持つ、作家の1人が「panpanya」さんという漫画家です。

コアなファンが多いながらも、特徴的な絵柄と言語化が難しいストーリーの数々。今回、その全122話の作品を読み直し、その魅力と自分的おすすめの19話を紹介します。

(『おむすびの転がる町』の発

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今月面白かった本です。善悪とは言葉、思想の力とは。
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『こころの処方箋/河合隼雄著』の安心感

ただ本棚にあるだけで安心感をくれる本があります。最も印象的なのは「心のなかの勝負は51対49のことが多い」というところです。
実例として登校拒否の高校生が出てきます。

臨床心理学者の河合隼雄先生による本で、初版は1998年だそうです。20年以上前の本ですが、青山ブックセンターでは先日も平積みされていました。

あるとき、無理に連れてこられた高校生で、椅子を後ろに向け、私に背を向けて座った子がいた

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読んでいただけただけで嬉しいです!
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走り続ける青春として未来を探っていけばいいよね - 青春狂走曲 / サニーデイ・サービス

青春狂走曲 / サニーデイ・サービス、北沢夏音(スタンド・ブックス 2017年刊)

最初に、この街と書店の思い出について。

この街は、自分にとって、すでに地元暮らし以上の意味を持っている。

まず、地元茨城からの東京への玄関口として。

茨城県出身の僕は、今でこそつくばエクスプレスで簡単に都内に出てくることができるが、20年以上前は、常磐線に乗るために柏駅に出るまでバスで1時間。そこから東武線

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