12平均律においても、微分音を意識してしまうような、微分音慣れしている人は「もう少しなんか欲しい!」となるような、そういう和声が沢山ある。 微分音的な音律も、使いこなせなかったら、12平均律で良いじゃん、となる事も。楽理が自己目的化してないか、音楽として何度も聴き直す必要がある。
80年代リバイバルではないです。楽理が80年代で止まったから、若い人がその先を掘り起こして、こねくり回して試行錯誤しているだけです。 本来は、そうだったのですが。
真夜中に起きて、取り憑かれたかの如く、音律開発。門外不出の音律を開発しております、とはいえども、そこまで斬新なことはしておりません。
付け加えると、 「単音程と複音程の差音の音程の違い」 「どこまで純正からのズレを均すか」 「楽音の独立性と音響和音」 「複調性と、他の調域との音程を含む旋法との複合とその脈絡」 「G♯とA♭の違いをはじめとした、異名同音の機能性の違いと脈絡による多義性」 こんなところですかね。
「12平均律の差音」 「2,3,4,6,12平均律とその乗算された合成数分割の合成数平均律」 「合成数平均律との位相的ずれ、EDn平均律まで敷衍し、素数平均律を捉える」 「cent分割の非対称性を描く操作、引き伸ばされた音律と心理オクターブ」 ここに、音律論が詰め込まれています。
だいぶ個人的な24EDOの理論整備の兆しが見えてきたぞい。やっぱり、作曲や音鳴らしながらじゃないと、理論整備はうまくいかないなあ。