絵本ってこんなにおもしろい! 2    酒井倫子
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絵本ってこんなにおもしろい! 2    酒井倫子

あの森へ    クレア・A・ニヴォラ 作・絵 木の葉のざわめきが聞こえるような魅惑的な森の絵  ぼくは、レンガ色の屋根の立ち並ぶ美しいねずみ村の住人です。ぼくの部屋には暖炉があり、その前にはお気に入りのカーペットに、すわり心地の良い安楽椅子‥‥。清潔で住み心地満点のすみかの主です。  ところが村はずれには、まつ黒に茂る森が広かっていて大変不気味です。よく森の夢を見ては怖くて震え上がってしまいます。  ある夜、あんまり怖いので、ぼくは決心して森へ行ってみることにしまし

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災害と人災を考える②柳田邦男

災害と人災を考える②柳田邦男

前回は、寺田寅彦と吉村昭から、津波について考えました。災害は自然相手のものだから、何十年、何百年の積み重ねた知識が必要。明日起こるかも何十年後に起こるかもわからないものに対して、根気強く備えるのだから、個人の備え以上に、防災を教育など、身近なところに取り入れる必要性を強く感じました。 想定外だから仕方ない?2011年の東日本大震災で原発事故は、まだ記憶に新しいと思います。 当時私は15歳で、中学校から帰ってきてから、爆発の起きた原発の映像をテレビで眺めました。 しかし、それ

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【ご報告】企画展関連イベント「柳田邦男『魂の歌声に耳をすまして』」
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【ご報告】企画展関連イベント「柳田邦男『魂の歌声に耳をすまして』」

2021年8月28日、「いせひでこ絵本原画展~聞こえた「さよなら」の声」(2021.7.9金~10.5火)の関連イベントとして、柳田邦男講演会『魂の歌声に耳をすまして』を開催しました。 現在、原画を展示中の『けんちゃんのもみの木』は、日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事で当時9才の次男を亡くした美谷島邦子と、共に御巣鷹山に登り続けた画家・絵本作家いせひでこが創った絵本です。  日航機墜落事故の発生当時から事故原因を取材、遺族に寄り添い続け、現在も日本航空安全アドバイザリーグループの

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リーダーに贈る言葉 3195 「しなやかな心」

リーダーに贈る言葉 3195 「しなやかな心」

リーダーに贈る言葉 3195 「しなやかな心」 「全ての物を失っても耐えられる心。  また出直せばいいと思える強さ。  何事にも動じない自分。  そうした内面のしなやかさをもつことが、  幸せな人生を歩む上での糧になる」  柳田邦男 とても難しく辛いことだが、 嫌なことがあっても、 それを軽く受け流し、 人を恨んだり環境のせいに しないことが大切だ。 #しなやかな心 #内面 #幸せな人生 #糧 #柳田邦男 #リーダーに贈る言葉

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2021年9月6日ーー柳田邦男『犠牲 わが息子・脳死の11日』

2021年9月6日ーー柳田邦男『犠牲 わが息子・脳死の11日』

われわれが一日一日を平穏に過ごしていられるのは、この広い空のどこかで名も知れぬ人間が密かに自己犠牲を捧げているのではないか(タルコフスキー「サクリファイス」について) 「サクリファイス」をまた見たくなった。以前見た時は難解でよくわからなかった。今ならもっと分かる気がする。 バッハの「マタイ受難曲」は私も好きな曲。

フランスの食関連ニュース 2021.08.11

フランスの食関連ニュース 2021.08.11

今週のひとこと日本に帰国してから14日。先日からやっと、特定の場所での待機期間から解放されました。実家のあるさいたま浦和の玉蔵院まで散歩。平安時代頃、弘法大師により創建されたと伝わる真言宗の古刹です。本堂横には、樹齢100年を超えるしだれ桜があって、桜の季節の姿も圧巻ですが、緑深い夏の姿からも力強さが伝わってきました。 待機期間中は、デスクワーク、両親の世話、勉強したりと、時間が足りないくらいにあっという間に2週間が過ぎてしまいました。父の書斎の書庫で本を拾い読みする機会に

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【立花隆「知の巨人」の素顔】すべての仕事は立花氏の「死生観」に凝縮された|柳田邦男

【立花隆「知の巨人」の素顔】すべての仕事は立花氏の「死生観」に凝縮された|柳田邦男

私たちが見た「戦後最大のジャーナリスト」。/文・柳田邦男(ノンフィクション作家) 柳田氏 「調査報道」の先駆者・確立者 立花隆氏が田中角栄研究とロッキード事件追及に注いだ時間は、実に十数年、その著作物は半端なものではなかった。一人の言論人による政治悪追及の表現活動が、権力者の座を揺るがし、金まみれの権力のリアルに対する人々の目を全開させるほど大きな影響を与えた例は、戦後史において他にはなかった。 立花氏は「調査報道」の先駆者・確立者として、また政治思想の右にも左にもぶれ

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【私と本】聖人視することへの違和感

【私と本】聖人視することへの違和感

 久しぶりに河合隼雄さんの本を読んだ。  この本の中で特に私が反応したところは、題名に書いたように誰かを聖人視することへの違和感だった。  第4話で、ドイツの精神科医であるエリザベス・キューブラー=ロスという女性が話題にのぼっている。精神医学のお医者さんである彼女は、死にゆく人との関り方が大きく評価された人物だそうで、そういえば河合隼雄さんの他の著書でもこの名前を目にしたことがあった。  それで、この方について、この対話の前年である1997年にドイツの雑誌に掲載されたキュー

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私を知らない人にはわからなくていい

私を知らない人にはわからなくていい

「過ぎたことを振り返らない」私のポリシーですかね。忘れるのとは、また少し違う。いってみれば妬みやら嫉妬(同じか・・・)が無いということです。 ただ、自分がされて嫌だったことは人にもしないし、人が嫌な事をされているのを見て見ぬふりは出来なかったなぁ。とただ、覚えているだけです。そんな事があったなぁと。それを、どう捉えるかは他人事として捉えるかは?難しい話ですが・・・・。 巷にあふれる情報(人の死や事故のニュース)を自分事と捉えすぎている人もいますよね。心の病。それとは別にメ

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コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
 ――于武陵『勧酒』(井伏鱒二訳)

「『さよなら』のない死を考える」(視点・論点)ノンフイクション作家 柳田 邦男 https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/448624.html

コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ  ――于武陵『勧酒』(井伏鱒二訳) 「『さよなら』のない死を考える」(視点・論点)ノンフイクション作家 柳田 邦男 https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/448624.html

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