のりちゃん

多世代家族と共に生きるSLE患者の「モノ書き」兼「語り人」。自分の紡ぐ言葉で、誰かがよ…

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多世代家族と共に生きるSLE患者の「モノ書き」兼「語り人」。自分の紡ぐ言葉で、誰かがよりよく生きるきっかけになってほしいと願う。「難を転じて福となす」がモットー。

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自己紹介|noteはじめました

50歳でnoteに挑戦3歳から94歳の家族とかかわりながら生きるSLE患者のモノ書き兼語り人。 絵を描いたり、歌を歌ったりといったクリエイティブなことも大好き。 現在、会社や宮沢賢治の勉強会を運営するとともに、地元で記者や語り部として活動し、元畑をコミュニティスペースに活かそうと模索中。 「難を転じて福となす」がモットー。 半世紀を生き、試練を恵みに転じる生き方をしてきたように感じています。さまざまな経験をし、課題と思われることをよりよい方向に転じ、人と人、自然と人、モ

    • SLEの私が50回目の秋を迎えて

      人生で50回目の秋 四季の中で秋が好き。その次が春。  もう近年は秋も春も短くて、夏のような秋だったり、「涼しくなったな~」と思ったら冬に突入してしまったり、日本から春夏秋冬の概念が薄れているような気がする。  それでも黄昏時の秋、黄金色の稲が風に揺れる秋、木の葉が色づく秋が好き。台風が大変な状況をもたらすこともあるのも秋。  50歳になって迎えている秋は、余裕がなく、自然の移り変わりを愛でる時間ももてていない。だからだろうか、ゆっくりと時間が流れていた頃を懐かしく思う。33

      • 金木犀の香りが運ぶ思い出「自立とは」

        香りの思い出 香りはさまざまな思い出を連れてくる。  先日仕事の関係で先方の会社に向かった途中、甘い香りがしてきた。ちょっと考えて「あっ、金木犀の香りだ~」と気がついた。おそらく樹木の多いお寺があったから、そこに金木犀の木があったのだろう。目にはしなかったものの、秋の訪れを教えてくれる金木犀。帰宅後、過去に書いた金木犀にまつわるエッセイを読み返した。16年という歳月を経て、いろいろと変化したことに気づく。 「金木犀の香り」                          

        • かいていきたい

          50歳になって 2024年9月に50歳になった。30歳と33歳の誕生日は病院で迎えた。しかも精神科病棟。膠原病のSLE(全身性エリテマトーデス)であった私は、CNSループスの症状が出て、躁状態になっていた。入院中毎日していたこと。それは「かく(書く・描く)」ことだった。ハイテンションの私に唯一与えてもらえたものがノートとペン。初の精神科入院から20年後の私は、びっくりするほどいろいろなことをやっている。その中に「書く」という仕事や活動がある。かくことで私は生かされてきたのかも

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