工芸論

技術は受け継げない。

伝統工芸の技術に関して軽い誤解が蔓延ってないか?
とちょっと心配になりましたので書きます。

技術の継承とか、つい言っちゃいますが、
基本、技術って、受け継げません。

各々が、頑張って身に付ける、それだけです。経営基盤みたいなものとは事情が違っています。
(ロマサガ2みたいな感じだと楽なんでしょうが・・。)

スポーツ、サッカーでいうと、中村俊輔のフリーキックって受け継ぎようがないものですよね。

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レ点方式の採点では測れないもの

生き物に対しての良し悪しの判断は「レ点方式では“採点”は出来るが“良否の判断”は出来ない」というのがありますね。

生き物は、欠点こそが魅力になったりもしますから。

例えば、ダメ猫、ブサ猫だからこそ、何とも魅力的なんて事が普通にあります。

なのに、レ点方式で人だけでなく、生き物である作品、製品を判断してしまうことは良くあります。

そういう姿勢で、ものづくりをすると「美人ではあるけどナゼか

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現役のプロであるために必要な仕事量がある

なぜ、いろいろな分野のプロがアマチュアの人たちよりも「しぶとく上手い」かといえば、アマチュアとは圧倒的に練習量と、仕事量が違うから、というのは単純でありながら重要な理由です。

例えば工芸作家さん系で、あまりに年間の仕事量が少ない人の場合は、やっぱり腕や感性は落ちます。(そのキレの無さや、朴訥としたシロウト感が良いという方もいらっしゃるので、その存在の否定ではありません)

人が何かしら作る際に、

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社会が成熟して豊かになると、修行に時間がかる伝統系を本業にする人が減る傾向がある気がする

・・・タイトルの通りに思うのですが・・・、どうも、そうなると伝統工芸などでは、プロの職人・仕事人ではなく、ハイアマチュアが作家さんとして増えていく傾向があるようです。

作品制作を仕事としていても、例えば和装系手作り作家さんは有名でも制作の収入のみで生活しているわけではない事が意外に多いものです・・・かなり有名な人ですら、実は講演会や出版の収入がメインで工房を回していたり、美大や専門校などで教える

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人為の美と自由

美を宿した人為や人造物は

時間から自由になる

経済から自由になる

個別性から自由になる

その美を受けた人は

慣習で眠った感性から自由になる

美を宿した人為や人造物は自由を得る

人が自由につくったものが

自由な作品になるのではなく

人為や人造物に美が宿ると

その人為や人造物が自由になり

その美を受け止めた人に自由を与えるようになる

美に形は無い

美は、必ず何かを介して表れる

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私は「そこに美はあるのか?」という風にしか観ないのです

芸術は、経済や実用とは関係の無い純粋な人間の創作・表現行為であり、何よりも尊くエライのだ。

・・・という意見の方と、わたくし、今まで沢山出会ってまいりました。

しかし、私はその「いわゆる芸術・芸術家論」を支持しません。

それはあまりにも無理がある論だと思うからです。

私は自作品を販売して生活しているので「君は作品を売っているから本物の芸術家じゃないね(嘲笑)」と、私の1〜2世代前の、そんな

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2020年3末から3年、英国に行きます。仕事、絶対に諦めたくないので残り5か月徹底的に準備することにしました。

自己紹介します。
35歳。女性。小学1年、保育園のムスコ2名あり。
夫は赴任中。

仕事は50人規模の中小企業で、金周りのバックオフィスの仕事を
しつつ、会社の事業の一つ…伝統工芸、手仕事をテーマにしたWEBメディア事業にて、情報発信に関わるPRや企画などを学ばせてもらっていました。

将来やりたいことその1。
伝統工芸のプロデュース、ブランディングがしたい。
将来やりたいことその2。
「伝統工芸

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伝統とは直接対峙するのが良いのです

自分のつくる和装の柄で「これがもし、洋服の柄としてついていたらどうか?」ということは良く考えます。「現代の洋服に置き換えたらダサいかも知れないけども呉服だからこれが伝統で正義」みたいな流れで私は制作しません。

伝統柄を扱う際にも、いろいろ考えます。

2000年代になってから増えた、呉服のいわゆる伝統柄を薄味にして「シュっ!」とさせたものが現代的な呉服という流れには個人的に抗う方向で行きます。

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色と味覚・嗅覚は良く似ています

女性ものの着物の色には、体感として「少し酸味と甘味がある」のが重要と個人的には思っています。ちょっとキュッとするような密度と刺激と潤い、そして品のある甘さが必要。

和装の場合は、和食の酢の物的な酸味。米酢的なうまみと湿度がある酸味で、香りはしとやか。

洋服の場合はピクルスの酸味。ワインビネガーやモルトビネガーの鋭さのある酸味と、華やかな香り。

男性ものだと、基本的には酸味は入れないか、少なく

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内向きの価値観の空間が本当に苦手で・・・

私は一般に思われるよりも、いわゆる創作系のいろいろに雑食性でいろいろ楽しめるタイプなんですが、それでも「これはムリ、絶対にムリ」というものは、一応あります。

「工芸のアート志向作品」や「変に美しい(偏った)思想を表すための工芸やアート作品」だったり「内輪の価値観のみで良し悪しを決めているような工芸やアート作品」だったりする場合、その空間に入るのもムリ、っとなります。吐き気すら催すぐらいにムリです

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