仁平 幸春
2021/01/01 07:43
旧年中は大変お世話になりました本年もどうぞよろしくお願いいたします。仁平幸春
2020/12/29 14:16
2020年の12月現在、工房にいるのは親方の私と、工房構成員の甲斐凡子だけなので、今年の忘年会はふたりです。来年は増えていると良いのですが・・・忘年会は、だいたい、工房でちょっと凝った料理をつくって、良いお酒を呑む事が多いです。ここ数年はイタリア料理が多かったです。が、去年は四谷の「萬屋おかげさん」にて開催。日本酒と、日本酒に合う料理で有名なお店です。(予約がむづかしい)今年はコロナのいろ
2020/12/28 16:55
画家のマティスが本のなかで「”単純さ”と”簡単さ”は全く違う」と書いておりましたが、全くその通りだと思います。ここでは「単純=シンプル」という言葉づかいにします。「様々な要素が連動し、ひとつの個性として働く存在」である「シンプルさを持ったもの」と「内容が空疎で薄く、練り上げられていない簡単なもの」とは全く違います。良く「無駄なものを削り落とした云々」がシンプルさの説明だったりしますが、
2020/12/24 16:31
という事だよなあ、と、私は個人的に思うのです。一般的には、センスや創作の分野では、保守的であるというのは、悪い事であるかのように思われ勝ちですし、頭の固い、じじむさいものだと思われ勝ちですが・・・どなたかが真の保守主義というのは、古いしきたりを変えない事ではなく、新しいものを良く吟味してから取り入れるかどうかを見極める姿勢であるという意味の事を書いてらしたのをネット上で拝見しました
2020/12/21 15:49
シャッター街になってしまった、古い商店街の問題がありますが、それは近所に巨大スーパーが出来たとか、人々の行動様式が変わってしまったとか、そういうところが主に理由とされているようです。そういう理由もあったと思いますが、私の個人的な感想では「商店街の店主さん・店員さんが現代のお客さまをナメていたからお客さんが来なくなった」という部分も大きいのではないかと思っております。これは、商店街だ
2020/12/18 14:40
以前、団塊の世代かもう少し上世代の、アート寄りの陶器を作る有名陶芸作家さんが「最近の若者たちの作品には怒りが無いね」などと批判しているのをビデオか本で眼にしましたが、私は単純にそういうのは「めんどくせー」と思うので、反発すら感じませんが、こうは思います。アートに別に爆発も怒りもいらないし、まして食事に使う器ならそんな情念が入ったものを使って飯食いたくないな、と。まあ、その人はアート系?
2020/12/16 18:38
私は、仕事で「手描きの文様染、手作りの工芸品、その他手作りの創作品」を制作し、販売しておりますが、私自身が生活のなかで使うものや飲食物は、手作りである事、純粋な天然もの、完全無添加である事に全く頓着ありません。もちろん、素晴らしい手作り品は大好きですが、しかし「イマイチな手作り品なら、良く出来た工業製品の方が好き」です。私は単純に「モノの質しか観ない」ので「手作りという事自体には価値を置か
2020/12/14 14:33
布に色を染める際には、大雑把にいって、化学染料と天然染料のどちらかを使います。殆どが化学染料ですが・・・当工房では両方使います。で、それぞれ、扱う際の感覚的違いがあります。化学染料にはいろいろな種類と染め方があり、天然染料でも同じですが、大雑把に私の感覚的にはこんな感じ・・・ * * * * *化学染料の酸性染料や直接染料で色を決める際の調合の感覚は、個人的にはカクテルを作る時
2020/12/12 11:23
ここのところ、あえて暗い話題ばかりこのnoteに連投しておりますわたくしでありますが、ではまた一つ(笑)ビジネスの話題で「週休3日でも生産性は変わらない、むしろ上る」という説がありますが、それは司令を出す側限定の話ではないかと思う、製造業のわたくしであります。(私は手作りの工芸家であろうが画家であろうが製造業の一種だと思っております)効率はとても大切で、効率の良い洗練された作業工程は、それ
2020/12/07 20:24
車の運転時の事故は、免許を取得してから1年ぐらいして慣れて運転が楽しくなって来た頃に起こしがちですよね。仕事や趣味などでも、自分が1〜3年ぐらい経験し、ある程度知識と実体験が積み重なり、いろいろな事が連鎖的に分かってくる楽しさで有頂天になる頃が危険なのは、社会人であれば周知の通り・・・そういう時にいろいろな大失敗をするものです。仕事や趣味で、そのような時期には・・・自分はいろいろな