小説家日常

『新歴史・時代小説家になろう』第27回日本列島に住んでいた人々がインストールしていた三つの宗教、思想について

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 さて、今回は、歴史小説、時代小説を書く際にヒントになる、彼らの信じた内的世界に関しての大まかな地図を提示できればと思っています。宗教・思想は人類にとってはかなり強烈なソフトであり、これらをインストール、発展させていき、豊かな内的世界を築いてきました。
 もちろん、これらのことを知らなくても小説は書けるんですが、知っていたほうが幅が広がるんじゃないかと思います。そんなわけで、今回もざっ

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アンソロ『足利の血脈』(PHP研究所)を書評家・雨宮由希夫先生にご紹介いただきました

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 年末に発売しましたアンソロジー『足利の血脈』、皆様は既にお読みでしょうか? 
 なんと、本作の書評を頂きました!

 東国の戦国史にして鎌倉公方ー古河公方という、通常の歴史物では扱いづらいテーマを大胆に操觚の会所属作家たちが料理しまくった本作の魅力を十二分に拾い上げていただきました。
 評者の雨宮由希夫先生、まことにありがとうございました!

 ちなみに、公式HPはこちら。

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卒業写真のあのひとはやさしい目をしてた ・ 1

何せほとけですから。

やさしいを通り越し、もはや慈悲深いまなざし。
それがこの通り、ずらっと1000体分。
もう、見た目はまごうかたなき卒アルです。
同窓会場がまぶし過ぎます。

こちら、京都は三十三間堂より、2018年に1001体の千手観音立像が国宝に指定された記念に出された『無畏(むい)』なる図録。

1001体すべての名称とご尊顔写真のついた有り難み果てしない逸品(1001体目の「行像尊」

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富良野です。ありがとうございます!
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小説を読みたいビギナーの皆よ、賞のノミネート作品(受賞作品含む)が狙い目だ

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 ここのところ、「一般文芸小説を読みたいのだけど何から読んだらいいか分からない」という相談を頂くことがあります。
 そこで「おれの本読めよ!」と言いたくなるわたしこと谷津ですが、ぐっと堪えて「こんな本とか面白いよ」と紹介する辺り、商売っ気がないというべきか、それとも人がいいと言うべきか。

 でも実は、案外わかりやすい狙い目ってあるんですよ、という話です。

 文芸賞のノミネート作(受

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1/26発売『小説 西海屋騒動』(二見書房)はこんな話③ 椅子取り合戦の世界

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 『西海屋騒動』を一言で言い表すなら、「悪党の話」です。
 本作には驚くほど悪党しか出てきません。
 ここでいう悪党は、中世に出てくる体制に与するをよしとしない武士たちのことではなく、字義通りの悪党です。
 江戸時代は(もちろんある程度の流動性は前提としてありましたが)固定的な社会でした。
 基本的に経済成長があり得ない社会なので、決められた枠の中にしか仕事はありませんでした。これは基

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1/26発売『小説 西海屋騒動』(二見書房)はこんな話② もうひとつの幕末を描いた話

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 さて、もうそろそろ発売する『小説 西海屋騒動』(二見書房)ですが、毎度の如く、どんな話なのかを書いていこうと思っています。

 皆さん、幕末ってどういうイメージがありますか?
 坂本龍馬? 西郷隆盛? 木戸孝允? おお、いいですねえ。
 そうそう、幕末というと、志士とよばれる人々が飛び回っていたイメージがありますよね。
 そのイメージは間違いじゃありません。
 幕末期には尊王攘夷論と

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拙作『曽呂利』(実業之日本社文庫)が1/26放送『冴沢鐘己と曽我未知子のムンサタ』内で紹介されました

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 ありがたい! ありがたい!(うまい! うまい! のノリで)

 いやー。嬉しいものですね、自著が褒められるというのは……。

 というわけでご報告です。

 FMGIGのラジオ番組、『冴沢鐘己と曽我未知子のムンサタ』にて拙作『曽呂利』をご紹介いただきました。
 なんとなくツイッターを眺めていたところこのツイートに出会い、「マジかよ!」とびっくりした次第でした。なんでも番組によれば、大

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