寒竹泉美

京都在住の小説家です。医学博士(京都大学)です。理系ライターもやっています。 お仕事や活動履歴などはHPにあります。 https://kanchikuizumi.amebaownd.com/

なぜ、「すごい人だと賞賛されること」を自分の幸せだと思い込んでいたのだろう。

グーグルドキュメントのスプレッドシート(ウェブ上のエクセルみたいなの)を使って、95歳までの人生計画をざっくりたてた。お金の出入りと貯金の減る額と、年金予定額と、…

【小説】スピカ

 目が覚めたとき、自分が何者で、今どこにいるのかを思い出せなかった。よほど深く眠っていたのだろう。足のつかない水の中にいるような不安な気持で、辺りを見回す。ここ…

【小説】土のうつわ

 帯に書かれたそのキャッチフレーズを、わたしは小さな声で読み上げる。『米谷瑞穂のおいしい家庭料理』というタイトルの下で、瑞穂は、両手で鍋を持って立ち、カメラに向…

【小説】最後のガンジス

 朝靄に包まれた川をボートが進んでいく。ガイドがボートをこぎながら、ガンジス川で沐浴すると、全ての罪が洗い流されるのだと説明してくれる。  川岸には色とりどりの…

優劣をつけない練習から始めることにした

愛とか人助けとかされて、押しつけがましいなって思うときがある。助けてもらって嬉しいときと、手を差し伸べてもらってるのにムッとするときがある。よかれと思ってアドバ…

「役に立つ」を極めたら、人の心を動かすこともできるんじゃないだろうか

連休はフリーランスの働き時である。会社員のクライアントさんから連絡がこない。ウサギとカメの競争のように、今こそせっせと追いつかなくてはいけないのだ。だけど、何だ…