セイロンティー

はじめまして、セイロンティーと申します。 小説家になりたいという願望を持ってから、かれ…

セイロンティー

はじめまして、セイロンティーと申します。 小説家になりたいという願望を持ってから、かれこれ20年は経ちました。現在、Kindleにてミステリーハートフルコメディを出版予定です。お楽しみに

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    たらはかに様の企画のショートショートの自作品をまとめております。

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    覗いてくださった方、誠にありがとうございます。お気軽にセイロンティーでも飲みながら寛いでご覧ください。

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    中編程度の連載小説を書いています。ユニークな作品で誰も思い付かない様な展開を心がけています。よろしくお願いいたします。

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留守番電話と尊敬語で考えた話(ランダム単語) 第一話

noteオリジナル小説を書きたいと思い投稿してみます。 ランダムに単語を出現させるサイトで偶然出た(留守番電話)(尊敬語)を組み合わせて考えた小説です。読んでいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。下記よりスタートします。 追記 マガジンにてまとめさせていただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「この学校は狂っています・・・」 僕は中学までは順風満帆で将来有望の優等生だった。 「君は我が校の模範生だよ。それは成

    • オバケレインコート(ショートショート)

      夜道を歩いてると、自動販売機の横にオバケがいた。どうしてオバケだと分かるのかと言うと、こんな大雨なのに傘もなにも差さずに立っているし、目玉が1つしかなかったからだ。 「風邪引くよ?」 「怖くないの?僕は一つ目小僧だぞ」 「逆に心配、ずぶ濡れじゃないか」 「オバケは風邪ひかない。ここに立っていれば、人間を驚かせる」 「この自販機はあまり使う人いないよ。ほら、濡れないようにしないと」 「余計なお世話だ」 私はオバケを無視して、鞄の中ならレインコートを取り出した。

      • 小説家になりたい男の戯言NO.18

        前回、お話しましたが、今私は休職中です。 今の活動は、この戯れ事の更新、Kindle版おにたんの制作、ライター業を始めることです。 ライター業はご縁がありまして、未経験の私に、凄く丁寧に教えてくださる方のおかげで、少しずつではありますが、進めていきたいと思っています。 Kindle版おにたんは、95%完成しており、最後の仕上げに入っております。 その他の活動が主だってないので、時間が余っています。ライター業が軌道に乗ればそうも言っていられないでしょうが。 実は、この

        • 小説家になりたい男の戯言NO.17

          児童小説を書きたくて、まず応募したのは、東京書籍様が出されている機関誌「青いスピン」に掲載する児童小説でした。 去年書き上げて応募しまして、今年の4月に結果発表とのことで、もうそろそろ発表ですね。掲載されるかは分かりませんが、私なりに、子供たちに伝えたいメッセージを込められたと思っていますので、後は座して待つばかりですね。 そして、ここで一つお伝えしたいと思います。 現在、私は仕事を休職しております。 この4月から、予定では3ヶ月の休職です。 普段の仕事は介護士だっ

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        留守番電話と尊敬語で考えた話(ランダム単語) 第一話

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          ショートショート(新社会人)

          いつもなら、心を無にして目を瞑り、時折、天井から吊るされているTVの声に耳を傾けるくらいなのだけど、今日はどうしても、とある思いに心が縛られ、全く他の事が手につかなくなってしまった。 まあ手につかないといっても、そもそも床屋というところは、手は散髪ケープの下でモジモジするくらいの事しか出来ないわけなのだけど、僕は今、そのケープの下で誰にも悟られないのをいいことに、右手の人差し指を1本立てて、指揮者の様に降りわましていた。 指揮者だなんて、君は音楽家のつもりかい? いや、

          ショートショート(新社会人)

          小説家になりたい男の戯言NO.16

          児童小説。 以前私の好きな小説の中で、ズッコケ三人組が好きだと書いたのですが、ここにきて今度はそういった子供向けの小説を書いてみたいという願望が芽生えたのです。 実はというか、昔、小説家以外に就きたい職業があるなら小学校の教師になりたいなと思っていた時期がありました。 特別子供が好きだとか、そういうわけではないのですが、私が今までこうして生きてきた中で得てきた、様々な感動や経験。それを子供たちに少しでも伝えたい、共有したい、共感したいという気持ちが少なからずあったのです

          小説家になりたい男の戯言NO.16

          小説家になりたい男の戯言NO.15

          前回、その後の私の執筆人生を紹介するといいましたが、正直小説玄人である皆様に紹介する程のものではありません。でも一応書かせてもらいます。 会社のお荷物が探偵業に首を突っ込んだばかりにさらにお荷物になった悲劇は喜劇だ(略して私はおにたんと呼んでいます) これ以外で私はショートショートを書いてみようと思ったのです。他サイトになりますが、ショートショートガーデンというところで執筆をしました。 理由は前々回でも触れたのですが、早く世間に発信したい、早く世間から認められたい。そん

          小説家になりたい男の戯言NO.15

          小説家になりたい男の戯言NO.14

          会社のお荷物が探偵業に首を突っ込んだばかりにさらにお荷物になった悲劇は喜劇だ この作品を小説家になろうに連載して、約10年経ちました。 たまに読み返す事もあるのですが、拙いなぁと思う箇所は多々あります。 以前にも話しましたが、私はプロット等は書かずに、勢いのままに書くスタイルでした。 始めに面白い設定が頭を過る。するとそれを元に早く話が書きたいという欲にまみれてしまい。細かい部分がおざなりになってしまうのです。 それに、勢いのまま書くといっても、一回で全部を書き上げる

          小説家になりたい男の戯言NO.14

          小説家になりたい男の戯言NO.13

          現在は結婚している私。しかし、先述のホテルマン時代は独身で車も持っていなかったため、専らバス通勤でした。 そのバスは結構混んでいることが多く、その日もいつものように気だるくつり革に掴まっていました。その時に、ふと座席に座って読書をしているおじさんが目に止まったのです。 始めは、こっちは立っているのに、優雅に本を読みやがってと苦々しく感じていたのですが、何となくそのおじさんの光景を目にしているうちに、ふとある考えが頭を過ったのです。 あのおじさんが読んでる本ってどんな本な

          小説家になりたい男の戯言NO.13

          毎日必ず執筆することを心がけてます。現在一週間連続更新中

          毎日必ず執筆することを心がけてます。現在一週間連続更新中

          小説家になりたい男の戯言NO.12

          どうしていつまで経っても完成しないのか。 今思えば、小説を書く上での基本が全くなかったんだと思います。 まずはどんなテーマで書きたいのかを明確にし、そのテーマにそったプロットを作成する。登場人物や舞台の細かい設定も必要でしょう。 ですが、当時の私は何一つそれらをすることはありませんでした。 頭の中で面白いな、書きたいなと思ったものをそのままダイレクトに、まるで一筆書をするかのように書く。 執筆において、閃きと勢いが大事だと思っていた私。脳内で閃いたアイデアを鮮度が落

          小説家になりたい男の戯言NO.12

          小説家になりたい男の戯言NO.11

          サマーウォーズ。皆さんご存じ、細田守監督のアニメーション映画ですね。 どんな話なのかをここで説明するつもりはないので話を進めます。私がこの映画のどこに惹かれたのかというと、ズバリ、世界観ですね。 山に囲まれたTHE田舎で繰り広げられる、最新鋭の機器を使用した電脳戦。でも勝負の内容は、田舎に似つかわしい花札というアンバランスさ。そこに家族の絆と甘酸っぱい恋が絡んだ、本当に素晴らしい世界観だと思います。 私はこのサマーウォーズの世界観に魅了され、こんな世界観の作品を書きたい

          小説家になりたい男の戯言NO.11

          小説家になりたい男の戯言NO.10

          前回述べましたが、満たされない青春恋愛欲求を満たせてくれたのは小説だといいました。 そう、これまた前回述べましたが、私は高校時代に恋愛小説を書いていました。 青春に恋愛は付き物です。当時の私は、とにかく恋に飢えており、恋が憑き物としてとりついていたのです。 そんな時に、現実世界で満たされない己の飢えを満たすために書いていたのが恋愛小説でした。 私が通っていた高校は、電車で一時間はかかる田舎の学校でした。駅から学校までも2キロという中々の距離があり、毎日その距離を歩いて

          小説家になりたい男の戯言NO.10

          小説家になりたい男の戯言NO.9

          綿矢りさ先生という、あまりにも強大な壁にぶち当たった私。 でも、神様は越えられない壁は与えないという言葉もあるし、私だって努力してその壁を超えるべきだったのかもしれませんが・・・。 当時の私がとった選択は、壁を前にして回れ右をして、何処か抜け道が無いかを探す事でした。 前述の通り、私はとにかく怠け者です。努力をする事、毎日コツコツとやること、そういう類いの事を無類の苦手としています。 そんな人間が小説家になろうなんて片腹痛いと言われてしまうかもしれませんが、努力して身

          小説家になりたい男の戯言NO.9

          小説家になりたい男の戯言NO.8

          綿矢りさ先生の「蹴りたい背中」という小説。この小説がすごい事は、皆さん周知の通りですし、私如きが今さらつらつらと魅力を説明するまでもないので、この場ではやりませんが・・・。 いや、すみません、ウソをつきました。私はこの小説の一体どういう部分が優れているとか、どういう所に感銘を受けているのかを上手く説明できないのです。理由はまた別の機会に記したいとは思いますが・・・。 ですが、この小説を読んで先ず思ったことがあります。それは「やられた」というものでした。 当時私は大学生だ

          小説家になりたい男の戯言NO.8

          小説家になりたい男の戯言NO.7

          前回、100の質問に解答させていただきました。 答えていると、改めて自分が、自称小説家としてどういった存在なのかを確認することが出来て、とても有意義だったと思います。 前々回の小説家になりたい男の戯れ言にて、私が好きな小説を箇条書きしました。 普通、小説家を目指す人なら、もっと沢山のありとあらゆる本を読んでいかないといけないのかなと思うのですが、38年生きてきて、読んだ小説は、現状あれくらいのものな私。 小学生の頃はズッコケ三人組シリーズが好きでした。やはり私たちの世代

          小説家になりたい男の戯言NO.7