四色問題

四色問題

四色問題

地図上の国を色分けするには、四色で足りる。まだ証明されていないが。 そう本に書いてあったのを読んだのは小学生の頃のことであった。不思議に思って、ずっと覚えていた。ただその頃は、証明するということについてよく知らなかった。やがて中学生になり、数学の世界では証明が必要だと知る。 実は私が四色問題を知った何年も前に、この問題の証明はされていた。私はまだそのことを知らずにいたから、証明に挑んだ。魅力的な「未解決問題」であった。 問題解決するには道具が必要だ。グラフ理論を学ぶ過程

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戦争論 その3

戦争論 その3

2021/5/28~5/29 日中、戦争などという、トピックについて考えながら作業をしているとその、休憩時間と始業前に、『戦争は女の顔をしていない』を再読しているとなんだか、やるせなくなってしまう。こんな時の気分転換や、息抜きには、数学のことを考えるのに限る。ソーシャルディスタンスとやらを保持しながら、最も一定の面積に人間を集めるかなんてのも、数学の問題であろう、ソーシャルディスタンスを半径とする円による、ある面積の最密充填問題である。ご自慢の富嶽で一度作った飛沫の飛散に関

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数字の科学 4色地図の塗り分けに必要な色数|佐藤健太郎

数字の科学 4色地図の塗り分けに必要な色数|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 今回の数字:4色地図の塗り分けに必要な色数地図を色分けする時、隣り合う国が別の色になるようにするには、最低何色が必要だろうか。実際に試すと、どんな地図でも4色あれば塗り分けられ4色で必要十分という証明は実に難しい。 この「4色問題」は、1976年にコンピュータを使った虱(しらみ)潰し法によって解かれたが、果たしてこれを証明といってよいのか激しい議論を呼んだ。一見するとごく単純な4色問題

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四色問題(著者:ロビン・ウィルソン 訳:茂木健一郎)

四色問題(著者:ロビン・ウィルソン 訳:茂木健一郎)

四色あればどんな地図でも塗り分けられるか?一見簡単そうだが、どうにも証明できない難問として人々の頭を悩ませ続けた「四色問題」。ルイス・キャロルをはじめ幾多の人物が挑戦しながら失敗。一世紀半後、ふたりの数学者がコンピュータを駆使して解決するが、「これは数学じゃない」と拒絶反応も。天才たちの苦闘の歴史を通じ、世紀の難問が解かれるまでを描く興奮の数学ドラマ。(Amazon内容紹介) 四色問題とは、1850年初めに提唱された問題であるが、その問いは以下のようなものである。 四色あ

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