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HP: https://life-academic.site テーマフリーもくもく勉強会@東京:https://www.circle-book.com/users/5085

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テーマフリーもくもく勉強会@東京 参加者募集!

初めまして。 一人で勉強していると集中力が途中で切れてしまったり、刺激が少なかったりするので、みんなで一緒に学習するイベントを設けました。テーマフリーなので、資格・検定・読書・語学といった勉強をしていただいて大丈夫です。年齢制限もございませんので、ご興味のある方は、下記サイトをご覧ください。 https://circle-book.com/users/5085/ 【会場】 ・東京都中央区茅場町駅近くのコワーキングスペース(カフェ併設) ・千葉県松戸市松戸駅近くのコワーキン

    • みちのく汐風トレイル(その4)

      午前8:00。今日は遅めの朝食です。今朝は久しぶりに大根おろしとシラスを沢山いただきました。体が欲している気がしたのです。シラスは東北を旅してあまりお目にかかったことはないですね。寒流のせいでしょうか。 本日は午後2時50分盛岡駅発の「はやて」を予約してあります。葛巻牧場の濃厚なミルクとステーキも魅力的ですが、今回は南回りの浄土ヶ浜経由で帰ることにします。あの大震災を経て当時の面影は残っているのでしょうか。 空は薄曇りですが湿度が高くて非常に蒸し暑い朝です。友人の車は電気自動

      • みちのく汐風トレイル(その3)

        野田村 〜  田野畑村 起床と共に東の空を眺めます。薄曇り。雨は落ちてはいませんが、車の屋根には昨夜来の雨の痕跡が残っています。ウエザーニュースによれば午前中は時々小雨(1mm程度)、お昼ごろには土砂降りの予定(17mm)です。昨日の苦行を思い出せば、霧雨程度なら望むところ。豪雨はいただけませんが。 6:30に朝食会場へ行くも、今日も同じく入場待ち。不安定な空模様を勘案して急遽トレイルコースを変更し、本日はまず野田村の役場からトレイルを開始、三陸鉄道リアス線沿いに普代村まで

        • みちのく汐風トレイル(その2)

          八戸線種市駅~陸中中野駅 朝食は6時15分より。定刻通りレストランに向いますが、既に満席で入場待ちの行列が通路にはみ出しています。レストランは地方色あふれる食材を使用し品数も豊富。 昨日の苦行経験がありますので、20分前に八戸線のホームに到着し列車最前列に席を確保します。発車時刻が迫ると続々と高校生が集まりあっという間に満席になってしまいました。この列車は2両連結のワンマンカーです。ということは、出口は1両目の一番前のドアだけです。必然的に短距離の乗客は前の車両に集まりま

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        テーマフリーもくもく勉強会@東京 参加者募集!

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          みちのく汐風トレイル(その1)

          恐山 種市~久慈 野田村 ~田野畑村 細かな雨が舞っていますが、普通電車に飛び乗ってまずは今夜の宿泊地八戸を目指します。売店で「生クリームパン」を購入するも、空きっ腹に胃もたれで早速吐き気に襲われます。 仙台を過ぎて一ノ関を通過する頃にはすっかり雨も上がって太陽が差してきました。岩手は雲の上なのか、それともまだ梅雨に入っていないのでしょうか?「書をすっかり捨て去って街へ出た」のはいつの頃だったのか。乗り継ぎ時間は40分、時間はたっぷりあります。まずは駅に隣接したホテルに荷

          みちのく汐風トレイル(その1)

          旧東海道一人旅: 箱根湯本駅〜箱根関所まで④

          箱根湯本駅➔箱根関所 小田原で箱根登山鉄道に乗り換えて箱根湯本駅に到着したのが8:30分。期待した駅構内のカフェは開店前。空腹を抱えて一号線の高架を渡ります。早川から湯本グランドホテルを迂回して東海道旧道へ。静かなたたずまいの旅館が続きます。 20分ほど歩いて「正眼寺」へ到着。大澤坂碑(登り三町余り)より石畳が始まります。道幅は約2m弱、摩耗した直径30cmほどの石が乱雑に敷き詰められています。雨上がりのせいでしょう、濡れた石畳は本当によく滑る。こんなに狭い道を、しかもわ

          旧東海道一人旅: 箱根湯本駅〜箱根関所まで④

          旧東海道一人旅: 保土ケ谷宿 (1里9町 5.1km ➔ 神奈川宿 (2里半 8.9km ➔ 川崎宿④

          本日は保土ケ谷から川崎までのセクションハイク、京方面から江戸に向かって歩きます。まずは茅ヶ崎駅にておむすび弁当を購入(680円/明太子・昆布)。戸塚から横須賀線に乗り換えて保土ケ谷駅へ。駅のすぐ北側交差点が本日の出発地点。足下には所々に旧東海道の道標が埋め込まれ、東海道行脚の気分を高めてくれます。天王町の松原商店街は焼きたてのパン屋やコロッケ屋などが軒を連ね、呼子の声にも活気があふれています。 今日歩く道筋は明治維新、日本開国のドラマが繰り広げられた舞台です。 旧東海道は浅

          旧東海道一人旅: 保土ケ谷宿 (1里9町 5.1km ➔ 神奈川宿 (2里半 8.9km ➔ 川崎宿④

          旧東海道一人旅: 戸塚から~保土ヶ谷まで③

          戸塚~保土ヶ谷2里9町(9.3km) 戸塚駅に到着したのは12:30。早速横須賀線に沿って東海道を下り始める。 正月の箱根駅伝では、鶴見中継所から戸塚までの2区(23.1km)は各校のエースが競う「華の二区」と呼ばれる区間です。足元のマンホールも箱根一色です。 横浜の地は関東ローム層の台地をいくつかの川が開析し、その谷間をぬう様に道路や鉄道が走っています。旧東海道は、この地で保土ヶ谷の平野から一気に高度を高めます。京を目指す江戸の旅人にとっては最初に直面する難所、延々と1

          旧東海道一人旅: 戸塚から~保土ヶ谷まで③

          旧東海道一人旅: 大磯町から小田原まで②

          大磯町(二宮)~箱根湯本駅 湘南といえば魚と海ですね。その温和な気候に引き寄せられて、多くの明治の元勲が別荘を設けた大磯から京に向けて上ります。大磯駅付近のいくつかの名所旧跡は既に見学を終え、湘南アルプスは高麗寺まで踏破しています。 旧東海道は昇り降りを繰り返して小田原に向かいます。海岸付近では増水時(津波も)交通止めの標識が随所に出てきます。ここでもまた「従是大山道」の道標が出現します。気がついただけで、これで3つ目か。また機会があったら湯豆腐でも食べに行きたい山ですね。

          旧東海道一人旅: 大磯町から小田原まで②

          旧東海道一人旅: 日本橋から川崎まで①

          日本橋~川崎(4.5里)  10時45分日本橋原票出発。日本の交通網の起点です。背景は日本橋三越。まずは日向を選びながら一路品川へ。 日本橋から品川宿まで行程は2里(8.7km)  品川駅を過ぎてすぐに一号線を左折し、さびれた北品川商店街を左に入ります。狭い道路を挟んで小さな商店が軒を連ね、昭和の面影が漂う街並みです。ここからはほぼ京急線と並行して西進します。旧東海道の道標も整備され、神社や仏閣にも休憩所が整備され、心地よい空間を醸し出しています。今日は朝から水しか口に

          旧東海道一人旅: 日本橋から川崎まで①

          ビジネス教養としての半導体(著者:高乗 正行)

          近年、半導体不足が世界的な課題となり、自動車からスマートフォン、家電まで、幅広い産業に影響を与えている。こうした中、ビジネス教養としての半導体について詳しく解説した著書が本書である。 本書ではまず、半導体の定義と概要について詳述している。半導体は電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の中間的な性質を持つ物質で、ゲルマニウムやシリコンなどが該当する。ただし、ビジネスの文脈では、シリコンなどを用いて作られるトランジスタや集積回路(IC)、LED、センサなども含む「半導体」と広義に

          ビジネス教養としての半導体(著者:高乗 正行)

          TUGUMI(著者:吉本ばなな)

          ”TSUGUMI”は、主人公・まりあの親友の名前である。彼女は病弱であるにも関わらず、生意気で肝が据わっており、その傍若無人な振る舞いは、家族や主人公、周りの者たちを困らせる。ただ、不思議な事に、そんな言動を取る彼女を読んでいて嫌いになる事はなかった。それは、つぐみの言動が一人の少女の強烈な個性を表すものであり、前を向いて生きていく為の原動力になっていると感じられたからだろう。 本作は、海辺を舞台に少年少女たちの人生を描いた物語でもあるが、作者が紡ぎ出す詩のような美しい世界

          TUGUMI(著者:吉本ばなな)

          メタバースとWeb3(著者:國光 宏尚)

          2021年の10月28日、Facebook社が「meta」へ社名変更したが、それ以来、Web3、NFT、DAOといったIT用語をメディアでよく耳にするようになった。そんな事もあり、今回紹介する「メタバースとWeb3」という本を読んでみたのだが、この”メタバース”と呼ばれるバズワードが単なる一過性のムーブメントではない事について詳しく述べている。 まず、筆者はメタバースを「VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)、XR、ミラー・ワールドのリブランディング」のリブラ

          メタバースとWeb3(著者:國光 宏尚)

          アルジャーノンに花束を(著者:ダニエル キイス 翻訳: 小尾 芙佐 )

          本書は1959年に発表され、映画・ドラマ化もされた書籍である。生まれながらにして障害を抱えていたチャーリイは32歳で世界初の脳外科手術を受け、そこから数ヶ月でIQ68からIQ185の天才へと変貌する。しかし、その過程で過去の自分が両親や周りからいじめられていた経験を思い出し、さらに感情のコントロールが急激な知能の上昇に追い付かず苦しみ、最終的に彼の知能は退行してしまう。 そんなチャーリーの軌跡を描いた物語であるが、本作品ではチャーリーが『経過報告書』という形式を取り自筆でス

          アルジャーノンに花束を(著者:ダニエル キイス 翻訳: 小尾 芙佐 )

          痛快! コンピューター学(著者:坂村 健)

          近年、NFT、メタバース、AIなど、コンピューターテクノロジーを巡る技術の進歩は凄まじい。こうした技術革新は、長い年月をかけてゆっくり成長していくように思われるが、Windowsが初めて発売されたのが1985年、Appleのスマートフォンが発売されたのが2007年を考えると、その成長スピードには大変驚かされる。  本書では、そうした技術がなぜ生まれ、どのように普及していったかといったコンピューターの歴史を解説しているが、「コンピューターとはそもそも何か」「OSとは何か」とい

          痛快! コンピューター学(著者:坂村 健)

          はちみつの教科書(著者:有馬ようこ)

          最近、仕事の関係で蜂蜜を取り扱うようになり勉強を始めている。前回、「はちみつ Handbook」からその知識の一部を抜粋し紹介したが、今回は「はちみつの教科書」から印象に残った部分を紹介したいと思う。 糖質の種類 ハチミツに含まれるグルコースとフルクトースは糖質の中でも単糖類と呼ばれるグループに入る。糖質は、単糖類・小糖類・多糖類に分けられ、これ以上分解できない最も小さな単位として単糖がある。体内では多糖類をどんどん単糖にまで分解していくが、単糖まで分解する事で始めて細胞

          はちみつの教科書(著者:有馬ようこ)