脚本家・井上敏樹エッセイ 男と××× 第53回「男と食 24」

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今回は秋の風物ギンナンの話題です。毒性がありながら、茹でても炒っても美味く、パンケーキに加えても絶品という食材。その怪しく官能的な風味は、少年時代、小学校の裏庭でギンナンを齧ったときの、強烈な体験の記憶を呼び起こします。

男 と 食  24      井上敏樹 

突然だが、最近気になる事がある。テレビの料理番

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脚本家・井上敏樹エッセイ 男と××× 第52回「男と食 23」

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。近年の愛煙家が迫害される世間の風潮に、肩身の狭い思いをしている敏樹先生。「煙草は煙ではなく時間を吸っている」という、井上敏樹流の喫煙哲学を披露します。

男 と 食  23      井上敏樹 

また、やってしまった。鍋を焦がしたのである。少し前にこのエッセイで書いたと思うが、状況は全く同じだ(参照)。深夜、酔

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脚本家・井上敏樹エッセイ 男と××× 第51回「男と食 22」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。子供の頃は食が細かった敏樹先生ですが、数少ない好物のひとつがトウモロコシでした。母が茹でたトウモロコシを食べながら登校していた敏樹少年の、初恋をめぐる思い出を語ります。

男 と 食  22      井上敏樹 

小学生の頃、クシャミをしたら鼻からトウモロコシが飛び出した。と、いうわけで今回はトウモロコシの話で

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脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』第50回「男と食 21」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今年も大好物の鮎を食べ歩いている敏樹先生。形が大きな京都の鮎がお気に入りのようですが、一方、お椀については最近は、京都よりも東京の方が「いい」とのこと。東西のお椀をめぐる美食談義が繰り広げられます。

男 と 食  21      井上敏樹 

東京に限っての事だが、今年は鮎がよくない。行きつけの店を何軒か回った

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脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』第49回「男と食 20」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。ビールの一気飲みはできないが、鮎と鮑の一気食いならできるという敏樹先生。鮎料理の逸品を食べにでかけた銀座の店で遭遇した、とある美女のエピソードに思いを馳せます。

男 と 食  20      井上敏樹

さて、別にいい子ぶるわけではないが、私は金で女を買う事が出来ないタイプの男であり、また、ジョッキの生ビールの

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脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』第48回「男と食 19」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今回のテーマは「味覚」です。食に一家言ある食通にとって、「味が分かる」ことは至上の価値とされます。舌に自信のある食道楽たちの、味覚をめぐるエピソードを語ります。

男 と 食  19      井上敏樹 

今年も花粉症がひどかった。私は多くの花粉のアレルギーだが、中でも杉花粉が一番ひどい。以前は医者に通っていた

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脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』第47回「男と食 18」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今や高級食材として店頭に並ぶようになった筍(たけのこ)。地中にあるうちに掘り出して調理するのが美味とされる一方、伊豆にはそれとは真逆の秘密の食べ方があるとか。筍の採取と調理法をめぐる極上の薀蓄が展開されます。

男 と 食  18      井上敏樹 

先日、電車に乗っていたらチャラチャラじゃらじゃらした若い女

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脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』第46回「男と食 17」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今回のテーマは「おふくろの味」。料理が得意で、強烈な性格の持ち主だったという敏樹先生のお母さん。悪童だった敏樹少年がきつい折檻を受けたエピソードをはじめ、母親との印象深い思い出を語ります。

男 と 食  17      井上敏樹 

おふくろの味、というものがある。よくある質問で、人生最後の食事はなにがいいか、

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脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』第45回「男と食 16」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今回は、魅惑的な食材である牡蠣についての話題から、若かりし日の敏樹先生の思い出が蘇ります。友達のような彼女のような、微妙な関係の女性とのデート中に占い師に捕まった二人。しかし、敏樹先生はある理由から、急いでその場を切り上げようとします。

男 と 食  16      井上敏樹 

先日、深夜に咳き込んで目覚めた

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脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』第44回「男と食 15」【毎月末配信】

平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今回は鰻(うなぎ)のエピソードです。今回は鰻(うなぎ)のエピソードです。鰻が大好物の祖母と、鰻が大の苦手な父の間で育った敏樹先生。鰻屋ではなく割烹で食べる鰻についての薀蓄から、小学生の頃、家族と外食で鰻を食べたその日に起きた出来事に思いを馳せます。

男 と 食  15      井上敏樹

さて、今回は鰻のお話

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