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『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』レビュー〜親世代がクリアできなかった課題は子供世代が解決する羽目になる〜
たまたまだが、『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』がYouTubeにて配信されていたのでレビュー。 率直に申し上げるなら全く刺さらないF(駄作)だった、會川昇脚本という割には小林靖子が提示した世界観・物語などをきちんと継承できていないのではないか。 あるいは小林脚本の根底にあるものを勝手な自己解釈でやってしまったか、いずれにしてもコメント欄で褒められているような印象は私には全くない。 むしろ、小林靖子がギリギリのところで破綻しないように成立させて
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「たくさん会話すれば打ち解けられる」という勘違い〜コミュニケーションの本質とは何か?から見る『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』のおかしさ〜
昨日の記事の続き(?)ですが、実は昨晩とあるズームで面白い話をしていて、それがちょうど「デジモン」とのことにも深く関わってくる本質的なものだったので、「鉄は熱いうちに打て」じゃないですが今のうちに言語化しておきたいなと。 「どんどん喧嘩した方がいい」という太一とヤマトの喧嘩論に私が全く共感できなかった理由に関しては私自身がそもそも「喧嘩して仲良くなった」経験が全くないことが1つですが、他にも理由はあります。 2つ目の理由として挙げられるのが喧嘩したことを「美談」「美しい思い
喧嘩して絆が強まる、友情が深まるなどというのは所詮幻想でしかない!『デジモンアドベンチャー02』11話の太一とヤマトの「雨降って地固まる」論の怖さ
以前にこういう「MBTI別の怒り方」に関する記事を書いたわけですが、その観点で「02」11話の太一とヤマトが大輔たちに語る「雨降って地固まる」論はどうにも幻想でしかないんじゃないかと思います。 こんなことを太一は言うわけですけど、私は正直リアルタイムでこの話を見た時に「何言ってんのこの爆発頭は?こんな時代錯誤な根性論丸出しのいアホが前作主人公だったとか嘘だろ」と思ってしまいました(苦笑) まさに猫ミームのヤギ(太一)とhuh猫(大輔)であり、典型的な探検家(SP型)と外交
【カリスマ性】八神太一のどこがカリスマリーダーなのかを考察!ENFP(運動家)の大輔やENTJ(指揮官)たるデジモンカイザーの一乗寺賢・デーモンとも比較【リーダーシップ】
昨日のコメントでさき姫さんから「「自分の意見はしっかり押し通せ!」「お前はそれでもあの八神太一を受け継ぐものなのか!」「男のくせにだらしない」「主人公(笑)」と無印信者から批判される大輔」というコメントをいただきました。 まあそりゃ無印からの地続きで見ればそうなるでしょうね、私やアズマケイさんのように「02」から入って大輔視点で話を見ていた人とは本当に話が全く噛み合わないという位に態度が180°違います。 確かに太一にはカリスマ性とリーダーシップがあって大輔にはそれはない、と
ENFPとESFPの違いを説明するのに的確な『デジモンアドベンチャー』25話の太刀川ミミの横暴さと『デジモンアドベンチャー02』18話の大輔の気遣い
どうも、最近またもやMBTIブームが来ているので英語サイトで積極的に勉強している男、ヒュウガ・クロサキです。 何故かというと、英語本家のMBTIと日本のMBTIはだいぶ情報の質に差があるので、ヒューマンデザインとかと同じで日本ではなく海外から直接情報を取るのがいいだろうと英語で勉強しています。 そんな今回の記事はENFP(運動家)とESFP(エンターテイナー)の違いなのですが、その格好の材料として使えるのが『デジモンアドベンチャー』の太刀川ミミと『デジモンアドベンチャー02」
本宮大輔は果たして本当に単純明快なわかりやすい熱血主人公なのか?をMBTIの観点から考えてみる!NFP型の恐ろしいポイントとは?
本日は最新号『新テニスの王子様』の最新号感想を書く予定でしたが、最近はどうもスーパー戦隊とデジモンの間を行ったり来たりということが多くて、正直この辺りNFPは大変気まぐれです。 というか、気まぐれな自分に対してすら無自覚であるのがNFPの実に恐ろしいところだなあと思ってしまうし、同時にだからこそ一度その魅力にハマると抜け出せないのでしょう。 いわゆる「沼る」「沼らせる」という言葉に一番相応しいのがNF型、INFPとENFPは一度虜になってしまうと簡単には逃れられないという恐ろ
キャラクターに果たして「人間性」と呼べるものは必要なのか?『デジモンアドベンチャー』と『デジモンアドベンチャー:』の人物描写の違いと勧善懲悪の危険性
さて、今回はまたまたデジモンシリーズだが、YouTubeで無料配信されている無印とリメイクの「アドコロ」を改めて同時視聴する度に何故だか相対的に「アドコロ」への好感度が上がる。 ところがネットの反応を調べてみると、デジモン専門家の大山シュウをはじめとして大半の無印ファン・信者は大バッシングしているようだ、とは言っても黒歴史の「tri.」や「ラスエボ」ほど酷いものではないが。 まあそれも仕方あるまい、私のように無印を受け入れられなかった人を除けば無印は間違いなく彼らにとっての原