「パンフォーカスと言えば宮川一夫!」と教わる。調べてみるとシャシンのキャメラマン。黒澤映画「用心棒」を撮影。スチルを見てみると屋根の上にいる三船にも下で戦っている連中にも奥の小屋の屋根に乗っている石にまでピントがあっている。まさに汎フォーカス! いったい、どこから撮ってるのだ?
「18~270mmの焦点距離を持つレンズの場合、一番画面が広く写るようズームの18mmを選び、F値をF16程度に絞って撮影すると、近景から遠景までピントが合ったパンフォーカス写真を写すことができる」とのことなので、この写真のF値は16。ところで「パン」ってどういう意味なんだろう?
パンフォーカス勉強中。今日のF値は13。「F値を大きくすると被写界深度が大きくなり、また、焦点距離が短いレンズほど被写界深度は深くなる。被写界深度が深く、手前から遠くまで、すべてにピントがあっている状態をパンフォーカスという」 なるほど。F値だけじゃなくレンズも関係があるようで。