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平成元年よりドイツ在住。カメラと撮影が趣味でどちらかといえばカメラに比重があるようだ。…

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平成元年よりドイツ在住。カメラと撮影が趣味でどちらかといえばカメラに比重があるようだ。「きょういく」と「きょうよう」(「今日行く」「今日用」)が気になるリタイア生活。

最近の記事

ドイツで開催された「UEFA EURO 2024」がやっと終了

今回はドイツでの開催ということで国内はずいぶん盛り上がっておりましたが、わたしにはあまり関係ないことなのでそれほどコーフンはしませんでした。 サッカー少年だった息子も、すでにクラブチームから引退しておりかっての熱狂はもう過ぎ去りかなり冷めた様子。それでも入手できた、しかしどことどこが対戦するのか定かではない当地スタジアムのチケットには喜んでいた模様。 ドイツ国民ほぼすべてがサッカーファンというべきでしょうが、しかし目下のナショナルチームは日本チームに二連敗するくらいなので

    • 【完結編】アナログ・カメラにはもどれない

      さて、フィルムの価格高騰にもめげずフィルム撮影を好む方々がおられ、また増加傾向にもあるといわれる。まことにケッコウなことと愚考します。 フィルム撮影>現像>引き伸ばし>プリントまで自己完結されるプロの方も趣味としての写真家もおられるでしょう。それこそ王道だと思います。 そこまでゆかずとも、撮影後は業者にたより出来上がったプリントを楽しむ、あるいは個展を催す。これもほぼ王道でしょう。 そしてそういうプロセスで出来上がった作品を鑑賞すること、わたしも大好きです♪。 しかし

      • 続アナログ・カメラにはもどれない

        まずは前回の記事の訂正をさせていただきます。 「怒涛のアナログ撮影の5年間が開始」と書きましたが、実際は3年間の誤りでした。まだ手元に保管してあるネガとCDで確認しました。(ちなみにサムネはフィルム撮影ラストショットです。2013年12月初) この3年間が充実した期間であったためもっと長いものと思ってしまったのです。しかしこれでフィルム撮影をやめた理由の一つの説明に合理性がでるのです。 それは、いわゆる「フルサイズ」一眼レフNikon D610を2013年12月に購入した

        • アナログ・カメラにはもどれない

          どこかで書きましたが、わたしの最初の一眼レフ・カメラはNikon FG-20でAi Nikkor 35mmF2.8Sとともに新宿西口の某店で1984年に新品を購入しました。価格は、うろおぼえですが6万円程度だったと記憶しています。 それだけを2006年まで使用しました。つまり写真撮影にも機材もたいした興味がなかったのです。 たとえば以下の写真ですが、たぶん2000年頃撮影し、フィルムがそのままカメラ内にあって現像に出さず冬眠していたものを約10年後に発見し現像にだしスキャン

        ドイツで開催された「UEFA EURO 2024」がやっと終了

          Sebastião Salgado、アナログの波動

          注>この記事は2015年に自己のブログ『変容する世界』にアップロードしたものの再録ですが、一部手を加えてあります。 <再録開始> もうしばらく前のことになってしまったが、5月末にベルリンを訪問した際におりから開催中のSebastião Salgado展を参観した。 むしろそれこそがわたしにとっては今回のベルリン行のメインテーマといってもよかった。ちなみにこれまでSalgado作品は写真集とPC上の紹介のみで展覧会は初めてであった。 http://www.berlin.d

          Sebastião Salgado、アナログの波動

          α7R 4Aをゲットしてみた

          かわりにNikon Z6とCanon R6が旅立ってゆきました凹凸 NikonはZレンズをほぼキープして次に備えていますが、EOSのRFレンズはすべて処分しました。たぶんもう永遠のお別れです。EOSのポートレートの素直な美しい仕上がりは捨てがたいのですが、けっきょくどうもとことん好きにはなれないのです。しかしEFレンズはキープしています。 さてα7シリーズはα7R2と分かれて以来、そう4年ぶりの再会です。レンズは手元に残していたので購入する必要なかったのですが、FE50m

          α7R 4Aをゲットしてみた

          Leica LUXの陰謀

          6月6日、Leicaさまはi Phone用のアプリ「Leica LUX」をリリースしました。 これはi Phoneでライカ風味の写真が撮れるという、日本国内だけで売られているLeitz Phone 3を虚仮にするかの如きアプリです。 詳しくは以下を Leica LUXライカらしい写真撮影を体験できるiPhoneアプリ 新製品:Leica LUX 早速ダウンロードして使用してみました。 結論からいえば、それなりのライカさまらしい画が撮れる、ということになりますかね。

          Leica LUXの陰謀

          薬師如来さまのお導き

          東寺の薬師如来さまが何をお伝えくださったかにふと気づいた。 その日は数えてみると亡き友・小菅法倫くんの四十九日にあたるではないか~!ゆえに、薬師如来さまは、小菅法倫だった諦明倫和尚禅師は無事涅槃成佛したよ、とお知らせ賜ったのだ。 その日は小菅法倫くんの建長寺での導師でおられた湊素堂老師がその後うつられた祇園の建仁寺を訪れたのだが、なぜか東寺も参拝せねばと思い、閉門時間ギリギリでお詣りさせていただいたのだった。なぜ急遽そんな思いが生じたのか? 小菅くんはASLという難病で

          薬師如来さまのお導き

          東寺金堂の薬師如来さまに睨まれた件

          三月一日から三週間あまりにわたった今回の一時帰国から帰宅して四日目の今日(三月二十七日現在)も、旅の記憶の消化が未だ出来ません。沖縄、東京、埼玉の実家、京阪、そして東京と、それぞれの記憶と印象が混じり合って整理ができないからです。そのカオスの中心にあって、わたしに強く呼びかける声があって、それは何か旅の記憶の整理に決定的な役割をもっていると思えるのですが、しかしそれは一種の神秘体験なので、いったいそれが何なのか気にかかり、それで整理がつかないようなのです。 その体験とは70

          東寺金堂の薬師如来さまに睨まれた件

          ETERNA ブリーチバイパスはLeica風な色味なこと

          ライカさまの色あいという一つの幻想というか夢想に近いというかあるイメージが、ライカさま信者およびその周辺に漂っている。 しかしモデルごとに使用するセンサーがことなり色味にばらつきが出、それらしいのと、そうでもないのとに不統一感があるという事実に信者たちは当然きづく。 そのあたりを汲み取ってかQ3では「Leica Looking」というフィルターがあるらしい。それらしい色味をだそうとライカさまも努力されているのだろう。 Leica M9とM10のあいだにはさまってめだたな

          ETERNA ブリーチバイパスはLeica風な色味なこと

          PureRAW3のノイズ洗浄効果

          渡部さとる氏が運営しているYTチャンネル「2B Channel」に出演された萩庭桂太氏がライカさまとそれに関する種々について有意義な話をされたのは昨年の夏のことでした。 とくにPureRAW3については大変参考になりました。 ↓ あたりまえの話なのに気が付かなかった#萩庭桂太#PureRaw3 これを拝見し、早速「お試し」を有効利用し、そして購入しました。その後は夜間撮影の仕上げによく利用しています。 さらに過去にノイズゆえにボツ山に放し積み上げたもののRAWが残され

          PureRAW3のノイズ洗浄効果

          年末年始をLeicaQ2とともに呆然とやりすごす

          義母が亡くなってから我家のクリスマスは簡素化され家族三人の間で贈り物交換するだけですましている。無論年始はドイツ流で何もない。 故にほとんど退屈な年末年始である。とはいえそれでなんの不都合もない。 しかしその間に妻の故郷へ帰った。といっても家はすでに売却してしまったのでホテルぐらしである。 そんな味気ない「里帰り」なので特筆する感慨もない。 近くの大都市であるStuttgartも久しぶりに訪れた。以前は親しみも感ぜず、そのわかりにくい地理環境に憎悪に近い感情さえ抱いて

          年末年始をLeicaQ2とともに呆然とやりすごす

          ライカQ2さまにできてMモノクロームにできなかったこと

          それは色付き写真です♪ 最近はずっとモノクローム写真にのめり込んでおり、それ故にMモノクロームまでゲットするほどに病が進捗してしまったわけでした。 そのモノクロ専用機とお別れしてもやはりモノクロームが好きです。重病です。 主に光と影、とくに影の描写が好きで、さらにそれに秀でたライカさまをこよなくリスペクトしています。だが信者ではない(きっぱり)。だってお布施についやす財産がないもの凹凸 まあそれはそれとして、せっかくライカQ2さまにきていただいたのでMモノクロームさま

          ライカQ2さまにできてMモノクロームにできなかったこと

          X-T5に赤ズマロン28mm復刻版さまをそわせてみる

          Leica Q2さまがおいでになったせいで急に出番がなくなったX-T5がかわいそうなので使ってみました。 しかもお相手が赤ズマロン28mm復刻版さまという贅沢さ。はたしてこのレンズは40MPの解像度に対応できるのか、という興味もありました。 天気はドイツの冬らしくどんよりとした日でしたが、午後ちょっと陽光がのぞいた、奇跡に近い出来事です♪ 赤ズマロン28mm復刻版さまは開放F値が5.6ですし使用するのは主にF8が多い、とすると1.7mから無限遠までピントがきます。 そ

          X-T5に赤ズマロン28mm復刻版さまをそわせてみる

          Leica Q2さまにおいでいただきました♪

          かわりにMモノクローム246さまとはお別れしました凹凸 そもそもライカQさまをお迎えしようと思っていたのですが、それを使えばあとは絶対Mが欲しくなるに決まっておる、と先手を打ってMモノクローム246さまに来ていただいたのでした。 約2年半、大活躍とはいえないもののけっこう働いていただきましたが、モノクローム専用機のメリットが期待したほどは感じられなかったので、普通のM機に乗り換えようと考えました。 しかしどうもその気になれない、ピントあわせよりその場の雰囲気優先となるレ

          Leica Q2さまにおいでいただきました♪

          X-T5をゲットしてみた♪

          別にさしせまった事情があったわけではありませんが、ふとX-T5をゲットしてみました♪ そのために、以下を手放しました。 X-E1 X-M1 X-E3 XF35mmF2 Lumix G 25mmF1.7 Lumix G Vario 12-60mm これで冬眠中の機材がずいぶん整理されました。XF35mmF2はちと惜しいかなとも思いましたがXF35mmF1.4 とTouit 35mmF1.8がありほとんど使用していないのでしかたありません。 これでフジのカメラは一台だけとな

          X-T5をゲットしてみた♪