(ショート・ショート・ショート)

寒い、外気が冷たい、心も寒い。手はかじかみ、歯が音を立て、鳥肌が立っている。その時、ふいに暖かい風を感じた。脚を向けると、そこには過去に捨ててきた大切な存在が僕を見守ってくれていた。

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

(✿╹◡╹)♡
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(ショート・ショート・ショート)

俺には守りたい、いや守るべき家族がいる。妻とも娘ともあまり会話をしなくなったが、俺は一家の大黒柱だ。家に帰ればニコニコする。仕事先でどんな事があろうとも、家には絶対に持ち帰らない。

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

いつもありがとう(◍´ω‵◍)
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(ショート・ショート・ショート)

僕にだって感情はある。もう諦めて表に出さないだけ。だけど、ねえ、大声ってどうしたら出るんだっけ。だって、本当はね、この錆びついた扉の鍵をムリヤリにでもこじ開けてみたいんだ。

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

次も張り切って書くね( •̀ᴗ•́ )و
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(ショート・ショート・ショート)

手を伸ばすと、消えてしまう。そんな光景を何度も何度も夢に見た。過去に一度だけ、それに触れたことがある。それは不敵に笑いながら、するりと僕の指を通り過ぎていった。

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

(✿╹◡╹)♡
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(ショート・ショート・ショート)

あの頃のアタシはそんなものに興味がなくて、ただガムシャラに遊んでいた。あの頃捨ててきた、大切な時間。ばかなアタシは当時切り捨てたそんなものが愛しくて、そっと拾う。遅くなって、ごめんね。

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

いつもありがとう(◍´ω‵◍)
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(ショート・ショート・ショート)

おとーしゃんはすごい。ぼくよりずっとおっきくて、つよくて、なんでもしってて、かっこいい。だけど、ぼくにはいっこだけ、おとーしゃんにまけないものがある。おかーしゃんは、ぼくのものだ!!

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

いつもありがとう(◍´ω‵◍)
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(ショート・ショート・ショート)

知ってるかしら、あなたが落とした服を私が拾って洗ってること。知ってる、私が寝坊した朝はカップスープを淹れてくれる優しさ。喧嘩なんて日常茶飯事。だけど、だけどね、あなたは私の好きな人。

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

次も張り切って書くね( •̀ᴗ•́ )و
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ウイルスが蔓延しきった世界

未だ原因究明はできていないが、正体不明のウイルスが世界中に散らばった。
致死率は低いものの、感染力は高く、感染した患者は症状がなくても隔離処置が施されていた。

主婦たちの井戸端会議は、もっぱらこのウイルスの話で持ち切りだ。
「3丁目の鈴木さん、感染したらしいわよ」
「確かに最近急に見掛けなくなったわね」

「学習塾の講師の方も感染したんですって」
「だからあの塾、ずっとシャッターが降りてるのね」

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きょうのあなたは大吉です!
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ベージュライトの荒野

柔らかな砂と思って足を踏み込んだ海辺はちりぢりになったガラス片で出来ていた。
温かな気候の場所で身を寄せられると思っていた私に衝撃が走る。遠い場所から見ていた包み込むようなベージュの空間は足元に来れば小雨が降り続くような場所で、眼鏡につきまとう雨粒がやたらとじっとりしている。このおろしたてのシャツで拭くのを憚られるほどだった。

「一体どうなっているんだ」

そこは所謂オアシスのような場所だと聞い

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良い一日を
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(ショート・ショート・ショート)

嘘をつくのに慣れてしまった。自分だけじゃない、周りだってそうだ。ある時彼女は、適当に、無難に、平和に事を運ぶ自分を叱った。まるで美しい花が舞うように、僕の世界にヒーローが現れたんだ。

_〆 (゜゜〃) #小説 #ショートショートショート

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