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EMDR体験記〜Part6〜深酒の反省と主治医からの質問

こんにちは、CPTSD(複雑性PTSD)と解離症の悪化によりEMDRを受けることになった芸術家になりたい現在大学休学中&精神疾患拗らせ中(発達障害、CPTSD、解離症、摂食障害、アルコール乱用等々)のHarunaです。

私が何故EMDRを受ける事になったのか、その詳細と体験記Part1~は過去に書いた記事がございます。是非併せてご覧ください。

Part6

先日、6回目となるEMDRをしてきた。今回もまだ眼球運動には入っていない。前回の通院では主に現在私が悩まされている症状の一つである解離症状、離人感についての理解を深める回であった。

今回は、前回出された宿題について私の過去についての補足的でより詳細な質問、主にこの二本立てで行った。

6回目の流れ

いつも通り、服薬している薬の話や前回からの1週間で何か変わった事がないか等の話から始まった。

この1週間で、フラッシュバックが辛く久しぶりに深酒をしてしまった日があった。
その事を主治医にも伝えたのだが、noteを読んでくださっている方にもわかるように何故私がこんなにも一度の深酒で後悔しているのか記させて頂く。


アルコールの乱用が酷かった時期(半年〜1年弱前くらいの一人暮らし時代)は自分でも何が辛いのかはっきり分からないまま漠然とした強烈な苦しにみ苛まれていた(正体はフラッシュバックなのだが、当時はあまりその自覚がなかった)。この時は連続飲酒

抑制喪失飲酒の典型で、酒を数時間おきに飲み続け、絶えず体にアルコールのある状態が数日から数ヶ月も続く。

Ministry of Health , Labour and Welfare, All Rights Reserved.

になっており、正午で終わる大学の講義後、真っ先に大学から一番近いコンビニ寄り昼間から缶ビールを隠れて飲んだりしていた。学校内は飲酒・喫煙禁止なので(まあ当然なのだが)敷地から頑張って出てそこで立ち飲みをしたりもしていた。またアルコールが切れる事に対する強烈な不安感や冷や汗から、鞄の中に隠し持ったまま講義を受けた日もあった。
今振り返るとまあ酷い生活である。とんでも案件である。当時の私はそのくらい乱用しなければ自分を保つ事が出来なくなっていたのである。


端折りまくって申し訳ないが、アルコールを超ド乱用していた時期から紆余曲折あり、ここ2、3ヶ月は基本的には飲酒せず過ごせる日が増えていった。努力の成果である。しかし完全に抑えることはまだ出来ておらず、アルコールを欲する強い感情は今でもしょっちゅう滲み出てくる。EMDRを始めてからもフラッシュバックの悪化や解離という症状と向き合おうという強い意志が反動となりストレスから衝動的にアルコールに手を付けてしまう時もしばしばあった。

フラッシュバックが悪化して苦しい時、基本的にアルコールではなく処方して貰っている抗不安薬で現在は凌いでいる。

久しぶりに深酒してしまったその日は外出していた。普段ならポーチに抗不安薬をいれお守りとして持ち歩いているのだが、その日はポーチごと家に忘れてきてしまっていた。家族と出歩いていたのだが、夜ご飯を食べにふらっと入店したお店が食事だけではなくお酒も沢山置いてある様な良い雰囲気のお洒落なお店だった(雰囲気伝われw)。正直午後からずっとメンタルが辛く、夜ご飯も食べずに帰りたかったのだが、少し遠出していたのでせっかくならと夜ご飯は外食する事になったのだ。
疲労が溜まってきていた事抗不安薬を忘れてしまった事お酒がすぐ注文出来る環境であった事、これらが重なりアルコールを飲みたい衝動がとてつもない勢いで蠢いていた。一杯だけならと何度も乱用になり失敗してきた。しかし蠢いたアルコール欲の力が凄まじく、耐える事が出来なくなったので諦めて日本酒一合を呑む事にした。やはりまだお酒をコントロールする事が出来ず、帰り道の車内でもコンビニで買ったお酒を片手に帰路へと至った。(飲酒運転は流石にしておりません。帰りは父が運転しました)家に着いてからはワインを開けた。両親が寝付いてからはビールを飲んだ。お店、道中、帰宅後合わせどのくらい飲んだのかはっきり覚えてはいないが、結構な量を飲んだのだろうなと次の日の私の身体が教えてくれた。

深酒をしてしまった事を主治医に伝えるべきか迷ったのだが、自分への戒めも含め主治医にも伝え、このnoteにも書く事にした。
禁酒しようとしている訳ではないのだが、節度ある飲み方が出来ていないので困り果てている。程よく呑むとはどのようにしたら出来るのであろうか…。


宿題と自分の解離に対する理解の深まり

主治医にざっと深酒をしてしまった日の話をした後、先週出された宿題である

https://www.musashino-u.ac.jp/rinsho/albums/abm.php?f=abm00015388.pdf&n=book_pink.pdf

  • ワークブック(こころの傷つき体験をしたあなたのためのワークブック)を全部読んでみる

  • 解離が起こった時やグラウディングに挑戦したらこのワークブックの書き込む欄に書き込んでみる

の報告をした。
私は偉い子ちゃんなので二つともちゃんとこなした。笑

前回の記事でも書いたのだが、
「いま、ここは、安全である」という感覚を意識出来ていなかった。それ故にパニックやフラッシュバック、解離等の症状が強くなっていたのだ。
と改めて実感する事ができた。
前回も主治医と詳しく話した部分であったので、今回は軽く書き込んだ宿題部分を自分でどのように出来たのか説明をして次へと移行した。

追加でされた質問事項

さらっと宿題についてやりとりをした後、主治医が
「今日は今までの聴かせて貰った貴方の生い立ちについてもう少し詳しく聞きたい事があるから数個質問させてもらうね」
と言い、後半戦は質問に答えていく形式となった。
聞かれた質問を全部覚えている訳ではないのだが、覚えている質問もあるので書いてゆこう。

  • 母親は心の痛みに敏感な人か(所謂HSP気質な人かどうか)

  • トラウマ時期、貴方の辛いという気持ちはどのようにして周囲に伝えていたのか、或いは伝えていなかったのか

  • 大学生になってから付き合い破局した元彼はどのような人柄だったか

  • アルコールを嗜好品から乱用へと移り変わってしまった経緯や詳細な出来事や時系列の整理

こんな所であろうか。
冒頭でも私のアルコール乱用について少し触れたのだが、後半の主治医からの質問の際にもアルコールについて聞かれ、今回の通院では今までの自分とアルコールの関係について改めて考えさせられた。

次回に備え

今ここは安全であるという一見すると当たり前な現実を忘れずに過ごしたい。また幸か不幸かアルコール乱用をしていた事を思い出したり、主治医に話したり、深酒をしてしまった事から、これからは少しでも心身を労ってあげたい気持ちになった。
病院の都合で来週のEMDRはお休みで、再来週の通院となる。今回はこれといった宿題は出されていないが、次回に備え、自分のできる範囲で良いから少しでもグラウディングに挑戦したり、今ここは安全であると感じながら無理せず過ごしていきたい。


最後まで見てくれた方ありがとうございます!
どうですか。皆様はヤケ酒や深酒の経験はお有りでしょうか?現在進行形で乱用や依存症に悩んでおられる方々もいるかも知れません。アルコールに脳みそをジャックされてしまい八方塞がりになってしまっていても、一旦辞めたにも関わらずぶり返してアルコール依存を再発してしまっても、決してお酒を手放せない貴方が悪い訳ではありません。

私とアルコールの奮闘話や乱用していた時期の詳細な話もnoteで書いていきたいな。
今回の記事はemdrよりお酒の話が多くなってしまいなんだか申し訳ない笑
お酒は正しく適量愉しみましょう!!そうなりたいな!!!泣笑


少しでも面白いと思ってくれたら是非また遊びにきて下さい!またいいねと思ったり自分も生きるの頑張ってます!とか応援してます!って思ってくれたら是非♡とfollowしてね!喜ぶよ!!
次回以降もEMDR受けたら体験記更新するね。

以上
Haruna.

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