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本50冊までの道のり

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2022年中に50冊以上本を読んで、読書記録していきまーす📚 (2023年に突入)
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#読書

読書記録38📚「傲慢と善良」辻村深月

読書記録38📚「傲慢と善良」辻村深月

<レビュー>

⭐️⭐️⭐️⭐️
洗濯が終わるのを待ちつつ、トーストをかじりコーヒーをゆっくり飲みながら、先日読み終わった小説について考える、そんなよく晴れた冬の土曜日の朝です☕️(我ながら優雅)

若い時はひくて数多で女性には困らなかった架ですが、結婚のタイミングを逃した後は、主にアプリで将来のパートナーを探していました。そこで真実(まみ)という女性に出会いプロポーズ。しかし、婚約者の真実は突然

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読書記録37📚「沈黙のパレード」東野圭吾

読書記録37📚「沈黙のパレード」東野圭吾

<あらすじ>
突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。 容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。 だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。 さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️⭐️
久しぶりの東野圭吾ガリレオシリーズ。今回の作品は、「容疑者は一人ではない」というのがポイ

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読書記録36📚「グッバイ・ヒーロー」横関大

読書記録36📚「グッバイ・ヒーロー」横関大

<あらすじ> 
ピザを届けるのが俺の仕事だ。
それがたとえ、拳銃を持った男が立て籠もっている場所でも。

立て籠もり現場にピザを届けることになったバンドのリーダー、伊庭亮太。だがそこにいたのは、腰の低いおっさんだった。託されたメッセージ。奇しくも今夜は大切なライブの日。だけど困っている人がいたら助けなければならない。おっさんと亮太の長い一日が始まる。次々くり出される意外な展開が止まらない!

<レ

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読書記録35📚「未来」湊かなえ

読書記録35📚「未来」湊かなえ

<あらすじ>
「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたはきっと、これはだれかのイタズラではないかと思っているはず。だけど、これは本物の未来からの手紙なのです」 
ある日突然、少女に届いた一通の手紙──。 
家にも学校にも居場所のない、追い詰められた子どもたちに待つ未来とは!? 

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️
湊かなえやから読みやすくはある。そして終始暗い雰囲気が漂ってる。

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読書記録34📚「炎の塔」五十嵐貴久

読書記録34📚「炎の塔」五十嵐貴久

<あらすじ>
銀座のランドマーク「ファルコンタワー」。高さ450メートルを誇る日本一の超高層ビルが完成した。オープンの初日、タワーには震災を生き抜いた親子、重病を克服した夫婦、禁断の恋に落ちた教師と女子高生、離婚問題に直面する夫婦など、様々な事情を抱える人たちが訪れていた。そんな彼らに未曾有の大火災が襲いかかった。通称“ギンイチ”銀座第一消防署の若き女性消防士・神谷夏美は猛威をふるう炎の中、死を賭

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読書記録32📚「カラスの親指」道尾秀介

読書記録32📚「カラスの親指」道尾秀介

<あらすじ>

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに! 最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。

<レビュー>

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読書記録31📚「向日葵の咲かない夏」道尾秀介

読書記録31📚「向日葵の咲かない夏」道尾秀介

<あらすじ> 
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐

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読書記録30📚「社会人大学人見知り学部卒業見込」若林正恭

読書記録30📚「社会人大学人見知り学部卒業見込」若林正恭

<あらすじ>
若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊

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読書記録29📚「ひとり旅日和」秋川滝美

読書記録29📚「ひとり旅日和」秋川滝美

<あらすじ>

ひとり旅、勇気を出していってみたら、そこは知らない世界が広がっていた!

人見知りで要領の悪い日和は、仕事場でも怒られてばかり。社長から気晴らしに旅へ出ることを勧められる。最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの同僚に後押しされ、日帰りができる熱海へ。神社を訪れ、出来立ての茹で卵の味に舌鼓を打ち、干物の味に感動!さらにそこには、思わぬ出会いが待っていた。ひとり旅の楽しさ

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読書記録28📚「イルカも泳ぐわい。」加納愛子

読書記録28📚「イルカも泳ぐわい。」加納愛子

<内容紹介>
Webちくまの人気連載「何言うてんねん」に、初の短編小説「帰路酒」他、書き下ろしを加えた全40篇を収録。
言葉のアップデート、しすぎちゃう?

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️

留学時代のお友達と飲んだ帰りの電車で好きな音楽を聴きながらほろ酔い投稿〜まだ飲み足りてないよ〜支離滅裂な文章になるかもやけど書きたい気分なので失礼します。(いつもやけど)

webちくまという筑摩書房のwebサイ

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読書記録27📚「キッチン」吉本ばなな

読書記録27📚「キッチン」吉本ばなな

<あらすじ>
家族という、確かにあったものが年月の中でひとりひとり減っていって、自分がひとりここにいるのだと、ふと思い出すと目の前にあるものがすべて、うそに見えてくる―ー。唯一の肉親の祖母を亡くしたみかげが、祖母と仲の良かった雄ーとその母(実は父親)の家に同居する。日々のくらしの中、何気ない二人の優しさにみかげは孤独な心を和ませていくのだが⋯。世界30ヵ国以上で翻訳され読みつがれる永遠のベストセラ

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読書記録26📚「殺し屋、続けてます。」石持浅海

読書記録26📚「殺し屋、続けてます。」石持浅海

<あらすじ>
殺し屋に商売敵現る!!異色の短編集第二弾。ひとりにつき650万円で始末してくれるビジネスライクな殺し屋、富澤。そんな彼に商売敵が現れて——異色の殺し屋シリーズ第二弾。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️
やっぱり第一弾と同じく一話完結型。殺し屋としてターゲットを殺害するために、人を観察してる最中、色々と奇妙な行動を取るターゲットの謎を探る。

第一弾とは違って、謎の女版殺し屋が出てきたり、

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読書記録25📚「監禁」秋吉理香子

読書記録25📚「監禁」秋吉理香子

<あらすじ>
幼い娘の育児と仕事の両立に限界を覚えた由紀恵にとって、今日が勤務の最終日。夜勤の間は、夫の雅之が自宅で娘を見ている。だが、ラインのメッセージに返事はない。電話をかけても繋がらない。由紀恵は自分に執着していた不気味な患者の存在を思いだし、胸騒ぎを覚える。家族の絶望と狂気、そして再生を描いた戦慄のサスペンス。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️⭐️
少し前におもしろいって読書好きインスタグラマ

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読書記録24📚「そういうふうにできている」さくらももこ

読書記録24📚「そういうふうにできている」さくらももこ

<あらすじ>
この腹の中に、何かがいるのである。大便以外の何かがいる...!テスターによるショーゲキの妊娠発覚、どん底でバカバカしいギャグを考えてた悪阻期、悪魔の封印石のような強情な便との壮絶な戦い、と、期待にたがわぬスッタモンダの十月十日。そして、とうとう生まれたよ。あたしゃ、おかあさんになっちゃったよ。そう、まる子も人間、人間も宇宙の生命体、そういうふうにできている、のです。

<レビュー>

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