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読書記録28📚「イルカも泳ぐわい。」加納愛子

<内容紹介>
Webちくまの人気連載「何言うてんねん」に、初の短編小説「帰路酒」他、書き下ろしを加えた全40篇を収録。
言葉のアップデート、しすぎちゃう?


<レビュー>
⭐️⭐️⭐️

留学時代のお友達と飲んだ帰りの電車で好きな音楽を聴きながらほろ酔い投稿〜まだ飲み足りてないよ〜支離滅裂な文章になるかもやけど書きたい気分なので失礼します。(いつもやけど)


webちくまという筑摩書房のwebサイト(アナログ(本)とデジタル(web)の架け橋となる役割を担うサイトらしい)に載っている、加納愛子の人気連載から持ってきたエピソード集です。



芸人ってほんまに頭おかしいんやろなっていう人も多い中、加納さんは根が真面目でお笑いに真っ向から取り組んでいるってイメージを持っています。不真面目な人より愚直に真面目に取り組んでいる人の方が自分と似てるな〜親近感沸くな〜、あ、Aマッソ加納がエッセイ出してるらしい、このエッセイを読めば人類の中で一番尊敬してる芸人の中でも勝手に親近感を覚えている彼女の心の内が見えるかも!ということで読んでみました。


一番に思ったことは、生きている上での感性?物事における着眼点?がなんか私と違う、ということ。勝手に親近感覚えてたから勝手に裏切られたような感覚😹
相方の愛ちゃんが手紙に書いていた「ありがとーぅ」の小さい「ぅ」が気になって、そこを深掘りして1エピソードにしてたりするとことか。ほんまに日常のなんでもない出来事に着目して加納ワールド作ってんなーって印象。


一芸人の日常を切り取ってその時感じた感情を記したエッセイというよりかは、一つ一つのエピソードをめちゃくちゃ凝って書いてる、もはや一つの小説を読んでるような感覚。aマッソのネタはあんまり知らないですが、THE W のプロジェクションマッピング使ったネタを見て凝ってんなぁ〜仕上げてきてんなぁと、印象には残ってて、あー、あのネタ作った人と同じ人が書いてるわって読んですぐピンときた。


特に2つ目の「拳銃」は構成が上手く練られてるなぁ加納っぽいって思いましたね。あとは正直なんかよく分からんエピソードもありました。「埼玉西武ライオンズ(複数形)vs オリックス・バファローズ(複数形)」とか「お雑煮って、笑いながら走ってくる歌舞伎役者みたい」の巻」とか。彼女の想像力というか表現方法?が飛躍しすぎててついていけないと思いました。やっぱり芸人ってみんな頭のネジ飛んでるかも。



大した趣味もないし、芸人の単独ライブとか見に行ってみようかな〜そこで芸人とのパイプ作れたりせんのかな〜東京綺麗な人溢れすぎてるから無理か〜。そろそろ最寄駅、明日も充実した1日になりますように🤞🏼

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